いつか風がみていた・・・(フレディ・Mの日記)

自転車とオートバイで遠くへ・・・。

田植えの思い出。

2011年05月13日 07時00分00秒 | 日記







5月の連休も過ぎ、周辺の田んぼもぼつぼつと稲が植えられ始め、
いつしか夕暮れにはカエルがげこげこと・・・



























私は町中育ちで田んぼも畑も見たことない環境で育ちました。












それがなにが縁か、嫁さんは実家が専業農家









結婚式で義父から「頼んだぞ」と、固い握手をされてから、
毎年GWには田植え連休に










世間様がレジャーにいそしむ中、オートバイで敦賀までかっとばし、
田んぼルックに着替えて田植え仕事のお手伝い。
コンビニ駐車場でトラクターをウィリーさせたり
お昼ご飯にはビール飲んだり、昼寝したり、
はたまた、お昼ご飯の時にとんびにおやつをかっさらわれたり・・・









重労働でしたが、それはそれで思い起こせば、
楽しい思い出だったのかも・・・

















数年前に義父が他界して、
親族があの時期わいわいと集まる田んぼも、相続税が払えないからということで売却・・・
人手に渡り、今では他人のマンションに・・・・















風景が変わってしまったことにも寂しさはあるが、
この季節に周囲の田植え風景を見ていると、
街育ちの私にとってあの時つらくてイヤでイヤでしょうがなかったのが、
いまではなんだか懐かしい・・・・・















土いじりも楽しいのかもしれないな??
車庫スペースをたくさん取るような家にして、
庭なんかいらねぇやって思っていたケド、
今では嫁さんも、猫の額の地面で野菜を植えてるヨ





















「頼んだぞ」っと握られた温もりと、
土でがさがさに荒れた義父の手の感触が、今でも忘れられない・・・。