塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

映画アラビアのロレンスより

2022-03-14 21:23:43 | 日記
 デイビッド・リーン総指揮の映画「アラビアのロレンス」を、ブルーレイで鑑賞しました。

 224分という長時間のため、インターミッション(小休止)がありまして、僕は2日に分けての鑑賞でした。

 やはり英国が英国であると思ったのは、ロレンス(アラブ人からはオレンスと呼ばれる)が、水がもったいないと指摘されがならも、砂漠の地で剃刀をで丁寧にひげをそり、どんなに日差しが強くとも、軍服との首元を緩めず、ネクタイを外さない点です。

 ロレンス中尉(最終的には大佐となる)役はピーター・オトールが指名されましたが、彼自身もネクタイの結び目の美しさや背広の着こなしに定評があったのかもしれません。

 ギャリー・リネカーが名古屋グランパスエイトに移籍すると決定した際、関係者はいかにイングランドン実力者でも、名古屋の酷暑はきついだろう、リネカーは既に33歳だし、慣れるには時間が必要だと考えた様子です。

 ただ、その酷暑の夏場でもリネカーは首元のネクタイを緩めることなく、まさに清々しいいで立ちだったと聞きました。

 英国は数多くの植民地を過去保有していましたが、赤道に近い炎天下の国に赴いても

 麻や軸に背広を仕立て、悠々と闊歩する
 当然、紅茶を飲む習慣を忘れない

 というように、僕らが脳裏に刻む英国紳士といういで立ちだったと聞きました。

 イングランド代表は現在マークス・&・スペンサーから公式スーツの提供を受けていますが、2018年ワールドカップのような好成績が続くならば、オースチン・リードやギーブス・&・ホークス、またはポール・スミスのような名門や有名デザイナーが、仕立てることになるかもしれません。

 実は僕も夏場、ネクタイを外しませんし、ひげも丁寧に剃っているとは思いますが、ロレンスの姿を見て襟を正そうと思いましたよ。
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世界で一番つらい代表監督を考えて

2022-03-14 20:13:26 | 日記
 僕はこれまで一番重圧を感じているだろう代表監督は、ロベルト・マンチーニだと捉えていました。

 それは欧州選手権2020でイタリア代表は優勝した一方で、2022年カタール・ワールドカップはストレート・インできずに、プレイオフに回ることになったためです。

 2018年ロシア・ワールドカップの際は、スウエーデン代表の前に敗れ去り、ホームで行われたサンシーロでは

 1・終了間際、GKのジャンルイジ・ブフォンがゴールマウスを飛び出し、最前線で構える
 2・指揮官ジャンピエロ・ヴェントーラが、交代選手としてダニエレ・デロッシを指名
 3・しかしデロッシ本人が、俺ではなくロレンツオ・インシイェーニェを起用しろよ、と反旗

 という混乱ぶりでした。

 つまり、仮にプレイオフで敗れたとすれば

 1・マンチーニは欧州選手権優勝監督監督ではなく、2大会連続でワールドカップに導くことができなかった監督
 2・これまでのキャリアに大きな傷を残す

 事になるからです。

 サンプドリアで現役生活を送っていたころから、その強気な姿勢は有名でしたが、マンチーニの胸中はどのようなものか、と思っていましたが、むしろロシア代表監督のヴァレリー・カルピンの方が、明らかに難しい状況ですよね。

 彼は代表監督して選手を指名し、練習をしたとしてもプレイオフせ対戦するポーランドやチェコ、スウエーデンがボイコットしていますから、試合そのものが成立しません。

 かつてユーゴスラビア代表が完全に嫌悪されていた時代、対戦相手を求めて蒸し暑い中国まで遠征し、試合をするしかありませんでしたが、現状ロシア代表が今後試合をするとすれば、その中国やベラルーシという、近隣諸国、しかも格下したないと思うのです。

 政治とスポーツは別物という言葉がありますが、カルピン、そしてウクライナサッカー協会(ウエブ版のゲキサカでは、ガンバ大阪に在籍したプロタソフの近況が確認できます)も、この言葉をしんじてはいないでしょうね。
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チェルシーとASモナコの違いについて考える

2022-03-14 19:38:56 | 日記
 イングランドではチェルシー、というよりも「ロマン・アブラモビッチ包囲網」が敷かれつつあります。

 既にロメル・ルカクはインテル・ミラノ復帰を希望していると囁かれていますが、ラウタロ・マルティネスとエディン・ジェコの2トップを崩すことは、シモーネ・インザーギ監督にとっては悩みの種かもしれませんね。

 ただ、リーグ1ではプレミア・リーグのような喧噪がありません。

 ASモナコは2017年、レオナルド・ジャルディム政権下でリーグ1王者となり、あのキリアン・エムバッペが台頭した事でも知られています。

 そのASモナコのオーナーは「ロシア出身」のドミトリー・リボロフレフであり、ベルギー1部リーグのセルクル・ブルージュのオーナーでもあります。

 モナコ「公国」という独立した国家でも知られていますが、ルイ2世スタジアムに観客は集まらないという定説がある一方で

 マルセロ・ガヤルド アルゼンチンン代表
 ヴィンチェンツオ・シーフォ ベルギー代表
 マルコ・シモーネ イタリア代表
 クリスティアン・ヴィエリ イタリア代表

 という、名の知れた選手たちが在籍したことでも知られています。

 特に1999年のリーグ優勝時、マルセロ・ガヤルドは大活躍を見せ、2017年のリーグ1制覇はその時以来の歓喜でしたよね。

 モナコはサッカーよりも

 富裕層が集まる存在
 フォーミュラー1のモナコ・グランプリ

 の方が知られていると思いますが、リボロフレフは過去、自分にフランス国籍が与えられないことに不満を見せ、モナコを手放す可能性がありましたが、彼自身将来的のロシア国籍では何か「不具合」が起きる可能性があると感じていたのでしょうか。

 今のところリボロフレフに言及するリーグ1幹部は存在しない模様ですが、今後、彼のオーナーシップにも影響が及ぶ可能性は捨てきれないと思うのです。
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今でも強いデイビッド・ベッカム

2022-03-14 19:27:04 | 日記
 マガジンハウスが刊行している雑誌「アンアン」

 現在はどうかわかりませんが、定期的にセックス特集を組むと同時に、私たちが抱かれたい男性という形で、歌手や俳優がランキング方式で紹介されていました。

 実は先日、この抱かれたい男性のサッカー選手版が海外で発表され、1位はイングランド代表主将を務めたデイビッド・ベッカムであり、引退した選手で登場したのも彼だけ、という圧倒的な支持率でした。

 現役の選手ではロナウドもメッシもノミネートされていたそうですが、ヴィクトリア・ベッカムは世の女性たちが抱かれたくて堪らい存在を(セックスを含めて)独占していると言えそうですが、過去にはどうやら「例外」もあったようですがね。

 僕がここでお話ししたいのは、抱かれたいという希望ではありません。

 僕は海外に出かけたことがないので、日本国内だけに的を絞りますが

 1・生理用品や女性専用尿漏れパッドのCM
 2・ウイングやトリンプに代表される、ブラジャーのCM

 これらは「性的な事柄」としてどうして問題にならないのでしょうか。

 僕は見ていて別に「放映しなくても良いのではないか」と思うためです。

 逆の立場でメンズ・プレシャスのような男性専門誌が

 「この女性とセックスしたい、抱きたい」

 と特集したと仮定します。

 編集部はそんな企画、微塵も考慮しないはずですが、実現すれば女性側から大きな批判が起こるように見受けられます。

 また、男性肌着のテレビCMは近年見かけることはありませんし、全裸ではないとしても女性が相当数肌を露出するテレビCMを流すことは、むしろ女性側が嫌悪しても不可思議ではないと思うためですが。実際そんな意見は無いのでしょう。

 仮に男性の性的関心事項がテレビCMとして採用されたなら、大きな困惑と共に批判的な声が多いと思いますよ。

 ではどうして「女性版」は異なるのかを、ただ考えてみたにすぎませんが。
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