今日のタイトル「老兵の境地」をどこのカテゴリに分類しようか迷ってしまった。
その結果、日記・エッセイ・コラムにしたが、どうも、しっくりこない。
「人生」とか「生き方」とか適当な分類が是非、欲しいものである。
ということで、今日は、どうでも良いことから書き出しがはじまってしまった。
23日の木曜日に企業会計の講師をしたのであるが、今日は、研修が終わってから人事当局に寄ったときの気持を書いてみたいと思ったのである。
小生は、何度か申し上げたように、この3月で定年を迎えます。
再雇用を希望していなかったのであるが、自分からお願いしなくとも必要な人材は、「残って欲しい!」と会社から言ってくるものだと勘違いしていたのである。
それだけ現在の雇用情勢が厳しいともいえるが、小生の実績や能力を自分で過大評価していたことが大きな原因でそうなったとも言えると思うのである。
まったく男として、みっともない話であり、自分の心に「老兵は消え去るのみ」の時代になってしまったことをやっと納得したのである。
客観的に考えれば、今の職場に異動した去年の4月には、そういう待遇になっていたのであるから、事情を知っている人から見れば小生の気持ちは、誠に「お笑いぐさ」なのかも知れない。
だから、23日から暫くは「言いしれぬ寂しさ」があったのであるが、現在は、本心から、納得の円満退職ができる心境になってきたのである。
それもこれも、上司、先輩、後輩、そして、お客様など仕事を通じて小生と関わった方々が、拙い小生を支えてくれたお陰だと、心から感謝したいのである。
今日は、小生の気持ちが整理できて本当に「嬉しい」日でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます