塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ベストセラーだからと安心できない現在

2018-10-19 01:31:19 | 日記
 明治製菓のカール、森永のチョコフレーク。

 今日に至るまで人気を博したお菓子が、需要の減少に伴い生産が中止に追い込まれました。

 生活スタイルの変貌や購買層の変化、今は手を汚さないためにポテトチップスを箸でつまんで食べる若い世代もいるそうです。

 つまり、「定番」「ネームバリュー」という武器が、武器出ない脆さを見せているわけです。

 リーバイスが501を
 コンバースがチャック・テイラーを

 定期的に刷新しているのも、時代にあった価格と機能でお客に満足してほしいため、と推測します。

 ロングセラー、定番というだけではサッカー・スパイクも生き残れない時代でしょうか。

 今は大手が〇〇パック、というようにシリーズ化して販売するようになりましたし、アディダスのグリッチのように販売地域が限られているものさえあります。

 アンブロが柴崎岳とデザインを共同開発
 ディアドラの復刻ライン
 ミズノの日本製にこだわった品質

 など、各社スパイクに付加価値を見出そうとしています。

 それはいつ、自分たちの看板商品が市場から受け入れられなくなる、という焦り、危機感があるためではないでしょうか。

 極論、モレリアのように30年近く販売されているスパイクさえ、突然生産が終了と言う告知があるかもしれないのです。

 アシックスのインジェクター
 ナイキのマジスタ

 のように、ファンが

 「ああ、あの時買っておけばなあ」

 と思うスパイクは今後も出てくるのでしょう。

 その際、ブランドの都合が自分たちの好みにゆだねられている、と気づくのかもしれません。
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僕たちが選手を判断する材料とは

2018-10-18 01:55:23 | 日記
 僕たちファンが選手に対する印象は、インタビューにおける質疑応答と試合でのプレイだけでなく、移動中の姿やスパイクからも受けやすいものです。

 今サッカーを好きになった方は、メッシがデビュー当時アディダスではなくナイキを愛用していたことはしらないでしょうね。

 それは香川真司がミズノを履いてセレッソで奮闘していたこともそうですが、駆け出しのころからブランド契約はそう簡単には起きないことを意味します。

 ナイキはバルセロナと契約していますし、セレッソは当時ミズノからジャージの提供を受けていました。

 ですから必然的に用具は、クラブをサポートする企業からの支給品になったのでしょう。

 モナコのコーチに就任したティエリ・アンリ。

 恩師ヴェンゲルも彼の素質を認めています。

 彼は晩年プーマと契約し、モナコに復帰した今もプーマで練習に臨んでいるようです。

 しかし、僕はアンリに対してプーマの印象が薄いのですよ。

 モナコ時代はアディダス
 アーセナル時代はナイキ
 バルセロナ時代はリーボック

 とアンリはスパイク契約を随分変更してきました。

 とりわけベルカンプと素晴らしい連携を築きあげ、2004年アーセナルの無敗優勝に貢献した時代のナイキ、その印象を強く持っています。

 ロナウドのように一貫してナイキを履き続け、与えられたマーキュリアルの中で、この年のデザインと彼の活躍が印象深い、という例もあると思います。

 日本代表青山のように、モレリア2を常に履き続けていることで周囲に認知されている選手もいれば、柴崎のようにアディダスからアンブロに移籍し、自身が手掛けたデザインでスパイクが生まれる例もあります。

 選手に対しての印象は、やはり個人差があるのは否めませんね。
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日本代表、バリューはあるのかないのか

2018-10-18 01:38:04 | 日記
 単なる推論にすぎませんが、広島東洋カープのファンはサンフレッチェ広島の成績には関心が無さそうです。

 恐らく今の広島県内は赤一色なのでしょうが、日本代表とサンフレッチェに対してもっと気配りがあっても良いとおもうんですがね。

 森保さんは広島県生まれではなく長崎県の出身です。

 しかし、マツダがサンフレッチェに移行する中で

 1・GKの前川と共に日本代表に定着し、クラブの知名度向上に役立つ
 2・ノ・ジュンユン、チェイニーなど実力のある外国籍選手などと共に、警告が少ないフェアなクラブという評判を打ち立てる
 3・バクスター監督の下で1994年前期優優勝を果たし、ヴェルディと年間王者をかけて争う

 というようにクラブの黎明期を支えてきました。

 その人物がリーグ優勝3度を打ちたて、代表監督就任時から素晴らしいサッカーを展開しているわけですよ。

 五輪監督も兼ねての激務
 それでも柔和な表情を忘れない

 これは簡単なことではありませんよね。

 また佐々木、青山が代表招集を受け、ブンデスリーガに移籍した浅野も代表の常連です。

 サンフレッチェが広島県内だけでなく、他のJクラブからも注目される要素は凄くあると思うんですが。

 おらが街のクラブから、代表監督が生まれるなんで凄く素敵なことだと思いますし、ましてや五輪ホストとして金メダルを狙う若き精鋭たちを束ねる人物が、広島に視察に立ち寄ればすごくバリューがあると思います。

 キルギス代表とベネズエラ代表との2試合を経てアジア王者を奪還に向かう我らが代表、今凄く良い状態にあることは間違いありません。
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スーツスタイルに関心を抱いたら

2018-10-17 00:30:47 | 日記
 僕はスーツやブレザーを着用することを好みます。

 日本企業の凄いところは、英国、イタリア、そして日本から厳選した生地を調達し、海外縫製の影響もあるのでしょうが、比較的低価格で供給している点にあります。

 イタリアならばレダ、カノニコ、マルゾットにグアベロ
 日本ならば御幸毛織
 英国ならばアルフレッド・ブラウンにラッシャーミルズ

 などを店舗で見かけると、ああ、こんな有名銘柄の生地でも子の価格か、と思うくらいです。

 スーツは値が張るし窮屈だ

 そう思うのは昔の話で、僕はスーツやブレザーを着ないと公の場での着こなしが出来ないと思いますから。

 もし、日本代表やイタリア代表選手たちのスーツ姿を見て感銘を受けたならば、買わなくとも店頭で生地に触れてみるといいでしょうね。

 英国生地の肉厚でタフな感じ
 イタリア生地のしなやかで光沢のある感じ
 日本生地の丁寧なつくり

 など、スーツもいいな、と思うようになると思います。

 代表選手が主力から覚えていくように、生地も上記で記したブランドはよく見かけます。

 僕個人は軽やかなイタリアの生地を好みますが、紺の上着やグレイのスラックスなど必須商品であれば、幾分型落ちでも流行の範疇から逃れることができると思います。

 そうした泰ねの中にも、お伝えしているようなインポートの生地を見つけることができますし、驚くほどの低価格で購入したこともあります。

 スーツに精通している方は、「意図的」に革靴ではなくニューバランスやコンバースを履きますが、それは基礎を知り尽くしているためです。

 スーツもサッカーも基礎が肝心なことは、共通していますね。

 
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改めて思うウルグアイサッカーの印象

2018-10-17 00:14:47 | 日記
 ウルグアイは南米の強国ですが、ブラジルのように欠かさずワールドカップに出場してきたわけではありません

 フランチェスコリ、ソサ、フォンセカと前線に優れた実力者を要しながらも、米国大会は予選で敗退します。

 フランス大会は予選途中で代表から退いていたフランチェスコリが復帰するも、やはり出場権を逃してしまいます。

 韓日大会では若き日のフォルラン、そしてレコバとモンテーロという熟練者を要して久方ぶりに出場するなど、ウルグアイはウルグアイなりに紆余曲折があったのです。

 タバレス監督はジェントルマンとして知られ、カリアリで指揮を執ったのちに1996-97シーズンにはミランの指揮官に就任します。

 しかし、当時のミランは各国代表が集い、イタリアはおろか欧州全土で強豪として認知されていましたから、タバレスのような柔和な指揮官では、肥大する選手のエゴをまとめることが出来ず、解任されてしまいます。

 きっと現在の彼は、当時のイタリアで感じた苦い水の中から

 選手とどう向き合い、どう距離を保つのか
 選手にどのタイミングで声掛けをし、説明を行うか

 を学んだことの効果を実感していると思います。

 ウルグアイ国内リーグは、ほぼすべてのクラブが首都のモンデビデオに集中しています。

 ナシオナルにペニャロルという代表的なクラブ以外にも、ダヌビオやデフェンソール、アルセナルが有名ですが、代表の選手たちはほぼ欧州、もしくはブラジルなどで活躍し、国内からの選出はさほどではありません。

 それでも代表が国民の支持を得ているのは、大きなトーナメントで満足のいく結果を出しているためでしょうか。

 もし代表の成績が低迷すれば、選手選出を欧州に偏りすぎている、という批判が起きる可能性もありますし、それは今後の日本にも考えられます。
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