芸能人 音痴 覚えようとしないのだ

　テレビのバラェティ番組を自分から見ようとすることはほとんどない。家内が見ているのを仕方なしに見るともなく見るくらいだ。だからタレントの名前などほとんどわからない。また覚えようとも思わないのだ。アイドル歌手についても同じ。演歌歌手の超有名な方くらいはわかるけれど、人から見たらまさに音痴といえる。

　みんなと楽しくおしゃべりするには、もっとタレントの名前とか、時の話題とかに興味を持って、みんなと話せるようにならなきゃならないのでしょうがどうもそんな気持ちらになれない。だからね話を合わせることができないし、話し下手ということになる。だからと言ってもつと高級なことに関心があって、あることについては、あの人にかなわないなどといわれるものもない。こういってみると何ともさみしい姿の自分が浮かび上がってくる。

　今更どうしようもないことだけれど、もう少し豊かな人間になる努力をすればよかったと、少し悔いたりしている。

　結構やればできたと思う。今までの人生の中で、よくやったと自分をほめてやってもよいこともしてきている。やればできる人間だったのだと思ったりする。しかし、やらなかったのだから仕方がない。

　「今でしょ!!」でなく明日もあるさ、来年もあるさと高をくくってのなれの果てなのでしょう。

　結構長生きしていますが、自分だけではありませんね。同級生で亡くなった方も結構いるけれど、生きている方のほうがはるかに多い。長生きなのは自分だけじゃない。長生きすることのよさって何なのか。今、生きていて人にほとんど迷惑をかけていないことはいい。そして、毎日が結構楽しい。この状態が維持できる長生きでなければならない。死にたくないという言葉をよく聞くけれど、生きているだけの人間として生きていきたくはない。

　今の世の中、生きていることすらわからない人も多くなっている。怖い話だ。