The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

おまかせ料理『H』で『2011 ワイン・ヴィーナス 桜沢シャルドネ』を開ける。

2012-12-29 14:49:21 | ワイン
満を持しての『H』さんへのお邪魔!
年内最後の仕事を明日に控えての、外飲みなんですね・・・

あの料理の格と、最高のコスパを見せてくれる『H』さんですが、
しょっちゅう顔を出すよりも、久しぶりのお邪魔がイイ!

それは料理店と自分との、あたかも遠距離交際のようなものでして、
恋しさ募って、食べた時には夢心地になるんだわ・・・

で、四の五の言わずに、まずはこんな流れでしたので、ご覧下さい↓





ソレに合わせるべく、持ち込んだワインは『奥野田ワイナリー』の表題のワイン!



2011年物なのですが、コレがまた日本料理に良く合いました。
今まで『2007年』『2009年』と飲みまして、今度の物は勝沼行脚の土産なんですね・・・

いわゆる『グラヴネルのブレッグ』のように際立った熟成感を持つ『2007』、
濃密本格派のブルシャル的なスタイルの『2009』ときて、じゃあ『2011』はどうよ?てなわけですが、
これがキレのある酸味と、果実味のスタイリッシュな、柑橘風味のシャルドネなんですわ・・・

ですから、その日の料理では『海老芋の揚げだし、五色あん、すり柚子』との相性が劇的でした。

さてさて、ニッポンワイン!
今までは、この流れにシャンパーニュやら高級シャルドネには流石に太刀打ちできず、
飲み手も鼻の下を伸ばして、大枚のカネを叩いて、そうゆうワインを小脇に抱え、
小指立て立て、マッセで迫っていたわけですが、
ワインそのものの格やら凝縮性はともかくとして、相性の点では引けを取らず、
ソコソコ出番も増えてきたんですね・・・

さあ、これからはもっと面白くなるぞ!
ニッポンワインの行く末はドッチだ?