塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

バック4かバック3かに見られる些細な事柄

2022-03-15 19:17:43 | 日記
 かつてサッカーには、バック3とバック4,どちらが攻撃的に振舞えるのかという議題がありました。

 既にこの議論は古臭いと思いますが、イングランド代表のように伝統的にバック4でラインを構成する代表も、ギャレス・サウスゲイト監督は3-4-2-1を用いるように、攻撃的かどうかという面よりも、自分が選出した選手たちを最高の形で戦わせるための方法論。

 と考えていると思います。

 ベルギー代表もイングランド代表同様に3-4-2-1を採用していますが、フィリップ・トルシエに見られた選手の資質ではなく

 大前提がフラット3
 フラット3をこなせる選手たちだけで最終ラインを構成する

 わけではありませんよね。

 ただ、僕たちの周囲にはバック4かバック3かのような、些細な事柄でももめることが多々あります。

 我が家もそうで

 僕には僕の考えがあって実行したこと
 母には母なりの思惑があってこその態度

 があるのですが、以前お伝えしたこともありますが、父はそれらを簡単に一刀両断し、自分の意見や論理こそが最適解といってゆずりません。

 僕は自分に自信を持つような出来事が多くありませんが、その背後にが自分の意見を出しても、軽んじられていると思うことが多いこと、この体験が尾を引いているように感じられます。

 三浦知良が過去

 ブラジルでは選手も監督のプロ、対等な立場だと思っている
 だから僕も監督に言いたいことは必ず伝えてきたよ

 と語りましたが、日本社会、特に「家」を昭和伝統の風景が残っているならば、それはある意味で「絵空事」ではあるでしょうね。

 塩野七生は、ローマは引くことを知っていたと語っていますが、勝者は敗者を立てることを知っています。

 稲森和夫に代表される名経営者は、どんな立場の人物にも全く同じ物腰、言葉遣いを用いると言いますが、僕もそうありたいと思いますよ。
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来日する外国籍選手たちから感じる点

2022-03-15 14:46:50 | 日記
 新型コロナウイルスの影響下であっても、Jクラブには必ずブラジル出身選手、もしくは移籍してくる選手がいます。

 これはサッカーに限らず、ブラジルから「出稼ぎ」の形でやってきて定住する方が多いこと、JSLの時代から指揮官(読売クラブのペペなど)、選手が在籍していたことがあるでしょう。

 つまり同胞のいる安心感、というわけですね。

 ラモス瑠偉は日本で暮らしたはじめたころが、醤油の匂いがきつく感じたと語ったことがあるように、外国籍の方からすれば調味料ひとつからして、馴染まねばならない事柄が多いこともわかります。

 セザール・サンパイオは1998年ワールドカップに出場し、初戦のスコットランド代表戦で得点を挙げた、当時の名セントラル・ミッドフィルダーであり、サンフレッチェ広島や柏レイソル、そして横浜フリューゲルスなどに在籍した、印象の強い選手です。

 彼によれば、ブラジル国内と比べるまでもなく、日本の治安は抜群であり、お嬢さんたちもブラジルに帰国したいと思う事がなかったようです。

 つまり日本に移籍することは現状
 
 1・競技面ではブンデスリーガやプレミア・リーグには及ばない
 2・報酬でも欧州クラブと比較して水をあけられている
 3・ただ侮蔑的表現や、水道、公共手荒いなど、設備という面では抜群である

 という形になります。

 つまり欧州より生活面では快適と考えられる事柄は多く、逆の報酬と競技面をある程度向上させることができれば、Jリーグgはもっとアジアと欧州から外国籍選手を招くことができるのではないでしょうか。

 ただ地震や台風の多さという生前災害、欧州と南米のいずれからも離れている地理的要因が克服できませんから、できると事柄から始めたいものですね。
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ロジックは心に訴えない代物でしょうか

2022-03-15 14:19:30 | 日記
 ロジック、つまり理論は人々の感情に訴えない気がします。

 欧州や南米からJリーグで指揮を執るため来にした人物たちは、皮肉と驚きの両方で

 「日本のファンは戦術論が好きだね」
 「でも戦術で必ずしも勝敗は決まらないと思うけど」

 と語ります。

 僕も同意見で、記者でも戦術に秀でている方がいますが、ならば記者をやめて監督ライセンスを取得して、陣頭指揮を執ったら良いと思いますね。

 ちなみに最近、元日本代表経験者たちが代表選手と森保一日本代表監督に言及することも多くなりました。

 彼らも言いたいことだけは言って、監督業やGM、内田篤人のように代表のロール・モデルコーチのように、指揮官、経営者としての視線、FIFAの公用語として大前提として英語を理解する、ということには一切触れないと思います。

 アマチュアの僕でさえ、毎日のように英語の教科書読んでいるんですよ。

 ならば、彼らは代表を批判する前に、徹底した自己批判を含めて自分がすべきことは批判ではない、と思わないことが不思議ですね。

 よくラファ・ベニテスやアリゴ・サッキが理詰めで戦術を説いてきたと言います。

 逆に言えば細かいことではなく、古鎌過ぎる指摘、そしてロジック、そんなことくらい僕が指摘しなくてもわかるはずだよな、という観点は、明らかに選手を飽きさせ同時に疲れさせてしまうと思います。

 僕個人、サッカーにおける戦術は

 1・選手が試合中、迷いや疲労感を感じずに戦うための事柄
 2・実際の戦争でいえば補給、つまり最前線までに水と食料、軍服と弾薬が届けらるかどうか
 3・試合内容に応じて変化するもの

 だと考えています。

 つまりそれは選手が自分の長所、言い換えれば武器を最大限、最高に活用して勝ち点3を得るための方針であり、指揮官が「戦術家」を名乗るための代物ではないという事です。

 繰り返しになりますが、元日本代表選手たちもライセンスを取得して指揮官になったらよいと思いますよ。

 その時きっと

 「俺があの時指摘した批判はここまで的外れだったのか」
 「俺の指摘、あながち間違っていないな」

 と様々思うと思います。

 ちなみに僕、もうアルコールを接種しませんし、インスタント食品も極力口にしませんが、選手が口にしないものはアマチュアの僕の口にしない方が、より選手に近くなるのではないか、と感じた為ですよ。
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近況のマドンナからディエゴ・マラドーナを思う

2022-03-15 14:01:39 | 日記
 非番で昼食を自宅で食べていますと、フジテレビの「バイキング」が、歌手マドンナについて特集していました。

 英国紙デイリー・ミラーが掲載した彼女の写真と、マドンナ自身がファンに提供しているインスタグラムの表情に、大きな隔たりがあると大きく報道したというのです。

 マドンナガマドンナであり続けるために
 世間が自分に向けられるその人生

 つまり、マドンナは「マドンナ」であり続けること、自縄自縛という形である一定の年齢から過ごし続けているのではないでしょうか。

 徳間書店が独占版権を得て刊行したデニス・ロドマンの自伝「悪がままに」において、彼がマドンナと交際していたことをありのままの伝え、マドンナが激昂したことが話題になりましたが、ある意味ロドマンの自伝は、彼女の宣伝にもなったと言えるように思えます。

 自縄自縛という意味で、僕はマドンナの近況から

 2020年11月25日に他界したディエゴ・マラドーナ
 マラドーナならばきっと何とかしてくれると周囲の身勝手さ
 ナポリにおける神格、同時に麻薬におぼれた日々

 を思い出しました。

 マラドーナがマラドーナでありつづけるためには、米国ワールドカップを去る事になった理由、ドーピングに頼ってでも、自分が背番号10を背負う必要があると感じていたのでしょうか。

 映画でいえば常に主演男優賞を獲得しなくてはならず、「助演」男優賞では駄目だという考えが、本人からも周囲からも消えることがなかったように思います。

 マドンナも助演女優では駄目だという、ある種の観念があるかもしれません。

 僕個人はインスタグラムと同時に、写真加工はしたことがなく、プリクラも利用したことがありません。

 逆に言いますと、共同通信がアフロ・エージェンシーがワールドカップにおいて、選手と指揮官の表情をそのまま伝えることの方が、今後はある意味価値を持ち、同時に加工をしない数木少ない事例になる気がします。
 
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