塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

尾木氏、佐々木監督を絶賛

2012-04-26 00:37:05 | 日記
 教育評論家の尾木直樹氏が、昨日21時から放送の

 「ほんまでっかTV」

 の中で、なでしこの佐々木監督の指導を絶賛していました。

 尾木氏によると、男子は個人を競わせる形で結果を残すことが可能だが、女子の場合は
グループを形成して長所を伸ばす方が最適というのです。

 佐々木監督はミーティングの場を増やし、選手達に活発な意見交換を求めるそうです
から、理に叶っているそうです。

 また、以前練習に遅刻してきた選手に対し、彼女を叱責するのではなく

 「どうして皆で誘い合って練習にこない?」

 と、グループとしてのまとまりに欠けた他の選手達に、反省を促したというのです。

 尾木氏はこのふたつのエピソードを披露し、佐々木監督の手腕を讃えたのですが、普通
遅刻してきた選手には

 「どうして遅れた?」

 と問い詰めたくなるのが普通です。

 代表合宿は集団生活が軸ですから、会社員の方や自営業の方はやはり声を掛け合うこと
は難しいですね。

 ただお互いに声を掛け合うことがオフ・ザ・ピッチだけでなく、試合本番でも出来るよ
うに、監督が誘導した可能性もあります。

 特にGKと最終ラインの意思統一は重要ですし、セット・プレイで相手に

 「フリーマン」

 が出てしまうようであれば、失点のリスクは増大します。

 なでしこの選手たちは最高の理解者と共に、金メダルを取るべくロンドンに向います。
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ハーフ・タイムの過ごし方

2012-04-26 00:24:16 | 日記
 およそ20年前、週刊マガジンで「シュート」というサッカー漫画が連載されていました。

 その連載終了後、作者の大島司氏は同じくマガジンで

 「ステイ ゴールド」

 というテニス漫画の連載を始めますが、その中で非常に印象に残る場面があります。

 高校の部活の顧問が主人公たちに

 「テニスはインターバルの時間が30秒しかない
  つまり技術、体力よりもいかにこの30秒を有効活用できるかが、勝敗の鍵なんだ!」

 と檄を飛ばすのでが、もしかするとサッカーにも同様の事が言えるのではないかと思え
たんですね。

 (上記の台詞は僕のうろ覚えのため、この通りではありません。ご容赦ください。)

 サッカーは試合中にタイムアウトが取れません。

 監督は給水の際に指示を与えられたら良い方で、下手をすればスタジアムに時計が無い
場合もありますし、同時進行で行われる他会場の結果が気になる場合もあります。

 つまり

 「ハーフ・タイム」

 は選手の疲労回復だけでなく、監督が選手を向き合える唯一の手段であり、ここで的確
な時間が過ごせたかが、勝敗を左右する要因になるはずです。

 1993年のドーハの悲劇として知られる対イラク戦。

 アメリカが目前に迫った選手たちは興奮を抑える事が出来ず、オフトがどんなに黙らせ
ようとしても、各自がしゃべりたいことをしゃべるだけで、全く打ち合わせが出来ないまま
後半に向う形となりました。

 名将と呼ばれる人物は、きっとハーフ・タイムを心得ているでしょうし、モウリーニョ
もメモの内容をこの15分の為にとっているはずです。

 
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ユナイテッドと香川の相性を考える

2012-04-25 22:35:16 | 日記
 香川が師事するクロップ監督は、愛弟子が残留するであろう憶測を唱えながらも、彼の
移籍を容認する模様です
 
 Web版のサッカー・キングが報じています。

 香川が移籍する第一候補と目されているのが、名門マンチェスター・ユナイテッドです。

 長友祐都がインテルでプレイしていることもそうですが、まさか日本人選手がこの「超」
の付く老舗に移籍したならば、感慨深い出来事になります。

 しかし、冷静になって判断すれば、赤い悪魔に香川の居場所は無いと思います。

 来季ファーガソンが描く布陣を従来の4-4-2と仮定すれば、香川はサイドか中盤の
底で起用されるでしょうが、彼本来の場所ではありません。

 アシュリー・ヤング、ナニと競わせることも無いでしょう。

 そして4-2-3-1とするならば、香川の居場所は確保できます。

 その一方でルーニーはともかくエルナンデスとウイルベックの先発が叶いません。

 特にエルナンデスは「チチャリート」とファンから呼ばれ、その人気は絶大ですし、も
しベルバトフが残留すれば、1トップに対し4人のFWという形ですから

 「不満の解消」

 は大きな要素です。

 当然ユナイテッドのように試合数が多いクラブは、ターン・オーバーも含めて選手の構成
を考えますが、カーリング・カップとプレミアでは試合の意味合いが違います。

 ユナイテッドからすれば香川は

 「ミスマッチ」

 になると思いますが、果たしてドルトムントにはドーバー海峡を越えて、獲得の打診が
届くのでしょうか。
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2012シーズンのセールが始まる

2012-04-25 18:55:32 | 日記
 今日の千曲市は非常に良い天気で、夏用の肌着を選択しました。

 パルセイロ専用自販機も飲み物は全て「COLD」に切り替わっていて、いよいよ
春から初夏の香りがします。

 大手のサッカー通販サイトも、2012シーズンのレプリカ・ジャージを大特化で
売り出しています。

 かつては

 「選手支給品 サイン入り」
 「オーセンティック」
 「日本に未入荷の海外限定品」

 など、その付加価値が取り立たされたジャージの販売方法も、転換期を迎えている気が
します。

 中古市場が形成された上に、今はJのクラブも

 「サード・ジャージ」
 「創立20周年」
 「チャンピオンズ・リーグ限定」

 など、購買意欲を高める工夫を始めましたし、生観戦できない欧州サッカーよりも、地元
のクラブの品を買いたいと考えるのが人情ですから。

 ビッグクラブでは一足速くチェルシーが来季のジャージを公開しましたが、今後も続々
とお披露目されるでしょう。

 ユナイテッドが青、レアルが赤のジャージをアウェイで着たように、ジャージを見る事は
クラブの歴史を学ぶ手段でもありますから。
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素直に喜べない心理

2012-04-25 14:05:28 | 日記
 「どうしてもっと自分に自信が持てないの?」

 皆さんの周囲でこう叱咤する人間はいるでしょうか。

 でもこうした声のかけ方をする人間が、案外日頃から自信が持てないとされる人物に
対して、皮肉や批判をしているように思えます。

 この点で一番問題なのは、声を掛けられた側の自信の喪失ではありません。

 「褒められた際に、素直に喜べない事、ありがとうと言えないこと。」

 だと思います。

 僕もそうですが常日頃問題点を指摘されると、やはり気落ちしますし、汗を流した事が
報われなくて嫌な気持ちになります。

 周囲の声が追い討ちをかけますし。

 ですので稀に褒められる、ミスを庇ってもらった際に

 「いつも叱る立場の人間が今日はどうしたんだ?」

 と訝しく感じてしまうのです。

 サッカーでもユースを筆頭に育成の世代は、言葉の掛け方ひとつ配慮する必要がありま
すが、叱責され続けて萎縮してしまうのは、子供も大人も関係と感じます。

 もしコーチたちに子供が素直に

 「感謝します」

 と言えないようであれば、それは子供自身の内面ではなく、住環境と練習環境に何かしら
の問題を抱えている信号でしょう。

 サッカーは楽しい。

 その半面、怪我、進路など迷う時もあります。

 だからこそコーチと密な形を築くことは、子供と親御さんにとっても大きな価値がある
はずです。
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