７5年目のチェーホフドラマテアトル

ユジノサハリンスク市にあるチェーホフ劇場は今年で７５年を迎える。
現在そこではサハリン在住の劇団員からモスクワのテレビ俳優まで
ありとあらゆる芸人の芝居が行われており、市民の娯楽になっている。
劇場ははじめ１９３０年代にサハリン北部の、当時主要都市アレクサンドロフスク・サハリンスキーに組織され、
戦時中のサハリン州民の唯一の娯楽として大いににぎわった。
その後１９４６年にユジノサハリンスク市へ移り、現在に至る。その間いろいろな困難に劇場運営が妨げられたが、
今もなお劇場で劇が行われているのは劇を愛するサハリン州の人々のおかげなのであろう。
大変な時代を乗り越えてきたチェーホフ劇場の芝居を
日本からの旅行者の皆さんも是非１度ご覧になってはいかがでしょうか。
サハリン→北海道
写真：芝居「タクシードライバー」