このワインのエティケットには印象的な赤いキツネが描かれている。
赤が左で白が右だ。
そしてフランス語でルナールはキツネで、ボーが美しいと言う意味なので、なるほどこんな感じに表現したわけだ。
いかにもフランスらしいウィットとユーモアに溢れるエティケットだ。
ボールナール家はスイスとの国境近く、ジュラのプピアン村に16世紀から続く名家とのことで、祖父の親友がピエール・オヴェルノワで、ワイン造りにおいてはその薫陶をうけたことは、まず間違いないのだろう。
しかしながら今回のこのサヴァニャンによる白ワインを飲んでみると、そのスタイルはビミョウに違う。
いわゆる全てを曝け出し、主張するナチュールではない!
スルスルと飲めて、気がつけば一本飲めてしまうような、飲んで楽しく、外交的なワインだ。
黄桃やグァバにバナナのニュアンス、胡桃やホッコリとした焼栗をも感じ取れる。
フルーツは極めてリッチで口の中でエネルギッシュに炸裂する。
そして最後はしょっぱいくらいのミネラルと旨みのエキスが飲み手にとって忘れがたいものにするのだ。
もしあと5年待ったら、このワインはどうなるのだろうか?
保守本流とは違う楽しみを感じるのはワタクシだけではなさそうだ・・・
赤が左で白が右だ。
そしてフランス語でルナールはキツネで、ボーが美しいと言う意味なので、なるほどこんな感じに表現したわけだ。
いかにもフランスらしいウィットとユーモアに溢れるエティケットだ。
ボールナール家はスイスとの国境近く、ジュラのプピアン村に16世紀から続く名家とのことで、祖父の親友がピエール・オヴェルノワで、ワイン造りにおいてはその薫陶をうけたことは、まず間違いないのだろう。
しかしながら今回のこのサヴァニャンによる白ワインを飲んでみると、そのスタイルはビミョウに違う。
いわゆる全てを曝け出し、主張するナチュールではない!
スルスルと飲めて、気がつけば一本飲めてしまうような、飲んで楽しく、外交的なワインだ。
黄桃やグァバにバナナのニュアンス、胡桃やホッコリとした焼栗をも感じ取れる。
フルーツは極めてリッチで口の中でエネルギッシュに炸裂する。
そして最後はしょっぱいくらいのミネラルと旨みのエキスが飲み手にとって忘れがたいものにするのだ。
もしあと5年待ったら、このワインはどうなるのだろうか?
保守本流とは違う楽しみを感じるのはワタクシだけではなさそうだ・・・