蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

ジェットコースター

2012年04月14日 14時40分42秒 | 日記
昨夜、ブログに記載した話の続き―

もうひとつ大きな変化を思い出した。

それは、ジェットコースター。

小さい頃から高所恐怖症で
当然のごとくジェットコースターも乗れなかった。

大きくなって、友達と遊園地に行った時のこと。
友達がみんな、ジェットコースターに乗るって言いだして
一人で渋ると空気を壊しそうでしょ?

で、勇気を振り絞って乗ることにしたわけ。

怖いので、真下を見ないように
出来るだけ遠くの景色を見るように心がけ
そうしたら

  うぉ~~っ!
  凄いっ!

高いところから見る景色
高さが変化する景色の面白さを知った。
同時に、風を切る気持ち良さも体感。
以来、少しずつではあるが高所恐怖症も改善され…

ああ…
バンジージャンプなどの落下マシン系は
今でも乗りません。。

一生のうちに一度でいいから
標高が高い山の頂上に行き
ご来光と雲海をこの目で観たいと
密かに思っているが、いつになるか…


そうそう!
ケンジ君とガンちゃん、茅野市民会館に行きました。
今頃、ワークショップの真っ最中でしょう。

茅野市民会館って思ったより近いんですねぇ~
長野インターから高速で諏訪インターへ。
インターから会館までは凡そ10分程。
1時間20分くらいで行けちゃうんだよね。

気になる駐車場料金は、催事のある時は無料。
通常でも3時間まで無料で、以後30分毎に100円!

茅野市民会館は図書館施設もあり
茅野駅に隣接していて通路で繋がっている。

それなのに、駐車料金がこんなに安いとは驚き!

長野や松本と違って小さい駅だからか。

Wケンジの報告が楽しみです♪

見えないもの

2012年04月14日 03時03分26秒 | 日記
価値観により、世界は違って見えてくる

  目に見えるものが全てではない
  目に見えるものが全てである


私は、物体・現象・事象・行為など
基本的にどれも見えるもの(こと)が
全てではないと思っている。

太陽も月も星も、私たちが見ている形・色・大きさ・輝き…
私はこの目で実物を見たことはないが
写真や映像で見たことがある。

一番初めに勝手な宇宙への幻想が壊れたのは
アポロ11号が初めて月面着陸をしたとき。
月は黄色でも白でもなく、耀いてもいなかった。
万博で見た月の石を見て、衝撃を受けたものの
その違和感を受け入れ、自分の月のイメージを修正…
月とセットで記憶にインプットしたたのは
青い地球の写真だったかな。

その後、暫く図鑑とにらめっこ。

同時期だったかな?
雲や虹の正体を知って、これまた幻想が壊れ…

科学の本とにらめっこ。

蝶々はかわいらしいと思っていたのに
夏休みに友達が製作した昆虫採集を見て
じーっと見れば見るほどグロテスクで恐怖を覚え

昆虫図鑑とにらめっこ。

あ、大きな蛾は、今でも恐怖が先立ちダメです。。
ごめんね…

花が好きで、庭の花壇を整備するのが楽しみだったが
あるときおしべとめしべに顔を近づけて
じーっと見てみたら、なんだか怖くなって
たまたま勉強で忙しくなったこともあり
花壇の手入れは、母任せに。

植物図鑑とにらめっこ。

夏の夜、浜辺で空一面に広がる天の川を見て感動し

宇宙図鑑とにらめっこ。

流血や反則を許容するプロレスが大嫌いだったっけ。

全て小学生の頃の記憶。
好奇心旺盛のくせに、怖がりで臆病者だった。

その後
何万光年も向こうから光が届く星を想像し
大気圏の向こうの広大な宇宙を想像するようになり
蝶の羽の美しさを見るようになって恐怖が消え
花のアップの写真が美しいと思えるようになった。

30歳を過ぎた或る時、ある人から
プロレスはエンターテイメントだ!と言われて
その視点で見るようになって
面白さを知ると共に感動できるようになった。

見る角度・視点で、物体・現象・事象は変化する。

人の行為、出来事も同じ。

あ…人の行為に関して、目的がある時は
敢えて、見えた行為だけで判断するときもあるな…


世の中には不可思議な出来事があるよね。

超常現象、幽霊、そして伝説…

伝言ゲームをすると明らかなのは
文字ではなく言葉で伝えていくと
人数が増えれば増えるほど
違う内容に変化して伝達されるということ。

なので、口伝で伝わった伝説は
文字化するまでの間に変化している可能性も高いけど
逆に嘘であると言う証拠もない。

お伽噺は教訓が目的と言うのは、よく聞く話だけどね。

見えないモノ…
伝説に出て来る人間以外の生きもの(?)は
人間が恐怖から逃れるために
つくったとされるものが多いようである。

その恐怖は、行き着くところ
「死」に対する恐怖なのかもしれないなぁ…

見えないモノを

  第三の眼で見る
  第三の耳で聴く
  皮膚で感じる

これは、折に触れて考えていること―