The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

ようこそ!バタール・モンラッシェ?

2008-08-20 22:22:21 | ワイン
胃の痛くなるような、ソフトボール女子を一方では見ながら、
裏番組では星野ジャパンが剣が峰のアメリカ戦はやっているは、
更にはサッカーのキリンカップのウルグアイ戦も見逃せません!

外の秋風をヨソに、家の中はスポーツ観戦でホット!ホット!!

久しぶりに自家製ジャジャ麺を作ってもらい、
ビール片手にニッポン!チャチャチャ!!

でも、オリンピックも閉会式まであとわずか・・・
この至福の時間も数日で終わってしまいます。

さて、ソフトボールはオーストラリアに延長11回で勝利いたしました!
この一日で320球を投げきった、日本の真のエースU野投手に拍手を送ります。

ところで話はいきなり変わりますが、お盆前のワイン話の続き!
やはり、ピリニー・モンラッシェ村のある希少グラン・クリュに触れないわけにはいかないでしょう
なんとその面積は、全ての造り手を併せても3.686ヘクタールだと・・・
年120ケースに満たない生産量なんですね!

その地所は、ご存知ビアンヴニュ=バタール=モンラッシェの事であります。
フランス語を訳しますと『ようこそ、モンラッシェの私生児へ』なんですね・・

凄い意味ですよね・・・

造り手の面々はそうそうたるもの!
ラモネ、ソゼ、ペルノー・・・そしてルフレーヴと来ます!

ご相伴に預かったのは99’のルフレーヴのもの!

濃厚で、コクのあるバタールの底アジのバックボーンに、
気品と繊細さの明確なテロワのキャラクターを見つけることが出来ます。

ノーブルなヴァニリンのトップに黄桃や柑橘のアクセント!
流麗な酸味の下支えに、繊細ながらも存在感のあるフルーツです!

そういえば、このビアンヴニュ・・・
ルイ・カリオンなんてのも飲みました!これも貴重な体験です。

いずれ、猫の額系がどうしてこの街で飲めるのか?
もう一度よく考えて見るべきでしょう!