n45-50

ロシア・サハリンと北海道を結ぶ架け橋ネット。
サハリン州には。、ロシア人もウクライナ人も住んでいる混住地域です。

牛乳の反撃 官・民・学の徹底討論

2007-03-21 07:56:22 | 牛乳の反撃
昨日、酪農の現状を検証するシンポジウムが開催されました。
北海道では、一部の地域で牛乳が廃棄されています。
道北の一部の地域では、酪農家の負債が年々増加傾向にあるとの報告もありました。
これの原因は、農水省の中期計画の失策でもあります。
その失策を隠す様に、海外から関税の無い乳製品を輸入しようとしています。
酪農家は、怒る気持ちも伏せて・憔悴しているのが現状です。
各メーカーは、今年中に北海道で三箇所乳製品工場のチーズの増産を計画しています。
それにしても後手に廻った「農水省の策」は、酪農家をはじめ農家に不信感を与えています。

酪農学園大学の岡本全弘教授は、業界・行政・研究機関の縦割りシステムを批判しました。
横の繋がりが無い農業・酪農政策の仕組みを改めの時期に来ていると提案しました。この様な状況では、新たなる製品開発又その指導者も生まれない。と厳しく提言しました。

酪農学園大学出身のタレント・花畑牧場経営の田中義剛氏は、牧場開設までの苦労と現在の牧場経営をユーモァを交えながら助言しました。
大学を出て「夢の牧場経営」を目指していたが、資金調達のために芸能界入り屈折12年間を得て待望の花畑牧場を設立したなど、そしてトム・チーズに取り組み失敗した事、新たな乳製品の開発として「カチョカバロ・チーズ」を製造して成功した(悪戦苦闘の末に完成)例や失敗談を披露して笑いの渦に巻き込んでいました。
チーズ作りをするにも指導者が居ないのが現状で酪農家にとっては大変な時間・労力・資金が過剰に掛かりすぎている。
夢の酪農など程遠い・・・「行政・業界に早急に指導者の育成に力を注ぐべき」
テレビで観る田中氏では無くて「酪農経営者」の顔がそこにありました。

牛乳を飲んでいる総計最新調査では、中学生が増えているとの報告もありました。
しかし、国民全体では牛乳消費は低迷している。
この状況に、追い討ちを掛けたのが「牛乳誹謗著書」である。
内視鏡医師のこの著者は、酪農の酪の字も学んでいないに、平然と牛乳批判を展開している事は、絶対に許せない行為である。
著書内容の牛乳に関しての訂正を求めます。
この反撃は、次に来る「丑歳」まで続ける考えです。
コメント
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