昨日以前から気にしていた足利学校の見学に行ってきた。
娘に連れて行ってもらったのですが、そんなに遠くないと言っていた通り、30分で着いた。
勝手に足利尊氏と結び付け、足利尊氏の藩校のように考えていたのは間違いで、平安貴族小野篁の創建という説が有力みたいで、時代も尊氏だと鎌倉時代が終わってからになるけれど、篁だと平安時代になるのでもっと古くなる。学校という言葉が使われたのはここからだという。すると日本の教育の原点になる。教員内容の中心は孔子を師と仰ぐ、論語を中心とする漢学の学校だったようだ。しかも全国から有意の若者が集まり勉強した、日本最古の大学といえるのです。これは足利の誇りだけでなく、日本の誇りといえます。
足利尊氏銅像 足利学校の外の路地にいくつかの彫像とともに尊氏の銅像が建てられていました。足利学校とはそれほど深い関わりがないみたいですが、やはり足利幕府を開いた人です。郷里の偉人です。おろそかにはできないのです。