The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

07’ ヴォーヌ・ロマネ オー・マルコンソール デュジャック

2010-09-10 22:27:30 | ワイン
ワタクシにおいては、ブルゴーニュ・ピノ・ノワールの一つの規範でもあった、


ジャック・セイスの『ドメーヌ・デュジャック』ですが、


2005年物の異常ともいえる価格高騰以来、いささか手の届きにくい存在となりました!


それでも、ココにきて、新しいアペラシオンも加わって、


尚且つ本格的に、次世代の若きジェレミー・セイスの手によるワインとなり、


05’(ワタクシはてっきり06’からと思っていたのですが・・・)から加わりました、


オー・マルコンソールなどはいかがでしょう・・・てことで、


先日の『麗しのヴォーヌ・ロマネ』のオテルにて、ご相伴に預かったわけです!


07’である事の、軽やかさを差し引いたとしても、なお軽快なワインでして、


凡そエレガンス系の、繊細で、端正なブルピノの見本のようなワインでありました!


よく引き合いに出されるのが、地図上においてのハナシですが、


『ラ・ターシェ』と隣り合わせということですが、


むしろ『ラ・ターシェ』になりえなかった『レ・ゴーディショ』が、


壁となって立ちはだかり、境界線の大部分は南のラインで『ニュイ・サン・ジョルジュ』


と接している、と解釈するのが妥当でしょう!


漏れ聞いた話ですが、05’のデュジャックで『ラ・ターシェ』とモロ接している、


特別な区画があるというのですが、


もしや『ド・モンティーユ』の『クリスチャンヌ』と同じ区画の事でしょうか?


であれば、凄いこってす・・・


『シルヴァン・カティアール』『アラン・ユドロ・ノエラ』『モンティーユ』などなど


幾つかの『マルコンソール』を飲みましたが、


いずれ今までの『マルコンソール』中、デュジャックこそ、一番エレガンスを基調にした、


『オー・マルコンソール』と言えるでしょう!