返事「はい」の意味

また雪でした。。

今日（正確には昨日）は、お昼から
中野市職業訓練センターで
コミュニケーションＷＳ講師の仕事。

この講座も残すところ、あと数回。
受講者の皆さんは、今日も元気いっぱい！

私の担当講座８回は既に終了し
今日はＳ先生の補助講師として
身体強化と発声法・滑舌を指導。

今日の狙いは、ビジネスマナーと言葉遣いの修得。

尊敬語と謙譲語、一応理解しているつもりだったけど
二重敬語については、若干認識が違ったし
ビジネス用語についても、実践で覚えた私としては
明確に認識できて、勉強になりました。

そうそう！
本日の一番の収穫は、「はい」という返事の意味。

　　はい　→　拝

返事の「はい」は、拝むという漢字が語源で
「拝」の心、拝み受け止めるのが
本来の「はい」の意味だそうです。

「拝」という字の意味は「丁寧に敬礼する」
「有難く受ける」と言う相手を敬う気持ち
相手の呼びかけを感謝して受け取る気持ちの現われ。

もう少し詳しく知りたいので、ネットで調べたら
更にあと３つあるという記述に遭遇
　→「接客マナーは心の礎」（以下、抜粋）

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◇『はい』の返事は常識力
「はい」の返事が素直に、相手に向かってキチンといえるか
否かである程度の常識力と人となりが伺い知れる。

普段の生活で使う「はい」の返事には
「そのようにします」
「わかりました」
「お任せ下さい」
「承知しました」
「その通りです」
などの意味があります。

これは理解や承諾を強調しての「はい」の返事です。

これに加えて下記の三つの漢字を意識して返事すると
誰からも信用、信頼、愛される人になるでしょう。

《拝》を意識する返事→感謝、尊敬、お褒め戴いたとき
　　感謝を込めて、「拝聴」させて頂きますという意味
　　心から「有難うございます」と優しい口調で
　　「拝」の語意を念頭に置き、「はい」と答える。

《配》を意識する返事→目配り、気配り、心配り、身配り、手配り、注意を払うとき
　　「言われることに充分気配りします」の「配」を意識し
　　「はい」と自分に言い聞かせるように言う。
　　　同時に「相手への気配り」も忘れない。

《背》を意識する返事→指示、命令、指令、間違いなどを指摘されたとき
　　　私は責任を「背負い」間違いなく行いますと言う心を意識し
　　　相手の目を見ながらシッカリ力強く「背」と返事する。


これとは別に、会議で挙手をする際の[輩]は
「我輩」の意を表わし、自己顕示、自己主張等の意味を持つ。

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幼い頃から「返事」は大切と教えられ
大抵の人が使っている「はい」だけど
場面や状況、相手に応じて使いこなせるようになると
対人マナーやコミュニケーション力も向上するってことだね。

夢幻は「挨拶」「返事」を大切にしている。
明るく元気に「はい！」っていうと
テンションが上がり、場の空気も明るくなる。

更に、上記の意識も加われば
実に気持ちの良い稽古場になるね、きっと♪

Ｓ先生、大切なポイントに気付かせて下さり
ありがとうございました！