The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

夏が弱い?ゴールデン??

2007-07-23 21:45:20 | ライフ
相変わらず早起きです・・・
最近老化が顕著な・・・ワタクシではなくて、
金髪メス犬ロビンちゃんのことですが・・・

夏日が続くここにきて、ご飯食べません!
ロビンちゃんの特技はNHKの『料理の時間』のテーマソングに合わせて歌う事!
例の「チャンチャカチャカチャカチャカ、ちゃんちゃんちゃん・・・♪♪」
のリズムで「ウォンウォンウォン・・・」と続くわけです。
食べる前には必ずこの芸を見せてくれます。

でも最近私が歌っても、無反応で知らん顔なんですね・・・
なぜでしょう???

食べやすいミルク棒や硬くなったフランスパンは食べますよ!
でもぽちぽちの乾き物のドッグフードに肉野菜の缶詰めの豪華メニューは受けつけないようです。

そう言えばワタクシも昼はザル蕎麦三昧でした!
暑い日にゴージャスな料理を求めないのは犬も人間も同じって事ですね。

イタリアン・スペシャル・ナイト!

2007-07-22 13:12:06 | ワイン
21回を数える『ワインとキュイジーヌの夕べ』では、
過去2回のイタリア特集を組みました。

イタリアって難しいですよね・・・
なぜかと言えば、本流のフレンチのエレガンスに慣れた者には、
どこか御仕着せがましさや、強い自己主張が目立ってしまうからです!

でも、料理と一緒のイタリアワインはその実力を発揮します!
グングン食が進み、会話を演出し楽しさ倍増ってところでしょうか?

昨晩の『ワインとキュイジーヌ・・・』のリストは以下の通り!
大盛り上がりのスペシャルナイトになりました。

NV Franciacorta Brut Nature Enrico Gatti

2004 Calvarino Soave Classico Pieropin

2002 Chardonnay Valter Mlecnik Slovenija-Blind-

1998 Dulcamara I Giusto & Zanza Toscana IGT

1998 Ir Carbonaiona Toscana IGT

1998 Brunello di Montalcino Vigna Pianrosso Ciacci Piccolomini D'Aragona

1996 Barolo Les Coste Grimaldi Giacomo

1996 Barolo Reserva Grand Bussia Aldo Conterno

1991 Sassicaia Tenuta di San Guido

2004 Chambolle Musigny La Comb D'Orbeau Bruno Clavrier-Blind-

2000 Passito della Rocca Bianco Veneto Passito Pieropan 500ml

この中でのメインはやはり後半の2本でしょう!
特にもスーパータスカンの草分けにして、ボルゲリの重鎮!
カベルネ・ソーヴィニオン70%、フラン30%の完全なるボルドーブレンドの『サッシカイア』の91年ものは美味しかった!

今月の『夏の闇鍋』でも86’物サッシカイアの擬似ボルドーぶりが話題になりました!
それもこれも熟成の成せる技!!
長い年月がテロワールを吹き飛ばしてしまいます。

鉄分を感じるミネラル感やスパイシーさ、
セミドライのプラムの果実や、皮のニュアンス!
タンニンのまとめ具合、酸味の下支えなどなど・・・
僅かに感じる底の甘味が微妙と思うだけ!
左岸ブレンドのタスカンも古酒右岸と感じるのも無理はないでしょう。
16年の歳月で見事にメタモルフォーゼであります!

もう一方の久しぶりやのグランブッシアと、その他のコメントは後ほど・・・

参加の皆様に感謝申し上げます!
ではまた・・・

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03’サッシカイアの最安値は↓



19年目のグラン・エシェゾー

2007-07-20 06:21:01 | ワイン
昨晩は仙台からの帰りに、ヌッフをのぞいてみました。
サンマルツァーノ・トマト・スパで腹ごしらえ、
なんやかんやでブラインド2本をこなし、上機嫌で帰宅!
結局、ブログも開かず桃源郷をさ迷ったという次第でありました。

仙台の目的はいわゆる3者面談という厳粛な儀式、
まあこの時期、それよりも息子の脳裏を占めているのは・・・
もちろん、甲子園です!
ただ今順調に3回戦まで勝ち進んでいるようです。

さて、一昨日の『次世代交流会』のメインを張ったDRC、
実は88年物のグラン・エシェゾーでした。

熟成の色香を漂わせなければ、それはDRCではないと豪語した以上、
そのあたりの代物を飲んでもらいたかった!それが偽らざる心境でした。
それこそ、清水の舞台から飛び降りるつもりで出したわけであります!

そのグラン・エシェゾー!
期待に違わぬ素晴らしい状態!!

88’らしい、しっかりとした骨組を残しつつ、
本流の熟ピノ・ノワールの果実の味わいを楽しめます。
グラン・エシェゾーの土っぽいニュアンスと何とも言えないエキゾティックな色香!
将来もありますが、今でも十分に『オマエとはOK・・・』という感じ・・・

久しぶりのDRC!艶かしいフレーヴァーに頭クラックラ!
グラスを鼻にぶら下げて、一日中過ごしてもイイです・・・

そんな気分になりました!

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88物のエシェゾーでこれですか?
DRCはとんでもない事になっています↓


次世代交流会楽しみです!

2007-07-18 05:32:56 | ライフ
本日宵の口、山岸の隠れ家にワイン・ヒートの次世代グループが集合致します。
きっかけは、この合言葉『ディー・アール・シー』!!

この呪文のような合言葉を、どうしても体験したい次世代がいると、
漏れ聞いた事から始まりました。

一昔前なら、あの伝説のワイン会がありました!
おそらく、今でも持っている人はマダマダいる筈・・・
今や諸事情で、世の中では目の飛び出るような値段になりました!
その結果、次世代の皆さんは、なかなかその恩恵に浴する機会が少なくなったのも事実!

さてその『ディー・アール・シー』の、どのヴィンテージの何を出すべきか?
これは、こう御期待です。
しかし、練れたものでないと『ディー・アール・シー』はその真価を発揮しません!
限られた私のストックから、今日は特別に奮発して、清水(きよみず)系でチョイスしたいと考えております。

さて、早起きの朝・・・
ひんやりとした空気が気持ちを引き締めます!
ただ今、張り替えたばかりのウッドデッキに出てみました。
たった2日間の大工仕事でしたが、この何とも言えない達成感!
気持ちイイ-!!

この仕事で、わずかに戻りつつある上半身の筋肉が心地さを更に増幅させます。
今度はどこを直そうか?と本気で考えている自分が恐い・・・

まずは、新鮮な樹木の香りで皆さんを御待ちしております!

コーデイネ-トのT君には感謝いたします!
ではまた、今宵この場所で・・・

ブルゴーニュ ピノ・ノワールの新しい流れ考

2007-07-17 21:59:26 | ワイン
ただ純粋に美味しいピノ・ノワールを求める姿勢・・・
大いに結構!

「葡萄畑での仕事に定評がある・・・」
それには異論がありません!

ただし「新しい流れ=ナチュラル」
というのは、どうなんだろう?と思うわけです!

もちろん、ビオで来て、コスパにも優れ、純粋に美味しいワインありますよね・・・
ブルピノではありませんが、『クロ・デ・トゥア・ブッフ』のシュベルニーのピノなんかそう思います。
コスパを除けば、ブルピノではセシル・トランブレイなどでしょうか?

さて、最近話題のブルピノを、T氏やI氏の両巨頭、
更には管理人氏やO様達と飲む機会がありました。

一つは恐怖の美人姉妹で御存知『ルイ・シェヌ』の05’サヴィニーVV!
写真で見る限りではルックス的には、いかにもヨーロッパ系のアダルトで知的な美人と御見受けしました。
しかしワインは全く『じょしこうこうせい』という感じでしょうか?(これは言い過ぎか?)

確かに花のように芳しく、苺ジュースのようにジューシーではあります!
でもその芳しさは練れたピノのそれではなく、
フレッシュなガメイのブラッキーな香気に近いと言えるでしょう!
更にジューシーな果実も『美しすぎて君がコーワイ・・・』ならまだしも、
余韻が突如プッツンと切れてしまいます。

それもこれも、ワタクシ丑未ツ時に、
12銘柄飲み終わった後のヘベレケ状態での試飲ですから・・・
おそらく、コメント正確さを欠いておるという事だと思います!

同じ日に、くだんのオーディーフレッドの04’ヴォーヌ・ロマネ・オーシャン・ペルドリ(これも最近の注目銘柄)飲みましたが、コメントは後ほど・・・(ある意味、恐くて書けません!)

ところで、昨日夜な夜な開けました、ロマン・リニエの遺作04’リュッシー・エ・オーギュスト・リニエのACブルゴーニュ・ルージュが異様に美味しかった事だけは付け加えさせてもらいます。

合掌・・・

皆さん、最近納得のブルピノ何飲みました?