ジェームズ・ボンドとスペクター
シャーロック・ホームズとジェームズ・モリアーティ
スパイダーマンとヴェノム
映画やコミック、小説の世界では陰陽、つまり「イン・アンド・ヤン」は、脚本の基本です。
主役が活躍することが当然
しかし、敵役、悪役が輝くことで物語はもっと盛り上がる
ことも当然ですね。
日本映画でも同様で、ウルトラマンならばゼットンがそうですし、ゴジラならばキングギドラが相当します。
僕は読んでいませんが、財団公認でシャーロック・ホームズを復活させたアンソニー・ホロヴィッツ。
彼は「モリアーティ」と呼ばれる、ジェームズ・モリアーティに焦点を絞った作品を書いていますよ。
映画とドラマになったハンニバル・レクターもそうでしょう。
メッシとロナウドもそうですね。
レアル・マドリードからすればメッシは不倶戴天である
逆にFCバルセロナからすれば、ロナウドが同様である
しかもお互い、その実力と鍛錬でほかの追随を許さず、基本互角の戦いを見せていました。
これでプロサッカーが盛り上がらないわけありませんよ。
J1でも有名外国籍選手を獲得することもそうですが、このような競った関係性を個人、クラブで築けるようになれば本物でしょう。
それにはまだまだ時間が必要とも思いますが。