塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本代表、ジャージのテーマは折り鶴か

2022-08-28 21:20:50 | 日記
 日本代表をサポートするアディダスはこれまで「日本の伝統文化と風土」を、ジャージデザインに落とし込んできました。

 2002年 富士山
 2006年 日本刀
 2014年 円陣
 2018年 刺し子

 などが代表例であり、そこの日の丸と八咫烏が加わります。

 まだ正式発表はありませんが、2022年カタール・ワールドカップに際し、アディダス・ジャパンが採用した日本の伝統は「折り鶴」のようで、既にそれらしき画像が公開されています。

 日本代表の青は「紺色」に近いものもあれば、2009年のように明るい青にさし色が従来の「赤」ではなく「黄色」という事例もあります。

 ただ、今回のジャージが正式採用されるならば、従来の青と赤の色彩という形になりますね。

 よく指摘されることに

 「どうして日本代表ジャージは青色なんだろう」
 「ほかの国は多くが国旗と同じ色彩だよね」
 「日の丸を考慮すれば赤と白が基本だけど」

 という声もあり、だからこそ過去、アシックスは「赤ジャージ」を提案したように思います。

 もちろんこれらの事例が多いことは確かですが、イタリアのように国旗ではなく「我らが海」と太古から畏敬の念を抱いできた「地中海」を連想させる国もありますし、一概にジャージと国旗の色彩が同じ、とも言えません。

 ただ、イタリア代表は多くの国と異なり、1980年代と90年代は契約先のロゴを隠していましたね。

 したがってこの時期スポンサーであったル・コック、ディアドラ、ナイキからすれば「販促活動」という点で物足りなく感じたようにも見えますが、ある意味この奥ゆかしさがイタリアらしさだったようにも見えます。

 2002年のカッパ以降はブランドロゴが確認できますし、イタリア代表も日本代表同様アディダスと契約になりました。
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清水梨沙、ウエストハム・ユナイテッドが新天地となる

2022-08-28 21:04:35 | 日記
 日本女子代表の清水梨沙が、日テレ・東京ヴェルディベレーザからウエストハム・ユナイテッドへの移籍を表明しました。

 興味深いのは米国女子プロバスケットボール「WNBA」やバレーボールのセリエAのように、女子選手がプロフェッショナルとして報酬を得ているリーグは他にもあるものの、日本から選手を補強しようと意識がさほど感じられない点です。

 ならば日本女子代表が、競技に限らず女性選手の門戸を拡大する形になるかもしれません。

 欧州クラブ、米国クラブがプロリーグ発足1年目が終わったばかりの日本に注目するのは、リーグよりもユース代表とA代表の好成績に起因していると思われます。

 2011年 ワールドカップ優勝
 2012年 ロンドン五輪の銀メダル

 は今でも強い印象ですが、日本女子代表はアジア杯でも優勝していますし、アンダー20とアンダー17でも世界王者に輝いています。

 高倉麻子東京五輪代表監督は、このアンダーの世代で育成と結果を両立させたからこそ、A代表の指揮官に推挙されたわけですし、池田太代表監督もコスタリカ開催のアンダー20女子ワールドカップで決勝に進出し、スペイン女子代表と対戦します。

 それだけ各国からすれば、日本女子サッカーと選手たちは侮れないと思われている、だからこそ獲得したいと考えるように思いますね。

 一方で海外の女子選手たちも、日本に移籍してもよいと思う選手が案外いるようですよ。

 ですからリーグの整備と報酬体系など、今後より突き詰めていくことで各国代表がWEリーグに移籍する事例は増加傾向となる、そんな気がします。

 ウエストハムに限らず、アーセナル、チェルシーと男女問わずプレミアの女子クラブはやはり知名度が高いですね。
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鎌田大地、SLベンフィカと個人合意か

2022-08-28 20:53:15 | 日記
 SLベンフィカは確か世界で最も多くのファンを持つクラブだったと記憶しています。

 UEFAチャンピオンズ・カップとエウゼビオの存在は既に1960年代と古色蒼然という意味合いもあるでしょう。

 しかしそれ以後も

 マヌエル・ルイ・コスタ ポルトガル代表
 パブロ・アイマール アルゼンチン代表
 ダヴィジ・ルイス ブラジル代表

 という個性あふれる選手が在籍してきました。

 SLベンフィカはUEFAチャンピオンズ・リーグでは8強進出は手堅い選手層を持つ反面、アヤックス・アムステルダムやクラブ・ブルッヘのように、獲得する選手はできる限り安値で、売却する際は高値でというように、売却と獲得のセットをち密に分析しています。

 その代表例がレアル・マドリードに旅だったかつての主力

 ポルトガル代表 ファニオ・コエントラン
 アルゼンチン代表 アンヘル・ディ・マリア

 の2選手ではないでしょうか。

 どうしてベンフィカの話を始めたかと言いますと、ここにきて鎌田大地がSLベンフィカに移籍するという話が浮上したためです。

 これはあくまで彼の希望であり、少なくともフランクフルトがこの日本代表と、リーグ戦とUEFAチャンピオンズ・リーグの掛け持ちに必須の存在と考えてはいるようですが、実際は21億円程度の現金収入が可能ともいわれます。

 仮に鎌田大地がいせきするならば、リスボン・ダービーで守田英正が彼のマークにつくかもしれません。

 過去、デルビー・ミラネーゼにおいて本田圭祐と長友佑都の出場が気がかりでしたが、欧州の有名ダービーで日本人選手同士が普通に戦うことが、さほど珍しくなくなりつつあることは、やはり感慨ぶ会と言えますね。
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