瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

再び食い気と思考のサティ

2006年01月11日 | 断食・少食
◆「食い気」へのサティ
昨日は、昼食も野菜サラダと生の玄米少々とプルーン等でかなり少なく、夜も玄米おかゆをゴマとコンブの佃煮で食べ、あとは野菜スープだった。その後ココアを飲んだりみかんを食べたりはしたが。これぐらいだと胃腸が実にすっきりして調子がよい。

今日は、昨日に比べると間食が多かった。「食べたい」とサティを入れても、次はもうサティを入れる間もなく食べてしまうのだ。夕食後しばらくしてまた「食い気」が起こった。今度は、「腹は一杯」と何回かサティを入れる。実際に腹は満ち足りているので、その状態に充分サティが入ると、自然に「食い気」は消える。要するにしっかりとサティを入れることが大切なのだ。

◆思考への心随観
思考への心随観は、今日はそれほどに徹底はしていなかった。しかし、これは私にとって非常に大切だと感じている。座禅の時は、思考が湧きあがったら、ただ「思考」とラベリングして、すぐ中心対象に戻るのがよいだろう。

しかし、日常生活の中では、自分の「心の中のおしゃべり」に気づいたら、その中身に深く踏み込むのではないにしても、その「性質」をラベリングするまではやった方が、私にとってはいいようだ。せいぜい「自我」とか、「執着」とか、その程度だが。しかし、この程度の心随観をするようになって「内なるおしゃべり」への気づきがすごく多くなったと思う。おそらく自分がどんな種類、性質の「内なるおしゃべり」をしているかにとても興味があるから、気づきやすいのだ。ほとんどの「おしゃべり」は無自覚にやり過ごしているが、すべてについてそれがどんな種類・性質のものか気づいていきたい。
コメント
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