何と男性二人とも欠席。女性三人の稽古になりました。
いつもの進め方を変えました。普段あまり厳しく指導していなかった点を少し丁寧にやってみました。特に詩文の読み方で、感情の入る読み方、特に緩急による感情表現について勉強してもらいました。
「秋尽く 館柳湾」「江月 亀田鳳斎」「晩秋舟行 市川寛斎」の三題を時間をかけてやってみました。「江月」では起句の繰り返しからくるリズム感と「ん」の発声について話してみました。又、余韻を母音でしっかり引るようにということで、合唱コンクールの子供たちの口の開き方を指摘してあげましたら納得していました。
母音を引いて節調をつける世界唯一の音楽である詩吟。母音返しが詩吟の命であることを改めて知ってもらいました。
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