僕の手元にあるブランド品は、ほぼ中古品です

　サッカーでは若い選手がいきなり老舗クラブのレギュラーを獲得し、早い段階で高級を得る場合があります。

　例えばASローマの代名詞であるフランチェスコ・トッティの１軍登録は１６歳の時でしたし、日本でも東京ヴェルディに在籍していた森本貴幸のデビューは大きく報道されたものです。

　若い選手がいきなりマスメディアやファンから「ちやほや」された場合、錯覚が生じて天狗になる可能性は否定できず、その選手を辛辣な言葉でいさめたのが、イビチャ・オシムでありファティ・テリムでした。

　ではその選手たちがもし、メルセデス・ベンツやアウディを購入し練習場まで出かけたとしましょう。

　そしてその車が「中古」もしくは「製造中止」という不人気車種であっても、指揮官は「天狗になるな」と声をあらげるべきでしょうか。

　僕は手元にいくつかのブランド（メゾンというべきでしょうか）の品があります。

　アルフレッドダンヒルやエルメネジルド・ゼニアのネクタイ
　バリーのハンドバッグ
　サルバトーレ・フェラガモの長財布とロエベの小銭入れ

　でもこれら、全部「中古品」でして、丹念に状態を見極めながら自分でお金を出せる範囲で購入したものです。

　ちなみに僕は通気用の鞄はイタリアの「フェリージ」、携帯する弁当箱はフランスの「エルベ・シャプリエ」を使用していますが、この２点は「ブランド・バーゲン」で購入したもので、価格は半値かそれ以下なんですよ。

　若い世代ははしゃぎやすい、調子に乗ってクラブの和を乱す、かもしれません。

　その一方でしっかりと地に足をつけて毎日練習に励む選手だっていますよ。

　今、キリアン・エムバッペが不遜だという記事が多く出ていますが、彼の場合はある意味レアル・マドリードの移籍を断ったことを考えているためではないでしょうか。

ガンバ大阪の低迷が目立ちます

　ヴィッセル神戸の不振ばかりが目立つ一方、片野坂体制を維持するガンバ大阪も苦しいですね。

　このままではジュビロ磐田も含め、この３クラブがJ2降格の最有力候補となってしまいます。

　清水エスパルスは何とか一息付ける気配が漂いますが、ガンバ大阪は下手をすれば２０１２年以来２度目の降格となりかねません。

　１０年前は不振の理由にある意味「明確さ」がありました。

　１・西野朗体制から新監督セホーンをブラジルから招く
　２・しかし実質指揮官は彼ではなく呂比須ワグナー
　３・降格を免れるために松波正信という切り札を出すも結果は降格

　というように、まずシーズン開幕前の準備がよくありませんでした。

　僕は今季のガンバ大阪の試合を見ていないので何とも言えませんが、宇佐美貴史の離脱は大きいと思いますし、昌子源を軸にした最終ラインが不安定なのでしょうか。

　ジュビロ磐田は伊藤彰氏を解任し、今季の補強をつかさどった鈴木秀人氏もクラブを去ります。

　この決定はある意味で

　「我々は低迷を深刻に受け止めています」　
　「体制を刷新し、出直します」

　というシーズンチケットホルダーやスポンサーへのアピール、配慮もあるとは思いますが、少なくとも改善の方向では動いていますね。

　ガンバ大阪は食野亮太郎の復帰を軸に、戦力補強のみで現状維持から脱出しようとしていますが、実際の戦い方は指揮官が変わるわけではありませんから、変化は乏しいのかもしれません。

　Jリーグは１９９３年の開幕以降、基本は東日本のクラブが優勝回数が多く、西日本のクラブの低迷と降格が目立つわけですが、仮にガンバ大阪とヴィッセル神戸が降格となれば、この形はさらに顕著となりますが。

ユニクロの丸首セーターを購入して

　お盆を過ぎますと、古着屋もセーターやフリースが陳列されます。

　僕は今日、ユニクロの代表作「スーパーファイン・メリノウールセーター」の「丸首」を購入しました。

　このセーターを選ぶ際に難しいのは

　丸首かそれともV首か
　V首ならばVの深さはどの程度が最適なのか

　という点でしょうか。

　僕はV首で自分と相性の良い深さがわからないので、基本丸首を購入しますが、これサッカーでいえば２トップと１トップのどちらが有機的な攻撃が可能か、という議論と似ている気がします。

　サッカーでは代表、クラブが持つ選手の資質と指揮官の戦術
　セーターは自分の好みとライフスタイル

　この点が購入、導入の点で一番大切なわけですが、僕はやはり店頭で試着するのが一番だと思うのですが。

　その古着屋ではほかにも、スコットランドの老舗「ハーレー・オブ・スコットランド」のシェットランドウール・セーターもあり、次回来店の際に購入できたらよいなあとは思います・

　スコットランドで生産されるシェットランドウール製品は、暖かく老舗の味わいが堪能できますが、インバーアランのように商品の一部をアジア生産にゆだねているブランドもあり、伝統を感じたいのであれば今後入手が難しくなる前に買う必要が出てきます。

　僕は手元に「ウイリアム・ロッキー」と「ジョン・タロック」がありますが、いずれも中古品です。

　中古だからこそ見つけたときにの感激はすごく満たされるわけですが、そのスコットランドでは日本代表選手４名が、セルティックで今季も重要な活躍を見せてくれそうな気配があり、目が離せなんせんね。

　真冬のサッカー観戦にシェットランドウールのセーターもよいですよ。