蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

衣装とチラシと…etc

2016年01月14日 23時27分08秒 | 日記
さて、そろそろ合同公演のチラシを完成させねばならない。

が、なかなか確定しきらないことがあって
気持ちが今一つ乗り切らないのですわ…

なんてこと言ってると、マジ間に合わなくなる!

やるっきゃない!

と気合い入れて、表面デザインの最終調整に入る。

実は、表面デザインに関しては12月初旬に叩き台が出来ていて
あとはレイアウト調整するだけになっていた。

しかし…見返してみると…

うーむ…
もう少し手を加えたほうがいいね…

ということで、手を加え出したまでは良かったが
自分でこれで良し!と思えるところに行きつかない。

間をあけるのは、私の場合、ダメかも…

二度手間になると考えると、今後はやはり
短期集中で作業をしたほうが良さそうだ。

もう一点、気になっているのが衣装。

明治初期の衣装を用意しなければならない。

着物はたくさんあるので、まあ良いとして
演出から「かつら」指定が来ている役者がいる。

ネットでかつらレンタルを検索したら
うちの予算ではとても借りられそうにない
料金が提示されている。

うーむ…

どうしようか…

そこで閃いたのが日本舞踊の先生のお顔。

もしかしたら男性用のかつらも持っていらっしゃるかも…

と思って電話をかけてみたが、男性用のかつらはないそうで…

ひとしきり話した後、G先生が

 かつら師さん、知ってるけど…

 え?長野市にいらっしゃるんですか?

 長野市よ。

 ほんとですか?!知らなかった…

というわけで、そのかつら師の方のお名前と電話番号を伺い
早速で電話をしてみた。

とても気さくや方で、すぐに会ってくださることになり
早速、その方のお店を尋ねてみた。

コーヒーをいただきながら、劇団活動や
舞台に内容についてお話しながら
ご協力をお願いしたところ

・・・・・・・

なんと!!
一つ返事で、ご協力をいただけることになりました!!
ありがとうございます!!!

その方は、歌舞伎座や大衆演劇の巡業にも同行された経験があり
お店に並んでいるかつらはどれ一つ見ても
腕の良いかつら師さんが結いあげたものだとわかるモノばかり。

 ぜひかつらを使ってください。
 かつら一つで人が変わるんです。
 それを知ってもらいたい。

とも仰ってくださって…

有難いことですね。

時代物を上演する時は、この方にお願いすれば
イメージ通りの髪型を作っていただけるし
時代物じゃなくても、特殊な役どころに関しては
かつらを使うという選択肢が増えて
これからの演出が更に楽しくなりそう―

G先生、こんな素敵なかつら師の先生を
ご紹介をいただきまして、誠にありがとうございました!

気持ちが一気に高揚した出来事でした~