mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

懐かしのプリトヴィッツェ国立公園(クロアチア)

2014年04月09日 | 旅行記

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 2~3日前にユーラシア旅行社から地球を旅する情報誌EURASIAの5月号が届きました。

 中身をパラパラと捲っていましたら、特集の「緑の絶景」という記事が目に飛び込んできました。

 その中身は、イタリアの「ドロミテ山群に煌めく夏」、中国の「眩い生命の緑が輝くホータン」、そしてクロアチアの「プリトヴィッツェ国立公園」、ブラジルの「レイソイス・マラニャンセス国立公園」、英国の「湖水地方の散歩道」の5本でした。

 このうち、行ったことがあるのが3番目のプリトヴィッツェ国立公園なのですが、この記事を読んでいますと、「本当に美しいところだったな!」と鮮やかに記憶が蘇ってきました。

 とはいいましても、訪問したのが2010年の5月でしたから約4年前になりますので、大分忘れてしまったこともあるようです。

 私達が訪問したこの時期は、新緑が溢れる最適な時だったと思うのですが、生憎、小雨が降っていました。そのため、写真やビデオを撮影するのに一苦労で、このカルスト地形が生んだ美しい自然を楽しむ!という余裕がありませんでした。

 本来ですと、その美しさをホームページで公開したいところですが、小生のずぼらな性格が邪魔をして作業がなかなか進みそうにありません。

 しかし、こういう記事をみますと、俄然やる気だけは出てくるのですから勝手なものです。その小生にやる気を起こさせた記事の中身についてお伝えしたいと思います。

 プリトヴィッツェ国立公園は、ブナやモミの木に囲まれた渓谷に大小16の湖、92の滝が点在する世界遺産の公園です。

 公園の入口付近は、高台ですから、上から公園の様子が分かるのですが、その様子は、次のようです。

 渓谷に横たわる湖から溢れ出た水が下の湖へと流れ、段々畑のようにその下の湖、その下の湖へと流れているのです。

 そして、その湖に近づいていきますと、木製の散歩道が設けてあり、エメラルドグリーンに輝く湖や滝、そして水の流れを手の届く近さで眺めながら、ハイキングが楽しめるのです。

 湖の水を眺めていますと、湖底が透けて見えるほど透き通っていて、湖底の倒木や岩、小さな魚(鱒?)などが見えるのです。

 小生などは、子供のころから小さな川魚を見て育った人間ですから、多くの魚が泳いでいる光景を見ますと理屈なしに「良いな!」と思ってしまいます。

 ところで、この多くの湖はなぜエメラルドグリーンに輝いているのでしょうか?

 それは、この付近の地形がカルスト地形をいわれる石灰岩層になっているからだといわれています。

 そして、降った雨が長い年月をかけてこの岩の層を通り、再び泉として湧き出てくることから一層透明な水になっているということのようです。

 エメラルドグリーンといえば、イタリアの青の洞窟や中国の九寨溝などを思い出しますが、これらも石灰岩がその美しさを演出しているということでしょうか?

 いずれにしても、緑と滝と青い水が織りなす光景は、「素晴らしい!」の一言です。

 是非、もう一度訪問したい世界遺産の公園だと思います。

 巻頭写真は、そのプリトヴィッツェ国立公園です。

 

 


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