塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

古着を探しながらスカウトを考えました

2022-08-30 19:12:31 | 日記
 今日非番の僕は、先日試着した「アルフレッド・ブラウン」の生地を採用した中古スーツを、再度下見にでかけたのですが、結局購入は見送りました。

 一方で同じように前回も試着した「イタリア・マルゾット社の生地アルタ」を用いた夏用上着を買いました。

 この素材はコットンにモヘアを混ぜたもので、通常ウールにモヘアは多く見かけますがコットンとモヘアはなかなか見かけません。

 価格も3000円以下で、ブランドはグリーン・レーベルリラクシングということで購入に至りましたが、購入しながら考えたのはサッカーのスカウトでした。

 最新号のワールド・サッカーキングはACミラン特集ですが、それはミランが2022シーズンのイタリア王者ということもありますし、前年はインテルミラノが優勝したこともあり、再度ミラノは注目すべき都市だと考えたこともあるでしょう。

 巻末には1996-97シーズンのバロンドール受賞者であるジョルジュ・ウエアの歩みも掲載されており、アルセーヌ・ヴェンゲルは常にウエアを励まし、彼を我が息子のように接したとあります。

 スカウトも当時からアフリカ諸国は確認していたと思いますが、当然狙っていた選手が他のクラブと先に契約してしまう事例があるでしょうし、試合中の怪我で長期離脱という可能性は否定できません。

 ドイツではトーマス・クロードという辣腕の代理人が日本代表選手たちをブンデスリーガへ紹介する一方、東アジアやオセアニア、近年では西アジアと東南アジアでもプロリーグは盛り上がりを見せていますから、毎日が視察というの名の旅路と言えますよね。

 僕のようにただ服を試着して合わないではなく、人生がかかっている選手たちと接することは想像以上に過酷であり、だからこそ選手の成長がうれしくて仕方がないという点がだいご味と感じます。
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重責を担う選手の意義について

2022-08-30 05:43:05 | 日記
 NFLのタンパベイ・バッカニーズに在籍していたQBのトム・ブレイディ。

 スーパーボウル獲得を置き土産に引退したとばかり思っていたのですが、どうやら現役を続けている模様で新シーズンもブレイディの動向は、多くのマスメディアが伝えてゆくでしょう。

 一方でブレイディはスーパーボウルの優勝7度という、誰もが及ばない圧倒的な優勝回数を誇りますから、45歳の彼が先発であり続けることはタンパベイ・バッカニーズにとっては嬉しいことでもあり、同時に苦しくもあると思うのです。

 45歳でフィジカル・コンタクトの絶えないNFLで活躍し続けることは、並大抵のことではありません。

 しかも史上最高の選手とまで讃えられる選手を「ベンチ」にひっこめることを指揮官が決断すれば、それが後進を育てたい、ブレイディが怪我をした際の保険とわかっていても、ファンは失望しブーイングを浴びせかねません。

 それだけブレイディの存在価値は、本人が考えている以上に大きいのではないでしょうか。

 2008年、アルセーヌ・ヴェンゲルはアーセナルの代名詞であったティエリ・アンリをFCバルセロナに売却します。

 この移籍はアンリの希望ともされますが、ヴェンゲルは

 アンリという大きな存在が、ロビン・ファンペルシの成長を抑え込んでいる
 ならばアンリを売却し、ファンペルシをもっと起用しよう

 と考えたといいます。

 つまり、アンリをFCバルセロナに売却することで、ファンペルシの成長を手助けし同時にクラブ全体の考えを改める、つまりアンリにいつまでも頼れないよという意識を植え付けた、という形になったわけです。

 以後アーセナルは絶対的な顔が不在なわけですが、それでもヴェンゲルはこの決断を後悔することはなかったと思いますし、アンリもアーセナルとは良好でしたよね。
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アーリン・ハーランド、既にプレミアを席捲し始める

2022-08-30 05:16:52 | 日記
 4試合で6得点。

 マンチェスター・シティに在籍するアーリン・ハーランドが、移籍初年度から爆発的な活躍を予感させはじめ、他のクラブがすでに警戒し始めています。

 マンチェスター・シティは2012シーズンから都合10年、アルゼンチン代表のセルヒオ・アグエロがその重責を見事果たしたわけですが、ハーランドの在籍により、やはり無効10年シティはセンター・フォワードの補強を考えなくてもよいと思います。

 彼が移籍を明言しない
 故障やレッドカードに代表される、カード・トラブルに見舞われない

 という条件付きではありますが。

 フランス代表のキリアン・エムバッペとともに、今後FIFAバロンドールの受賞を分け合うに違いないと囁かれるハーランドですが、彼の決断を考慮しますとエムバッペの選択がどこか奇異に見えてきます。

 プレミア・リーグは今季昇格したノッティンガム・フォレスト、またはレスター・シティやウオルバー・ハンプトンのような地方クラブでも、どんどん資金を費やして補強をしテレビマネーの分配が桁外れなプレミア・リーグ残留を目指します。

 従ってリーグ戦のレベルは実に拮抗しており、リバプールやチェルシーのような近年のチャンピオンズ・リーグ優勝クラブでさえ、たやすく勝利できる試合はほぼないといえます。

 しかしリーグ1はモンペリエやアジャクシオなど、地方クラブも奮闘、健闘はしますが、財務と戦力だけを考慮すればパリ・サンジェルマンの優位性はまるで動かず、極端な緊張は強いられないように見えませんか。

 エムバッペの残留にはニコラ・サルコジ、エマニュエル・マクロンというふたりの大統領経験者の発言も関与している、とささやかれていますが、エムバッペのパリ・サンジェルマン残留がもし彼の成長や志にマイナスの影響を与えるならば、それは考えるべき事柄、ではないでしょうか。
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セルティック・グラスゴーの歴史の中で

2022-08-30 05:06:14 | 日記
 セルティック・グラスゴーの歴史において、重要な役割を今でも果たしている選手たちがいます。

 まずは1967年、当時「グランデ」と畏怖されたインテル・ミラノを3-1で撃破し、スコットランドに初めてUEFAチャンピオンズ・カップをもたらした通称「リスボン・ライオンズ」と讃えられた選手たちがそうですね。

 決勝の地がポルトガルのリスボンだったことが由来ですが、当時のインテル・ミラノはジャチンド・ファケッティを軸に精鋭ぞろいの強豪だったこともあり、優勝の感慨深さは相当だったと思います。

 そしてヘンリク・ラーション。

 このスウエーデン代表は2022年の現在でも、恐らくセルティック・グラスゴーの歴史上、一番その存在を知られる外国籍選手ではないでしょうか。

 よく中村俊輔が彼と対比され

 「中村は素晴らしいがまだラーションの域には及ばないよ」
 「ラーションは今でも私たちの心にいるよ」

 とファンが語るほど敬愛された存在でした。

 ラーションは7年セルティックに在籍しましたが、スコットランドという小規模なリーグ運営の中で7年という歳月はやはり長期になります。

 その間、ラーションには移籍の検討もあったと思いますが、とどまり続けたことでファンが信頼し続けたこと、そこには結果もついてきたわけですが、大きな存在となったはずです。

 中村俊輔もヘンリク・ラーション同様に大きな役割を果たしました。

 特に2006-07シーズン、UEFAチャンピオンズ・リーグのマンチェスター・ユナイテッド戦、ホームのセルティック・パークで魅せたフリーキックは、宿敵のレンジャーズ・グラスゴーのファンでさえ納得する一撃で、セルティック・ファンを狂喜させたものです。

 彼らと同じ道のりを古橋享吾が歩んでいるとすれば、それは彼にとって幸運な出来事ではないでしょうか。

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