mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

パリから行く小さな旅<ベルサイユ宮殿2>

2017年11月24日 | 旅行記
 前回はベルサイユ宮殿の入口のところで話が終わってしまいました。
 そして、ベルサイユ宮殿ができる前の宮殿は、どこにあったのか?という質問をしました。
 誰に質問したのか?自問自答です!

 さて、その続きですが、その答えは現在のルーブル美術館です。
 だから、初めてルーブル美術館に行ってみると、その大きさと壁や天井に描かれた絵画などに「美術館がこんなに豪華なのか!」と圧倒されてしまうのです。

 質問ついでにクイズを出しますと、オーストリアのハプスブルク家からきたマリー・アントワネットは誰と結婚すのでしょうか?
 答えは、ルイ16世です。
 マリー・アントワネットは、贅沢三昧で国家財政を逼迫させた悪女のようにいわれ、そのためフランス革命で処刑されたことはあまりにも有名ですが、ここで小生が彼女のことを記した理由は、彼女が愛したといわれる「プチ・トリアノン」という離宮と農家住宅などがこのベルサイユ宮殿の敷地にあるからです。

<マリー・アントワネットの肖像画>


 さて、ベルサイユ宮殿の中ですが、建物は正面から見るとコの字形になっており、右側の本館二階に上がってから見学がスタートするようです。

<宮殿正面中央のルイ14世像>


<宮殿正面>


 この建物は、王と王妃のための居住空間ですが、ブルボン王朝といわれる時代の栄華を示す部屋が次々と並んでおり、金箔の家具、寝具などの調度品が並ぶ部屋、王や王女などの肖像画が並んでいる部屋、さらに絢爛豪華な天井画などが次々に目に飛び込んできて、説明があっても「ただただ」圧倒されるばかりで「そうですか!」と頷くばかりです。
 さて、その部屋の名前ですが、「豊穣の間」「マルスの間」「アポロンの間」「戦争の間」などですが、その部屋がどんなものであるのか?とても説明できるものではありません。
 でも、西側全体が一つの部屋となっている「鏡の間」だけは覚えておいた方が良いといわれています。
 そして、建物の左側には、マリー・アントワネットも使用したという「王妃の間」や「控えの間」などが並んでいました。
 などといってますが、これでは説明になっていませんね!もっと、事前に勉強しておくべきだったと反省や後悔をしている今日この頃です。
 でも、分からないながらも、その豪華さだけは伝わる写真がありますので、ご覧ください。

<宮殿内部の様子>
















 この2階の見学が終わると、自由行動となり、北側に広がっている広大な庭園を散策しました。

<広大な庭園の草花>


<広大な庭園>


 庭園散策の後は、昼食ですが、本日のメニューが「エスカルゴ」となっていましたので、期待感が高まりました。
 場所は、宮殿右側の道路沿いにあるレストランですが、肝心な味の方はどうだったのでしょうか!?

<これぞ「エスカルゴ」であるぞ!>


<メインディッシュの鶏肉>


 どんなに美味しいのか!と期待に胸を膨らませながらいただいたのですが、残念でした。
 カタツムリの入口をほじくり、その中のものをいただくのですが、形が小さく、真っ黒、肝心な味は、サザエに遠く及ばない貧弱なものでした。
 まぁ、「仕方がない!」という言葉しか見つかりませんでした。

 
 <昼食の後は、バスでマリー・アントワネットゆかりの「プチ・トリアノン」に向かいましたが、その様子は次回にお伝えします。ではこれにて!>









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