塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

勝敗に関するファンタジー

2022-08-04 21:31:18 | 日記
 NBAの世界に、ルディ・トムシャノビッチというヘッドコーチがいました。

 彼は1994年と95年、ヒューストン・ロケッツを率いて2季連続全米制覇を達成したことで知られ、センターを務めるハキーム・オラジュワンは、子供たちにバッシュを安く提供したいと考え、スポルティングと契約、ウオルマートで購入できる仕組みを作りました。

 1995年の優勝時には、ポートランド・トレイルブレイザーズから、エースのクライド・ドレクスラーを引き抜き、一気に頂点に立ちます。

 ドレクスラーはアヴィア契約選手として知られていますが、1992年の五輪選出という技術も確かな選手でした。

 ただファンの多くは

 「ロケッツの優勝は確かにすごいとは思うよ」
 「でもマイケル・ジョーダンが引退していなければ、案外シカゴ・ブルズの4連覇と5連覇はあったかもしれないね

 と語り、ロケットの優勝はある意味で「まやかし」と考えた部分もありました。

 ちなみにこの時期は日本でもエアー・ジョーダンの認知度は高まっており、「世界スポーツ」とアウトソールに記されたエアー・ジョーダン9,5都市限定カラーで一躍注目となるエアー・ジョーダン10が無事発売され、多くのファンが安堵したものです。

 この「もし〇〇が健在であれば」という考えはサッカーでもありますよ。

 1986年ワールドカップのフランス代表対ブラジル代表戦、もしジーコの膝が問題なければ、きっと得たPKを成功させたはずなのに、というのは皆が思うことです。

 スペインのファンも、韓日ワールドカップ対韓国代表戦の審判の笛を、馬でも苦い思い出としてかんじているでしょうしね。

 もしペレが健在であれば、ブラジル代表は1966年ワールドカップで優勝し、1970年磨4連覇を達成できたかもしれませんし、ペレの名声はもっと高まっていた可能性はあると思います。

 ただこれらの事例はもやは「イマジネーション」であり、結果を受けれいるしかないのですが。]
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

既に韓日ワールドカップを知らない世代が増えていますね

2022-08-04 18:13:51 | 日記
 「めるる」の愛称で大人気の生田愛瑠。

 彼女は2002年生まれの二十歳であり、なんと日本中が揺れた韓日ワールドカップの年に誕生したんですね。

 ナンバーが韓日ワールドカップ回顧を行いましたが、ワールドカップ開催の光景を知らない世代が誕生していることに驚きです。

 (20年経過しているわけですから当たり前なのですが)

 よくインターネットが誕生した瞬間から側にある世代を「Z世代」と呼びますが、今後は生まれた時からスマートフォンがある世代の名称が考えられるのでしょう。

 日本サッカーもすでに

 ワールドカップに出場する日本代表しかしらない
 すでにサッカーは映像配信で視聴する
 UEFAチャンピオンズ・リーグが生まれたときから視聴できる家庭環境

 という世代で構成されはじめています。

 「めるる」が特別サッカーをひいきにしているわけではありませんし、むしろ10代の女性たちがサッカーよりも、インスタグラムやお茶、ペットにティックトックを好む方がむしろ自然ですし、この世代を虜にしたいと思うのは、Bリーグや他の競技も同じでしょう。

 今Jリーグは無料招待キャンペーンを行っていますが、難しいのはこの時期、湿度が高い、気温が下がらない、下手をすれば観戦の最中に大雨に見舞われ、衣服が濡れてどうしようもないという天候面での不安でしょうか。

 夏場、Tシャツの交換用を持参する方はいると思いますが、さすがに衣服全部を大雨対策として持参するサッカー好きはないでしょうし、荷物が多くなることは避けたいわけです。

 試合内容にも勝負にもよるこの無料キャンペーンが、必ずしも新規ファンを生むことに直結はしませんが、やるだけのことはやるべきでしょうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

強奪という名の強化策

2022-08-04 18:05:42 | 日記
 山梨学院時代、アニメの深夜枠(恐らく日付が変わる23時55分からだったと記憶しています)で、機動戦士ガンダム、ゼータ・ガンダム ガンダム・ダブルゼータの3部作を視聴したことがありました。

 2部目となつゼータ・ガンダムでは、地球連邦軍の組織ティターンズが開発した「ガンダム・マーク2」を、敵対する組織「エウーゴ」が強奪し、自分たちで操縦するという話からスタートします。

 この「強奪」はやがて登場するゼータ・ガンダム登場まで物語の序盤を支えますが、これレアル・マドリードと一緒ですよね。

 レアル・マドリードは今でこそ

 UEFAチャンピオンズ・リーグ優勝14度
 白い巨人の名声は世界規模

 なわけですが、当初の成績は誇れるほどすごいものではありませんでした。

 よく知られることに、クラブの象徴であるアルフレッド・ディ・スティファノは、まずFCバルセロナが獲得交渉を在籍するミジョナリオスにもちかけたものであり、レアルが入る余地はなかったわけです。

 しかし、レアルは強引に割り込み、結果彼の獲得に成功します。

 これはリーグの提案した妥協の産物、「スティファノはレアルとバルサを1年ごと、交互に在籍する」という考えもよらない発案で、憤激したバルセロナがこの提案を蹴飛ばしたからこその完全移籍でした。

 そう、レアル・マドリードの「強奪」と言えます。

 以後、チャンピオンズ・カップ5連覇だでなく、スティファノはクラブが補強する名手の入団会見に立ち会い、横で必ずその威厳を見せていたものです。

 ジダンもルイス・フィーゴもその契約解除金が話題でしたが、金の問題よりも横に偉大なレアルの象徴が鎮座していることのほうが、よほど心にこたえたのではないかと思うんですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする