猪瀬知事の時だった。「TOKYO」と発表されたときのあの喜び。私もうれしかった。
そのあと間もなく猪瀬知事は献金問題で退職に追い込まれ、舛添知事が誕生した。とても厳しそうな方でしたから、都政もさることながら東京オリンピックの成功に向けて立派な働きをしてもらえると思っていた。それが、何とも見苦しい形で退職に追い込まれた。
新しい知事選、小池知事が自民党の推薦、後援を受けないまま出馬を表明、自民党が公認した方と一騎打ちの選挙を戦い、勝ち取った。その時私は一寸意外な感じを受けた。なぜ自民党は推薦しなかったのだろうという思いがあった。
既にオリンピックへの諸活動が動いている中だった。また、中央卸市場の豊洲移転の直前でもあった。
小池知事になって、いの一番に豊洲移転が、大問題になってきた。更に、オリンピック関連施設の予算が桁違いの増幅をしている実態があらわになった。
小池知事は、この現実を知っていたのだと思う。自民党にとっては触れさせたくない問題だったような気がする。小池知事になれば今のような事態が起きるこのことを一番恐れていたのだと思う。
豊洲問題も小池知事が誕生しなければ、すんなり移転していたのでしょう。盛り土問題は決着が付けられたが、あれだけの設計変更が部外秘みたいにして進み、それに伴う工事費の変更などについても、わからない。半端なお金ではない設計変更、工事費用の変更が伴うはずです。安くなったか高くなったかはわからない。工事を請け負う業者は損をして引き受ける筈はないのです。これから有害物質の除去などに改めて時間と費用を使うことになる。食の安全ということから、素晴らしい決断といわなければならないけれど大変な追加負担が待っている。
オリンピック関係施設建設でも、小池知事の働きで予算がかなり縮小されてきている。それも半端な金額ではないのだ。オリンピックということで大判振る舞いの計画が進んでいたのにマッタがかかった。大手建設業界にとってはまたとないチャンス。しかも森会長は思い通りの方向に運んでくれる。
こんな時にあちらこちらから政治資金のようなものが飛び回るのでしょう。そんな現実を知っている小池知事は敢然と立ち向かっている。これは女性である小池さんだからできることかもしれない。自民党が小池さんの知事になることを恐れた理由はその辺に在るのかもしれない。
そのあと間もなく猪瀬知事は献金問題で退職に追い込まれ、舛添知事が誕生した。とても厳しそうな方でしたから、都政もさることながら東京オリンピックの成功に向けて立派な働きをしてもらえると思っていた。それが、何とも見苦しい形で退職に追い込まれた。
新しい知事選、小池知事が自民党の推薦、後援を受けないまま出馬を表明、自民党が公認した方と一騎打ちの選挙を戦い、勝ち取った。その時私は一寸意外な感じを受けた。なぜ自民党は推薦しなかったのだろうという思いがあった。
既にオリンピックへの諸活動が動いている中だった。また、中央卸市場の豊洲移転の直前でもあった。
小池知事になって、いの一番に豊洲移転が、大問題になってきた。更に、オリンピック関連施設の予算が桁違いの増幅をしている実態があらわになった。
小池知事は、この現実を知っていたのだと思う。自民党にとっては触れさせたくない問題だったような気がする。小池知事になれば今のような事態が起きるこのことを一番恐れていたのだと思う。
豊洲問題も小池知事が誕生しなければ、すんなり移転していたのでしょう。盛り土問題は決着が付けられたが、あれだけの設計変更が部外秘みたいにして進み、それに伴う工事費の変更などについても、わからない。半端なお金ではない設計変更、工事費用の変更が伴うはずです。安くなったか高くなったかはわからない。工事を請け負う業者は損をして引き受ける筈はないのです。これから有害物質の除去などに改めて時間と費用を使うことになる。食の安全ということから、素晴らしい決断といわなければならないけれど大変な追加負担が待っている。
オリンピック関係施設建設でも、小池知事の働きで予算がかなり縮小されてきている。それも半端な金額ではないのだ。オリンピックということで大判振る舞いの計画が進んでいたのにマッタがかかった。大手建設業界にとってはまたとないチャンス。しかも森会長は思い通りの方向に運んでくれる。
こんな時にあちらこちらから政治資金のようなものが飛び回るのでしょう。そんな現実を知っている小池知事は敢然と立ち向かっている。これは女性である小池さんだからできることかもしれない。自民党が小池さんの知事になることを恐れた理由はその辺に在るのかもしれない。