「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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体調に関しての報告で、首都圏で気になる話をどう理解していくのか。

2011-09-12 11:50:36 | 福島第一原発と放射能

「原発事故を、逃げなくて報道したから偉い」とある報道機関のトップは話したと聞きました。

報道は逃げなかったことを賞賛される商売柄ですから、ご説ごもっともともいえます。

しかし、もっと大切な視座を、この人物は完全に欠いています。

報道機関というのは、より的確に国民に迫る危険を伝えねばならないと言うものです。

それが、本当にできていたのかどうかがポイントであって、その余のことはどっちでもいい話です。

そこができているのなら、なにを言っていてもよいですが、そこができていなければ、何一つ意味がありません。

というか存在価値がありません。

僕が考えてみても、日本の報道機関で、このポイントをクリアした大手報道機関は皆無と思います。

多分、全部駄目です。全部駄目という認識から出発できない人は、現実の人々の意識を何も理解していないと私は思います。

というのも、いろんな形での身体症状の報告が、いくばくかでも原発事故の影響だったとすると、その報道対応を誤ったことで、被害を拡大した可能性は否定できませんから。

 最近、気になっていることは、首都圏で、重病に近い報告が複数きていて、もちろん、それが全て関係があるかどうかは、わかりません。わかりませんが、気になることは、気になるのです。

 まず、第一に東葛地域を中心に二十代から四十代の心臓死の報告が、この夏の事象として、何例もきています。もちろん、それまで病歴のない方ばかりです。当然ながら、若年の心臓死も世の中にはありますから、偶然の事象が、僕のところに何例も寄せられている可能性もあります。ただし、偏在的にこの地域からの報告が多いです。報道された流山の女性の話もありましたね。また、他のエリアでも、同一の会社内の複数事例など、いくつか気になるケースがあります。心筋や心臓に放射性物質が与える影響は大きいと僕はみています。こうした事が、割合に短いスパンでおきることなのかどうなのかは、僕にはデータはありません。しかし、チェルノブイリの症例が、あの国家体制の中で、情報統制がしかれ、それでも数年で事態があかるみになったことを考えますと、いろいろ問題があっても情報が行きかう日本のような国では、早く出てくる気がします。胸が痛いということが突然おきはじめている感覚の報告です。

 第二に、世田谷区内で、紫斑病などにかかる子どもが増えている現象の報告があります。これは、情報を精査していますが、その類の病気が周辺で頻度を増していれば、注意は必要と思います。重症化したケースも聞きます。

 第三に、肺の疾患が思わぬ形で起きているという報告です。これは東葛地域でよく聞きますし、都内全域で話があります。これも世田谷で子どもで重症例の報告も聞いています。肺の疾患は、ダメージがあれば心臓と同じく、反応が出やすい臓器と思います。

 第四に生殖関連の異常。女性の生理周期の異常にとどまらず、具体的な臓器の異常などの報告もあります。これは、かなり多いと思います。そして、出産にまつわる事の報告もきています。

 第五に筋肉が痛むような現象の報告です。なにもしていないのに、体の筋肉のある部分が痛くなると言う話です。心筋とも共通性があるのかもしれません。

 第六に親指の付け根が突然痛くなるという話もきています。これは詳細はまだわかりません。

いずれにしても、これまで特におかしくなかった方々が、一定水準を超えておかしな事象がおき始めた場合に、何かのシグナルかもしれませんので、是非教えていただきたいです。複数症例の場合、可能性はさらに大きくなります。

 

 

=================================================   

  三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力メールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 

 

 

 ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます。

 

 講演依頼など、様々な問い合わせは、まずメールでお願いします。また、具体的なご相談も、コメント欄でなく、直接メールしてください。僕と話したい方は、直接メールが早いです。スカイプや電話でも対応しますから。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

================================================

9/23(金・祝)と9/24(土)に広島県の福山市と尾道市で講演会に伺います。

 

木下黄太講演会 IN 福山・尾道
「放射能ほんとうに大丈夫?」
東日本大震災が西日本に与えた影響、未曾有の大震災と原子力発電所の事故から半年あまり。お米や牛肉の汚染や、震災廃棄物の広域処理など「心配ありません」と言われているけど本当に大丈夫なの?
震災以降独自の取材を続けておられる、木下さんをお迎えして、実際の現場から見えてきたものをおうかがいします。
 
9月23日(金・祝)
午後5時30分~8時(開場5時)
広島県民センターふくやま文化交流室
住所:福山市東桜町1番21号(福山駅より徒歩5分、市役所北側)
TEL:084-921-9200
参加費:500円(資料代含む)
 

定員:120名(要予約)
主催・申込:一歩の会 in 福山、申し込みは極力メールでおねがいします。
080-5609-1651
メール:
hukuyama9@gmail.com(にった)


 

9月24日(土)
午前10時30分~午後0時30分 (開場10時15分)
尾道商業会議所記念館2F議場
住所:尾道市土堂1-8-8(JR尾道駅より商店街を徒歩5分)
TEL:0848-20-0400
参加費:500円(資料代含む)

 

定員:75名(要予約)
主催・申込:一歩の会 in 尾道、申し込みは極力メールでおねがいします。
090-9148-2155
メール:
hamadendenden@mail.goo.ne.jp(浜本)

================================================

 

 ツイッターでも情報は流していますが、ブログとは性格の違うツールとして使っています。必要な方はフォローしてください。https://twitter.com/#!/KinositaKouta

『放射能防御プロジェクトによる全国土壌調査:追加募集!!』

 西日本土壌調査の追加調査を行います。
今回の対象は、九州、沖縄、そして西日本でないですが、北海道です。
募集件数は60箇所程度です。
 

 

 

 

... 首都圏や中部、関西で追加希望の方はご相談ください。
できたら空白な地域(少ない)を優先したいです。
 
空白地域は、例えば
鳥取県と島根県の山陰地方。山口県。
岐阜県西濃地区と滋賀県東部。
長野と岐阜と静岡と山梨のお互いの県境にあたる地域。
名古屋市内。愛知県東部。静岡県遠州エリア
奈良と和歌山の山間部、敦賀湾エリア。高知県室戸エリア。
淡路島。他、日本海側は少なめです。

先に行われた「首都圏土壌調査」「西日本土壌調査(先行)」に倣って、
指定日に参加者がそれぞれの場所で土壌の採取を行い、
分析機関に送って測定してもらう方法で行います。
先行して、希望者のマップを作成します。
検査会社は、処理の都合で今回は先行調査と別の会社になります。
検査方法の機械水準は同程度かそれ以上になります。

1.検査料は自費でお願いします。
   (検査料15,750円+送料・振込手数料)
2.採取場所はなるべく私有地でお願いします。
   (公園・学校等は許可が必要になるので、許可が取れた場合のみ可能です。)
3.公表については○○市○○町○○丁目までとし、個人名は出しません。

上記条件で希望される方は、
下記5点を明記してメールでご連絡ください。

 1.氏名
 2.住所
 3.電話番号
 4.メールアドレス
 5.土壌調査したい場所

《連絡先》
w_chousa@yahoo.co.jp
       担当:秋山

「追記」
特に九州、沖縄では、数値が、あまり出ない可能性が大きいです。そのことは、ご認識の上、お申し込み下さい。
 
====================================================== 

加工食品の原材料がどこのもので、さらにいつごろのものなのかで、内部被曝する可能性の有無を確認できる可能性があります。http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/b8c8f85c5ce80be6f2fafabcf0c8f66eこの記事のコメント欄で、それに特化した形でコメントをしてください。ネットからの二次情報でなく、ご自身が直接調べた情報をコメントしてください。この際、注意していただきたいのは、個別企業の批判的なコメントは一切書かずに、客観的に事実情報をまとめる形で作りたいです。下記のスタイルで書き込みを。

①企業名

②商品名

③製造場所(この記号はどこの工場までわかれば)

④主要な原材料

⑤原材料の産地

⑥賞味期限などから製造年月日がいつで、原材料の調達がいつか。

⑦放射能対応の有無、具体的な対応

===============================================

 

 


事故から半年、黄色いものを身につけ、考えましょう。

2011-09-11 11:19:13 | 福島第一原発と放射能

 福島第一原発の事故から、半年が過ぎました。もう半年が過ぎたとも言えますし、まだ半年なのかと言う気もします。事故の影響が、どういう形を取るのかが、明確にわからない中、ずっと走ってきたような気がします。一度、今日一日は、なにか黄色いものを身につけて、考える事をお薦めしたいと思います。

 僕の中では、いろんな影響が大きく出てくるとしたら、この半年を過ぎた時期からだろうと、ずっと思っています。このブログの初期の読者でメーリングリストのメンバーやフェイスブックの「福島第一原発を考えます」のメンバーなどでもよく話が出ているのですが、「半年を過ぎて、九月になってから、いろんなことがどうなってくるのか。そこを見極めないと」というのが言われました。チェルノブイリのことをトレースすると、健康被害に関しては、半年で、実は顕在化していて、それを隠蔽していく構図です。日本の場合、旧ソ連ほどの隠蔽はできませんので、この点で、この時点からの情報の展開は、実は旧ソ連よりも早いと判断しています。福島もそうですが、情報の展開が速いとしたら、東京東部や東葛地域のエリアで何がおきるのかということだと思います。その点では、僕のところに、東葛地域の三十代、四十代男性の突然の心臓死が身近におきたという報告が相次いでいるのが、相当気になっています。首都圏の危険は常に伝えていますが、おきる事象は僕の中では、ホットスポットになっている東葛地域で、よりおきる可能性が高いと、前から判断しています。他の地域よりも緊急対応しなければならない可能性も高いということです。僕には、聞こえてくる情報が少し怖くなっています。

 経産大臣が辞任しました。まず基本認識として、政治家が発言を問われるのは仕方がないと思います。「死の街」は彼の認識はともかく、不快にさせる言葉で、大臣としては言い方を考えるべきだったでしょう。さらに「放射能」に関しては、あの程度のやりとりで、揚げ足をとられれば、この時期には追い込まれる話なのです。揚げ足を取られた時点で彼の負け。大切な目的を遂行する覚悟があれば、あんな稚拙な発言はしてはなりません。地位の重みを認識し、なすべきことを認識していれば、あんな対応にならない。しかし、勿論、揚げ足を取りに、仕掛ける事しかかんがえていない政治記者は、その心根がお粗末とは思います。だが、そんなお粗末な心根の仕掛けに、はまり込んでしまう人に、この難局は難しいのです。結局。ここは、シビアに考えるしかない。そして、ここから躓く野田内閣は、前途多難が深まる様相と思います。恐らく原発も被曝も対策は遅れていくだけです。これは最悪としか言えません。健康被害のことが、顕在化すると、事態はさらに明確化します。
 
 川内村より北海道に移動した車輌をベクレルモニターによって、車輌のボンネット下の吸気口(縦2cm×横4cm程度)部分をティッシュ1枚で軽く拭き測定した結果が送られてきました。
 結果は、183Bq(±19Bq)ということです。福島の車両の汚染は、深刻なものがあります。他のものと違って、屋外にあり、吸気する車両は汚染されている状態です。こういった車が放射性物質を付着したまま、外部に放射性物質をもたらす可能性をきちんと考えて、対応すべきと思います。
 
それから、念のためですが、原木栽培のきのこは、遠隔地でも検出例が出ています。原木の産地によって落とし穴があります。
 
 

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  三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力メールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 

 

 

 ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます。

 

 講演依頼など、様々な問い合わせは、まずメールでお願いします。また、具体的なご相談も、コメント欄でなく、直接メールしてください。僕と話したい方は、直接メールが早いです。スカイプや電話でも対応しますから。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

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9/23(金・祝)と9/24(土)に広島県の福山市と尾道市で講演会に伺います。

 

木下黄太講演会 IN 福山・尾道
「放射能ほんとうに大丈夫?」
東日本大震災が西日本に与えた影響、未曾有の大震災と原子力発電所の事故から半年あまり。お米や牛肉の汚染や、震災廃棄物の広域処理など「心配ありません」と言われているけど本当に大丈夫なの?
震災以降独自の取材を続けておられる、木下さんをお迎えして、実際の現場から見えてきたものをおうかがいします。
 
9月23日(金・祝)
午後5時30分~8時(開場5時)
広島県民センターふくやま文化交流室
住所:福山市東桜町1番21号(福山駅より徒歩5分、市役所北側)
TEL:084-921-9200
参加費:500円(資料代含む)
 

定員:120名(要予約)
主催・申込:一歩の会 in 福山、申し込みは極力メールでおねがいします。
080-5609-1651
メール:
hukuyama9@gmail.com(にった)


 

9月24日(土)
午前10時30分~午後0時30分 (開場10時15分)
尾道商業会議所記念館2F議場
住所:尾道市土堂1-8-8(JR尾道駅より商店街を徒歩5分)
TEL:0848-20-0400
参加費:500円(資料代含む)

 

定員:75名(要予約)
主催・申込:一歩の会 in 尾道、申し込みは極力メールでおねがいします。
090-9148-2155
メール:
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空白地域は、例えば
鳥取県と島根県の山陰地方。山口県。
岐阜県西濃地区と滋賀県東部。
長野と岐阜と静岡と山梨のお互いの県境にあたる地域。
名古屋市内。愛知県東部。静岡県遠州エリア
奈良と和歌山の山間部、敦賀湾エリア。高知県室戸エリア。
淡路島。他、日本海側は少なめです。

先に行われた「首都圏土壌調査」「西日本土壌調査(先行)」に倣って、
指定日に参加者がそれぞれの場所で土壌の採取を行い、
分析機関に送って測定してもらう方法で行います。
先行して、希望者のマップを作成します。
検査会社は、処理の都合で今回は先行調査と別の会社になります。
検査方法の機械水準は同程度かそれ以上になります。

1.検査料は自費でお願いします。
   (検査料15,750円+送料・振込手数料)
2.採取場所はなるべく私有地でお願いします。
   (公園・学校等は許可が必要になるので、許可が取れた場合のみ可能です。)
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 2.住所
 3.電話番号
 4.メールアドレス
 5.土壌調査したい場所

《連絡先》
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       担当:秋山

「追記」
特に九州、沖縄では、数値が、あまり出ない可能性が大きいです。そのことは、ご認識の上、お申し込み下さい。
 
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加工食品の原材料がどこのもので、さらにいつごろのものなのかで、内部被曝する可能性の有無を確認できる可能性があります。http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/b8c8f85c5ce80be6f2fafabcf0c8f66eこの記事のコメント欄で、それに特化した形でコメントをしてください。ネットからの二次情報でなく、ご自身が直接調べた情報をコメントしてください。この際、注意していただきたいのは、個別企業の批判的なコメントは一切書かずに、客観的に事実情報をまとめる形で作りたいです。下記のスタイルで書き込みを。

①企業名

②商品名

③製造場所(この記号はどこの工場までわかれば)

④主要な原材料

⑤原材料の産地

⑥賞味期限などから製造年月日がいつで、原材料の調達がいつか。

⑦放射能対応の有無、具体的な対応

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東京、長野、岩手で、下水汚泥からのヨウ素検出が増加。福島第一原発の状況に注意してください。

2011-09-10 10:27:42 | 福島第一原発と放射能

個別土壌調査  

(1)岩手県紫波町

 岩手の盛岡の手前の地域の数字です。家の周囲1.5ヘクタール程を耕起していない所9箇所選んで調査。採取日は8月30日晴れということです。農家の広い周辺をくまなく土壌を調べた感じでしょう。最大値が100.4Bq/kg  最小値が25.8Bq/kg  平均は65.8Bq/kg。東北での汚染の北限を考える参考にもなりますし、農村地帯の自宅や畑周りの広い環境で、その環境がどの程度汚染されているのか、これだけ何箇所も調査したデータは、有益です。

セシウム134, 137,  の順に記載します。単位はBq/kg
 
①山の道:      47.0/ 53.4   ②畑のくろ:   21.9/ 24.2
③休耕田:      36.9/ 43.4   ④ハウス横:   43.7/ 34.0
⑤小屋の前:   18.5/ 17.1   ⑥家前松の下: 33.6/ 53.7
⑦家前花壇:    12.6/ 13.2  ⑧田のくろ:    40.7/ 36.2   ⑨畑の周囲:    27.0/ 35.5


「耕起してない所を選んだつもりでしたが、5, と7は一度草取りをしたみたいです。」

 

(2)千葉県市川市大洲のマンション1階の庭 セシウム134/137

それぞれ、534.2Bq/kg   、592.7Bq/kg

(3)小金井市前原町      セシウム137/134   それぞれ93Bq/kg ,100 Bq/kg

「土壌の採取は自己流?です。表面を1~2cm位避け、5cm位までの間の土壌を採取」

 
 別の話です。このところ、下水汚泥などで、ヨウ素が検出されている話が、取り上げられています。ヨウ素が検出されているのかどうかについて、「医療用のヨウ素なので問題ない」とする論調がありますが、ほとんど検出されていなかったものが、複数個所で、増えて検出されているのであれば、これはどういうことなのかと考えなければなりません。医療用のものではほぼありません。岩手県奥州市で、下水の処理施設の汚泥から、これまで数回不検出のヨウ素が8月25日には、2300Bq/kg、31日は590Bq/kg、9月6日は480Bq/kg。
 東京でも、ヨウ素が少し増えて出てきています。9/9の発表データ(試料採取日 8月26日~30日)新河岸水再生センターで260Bq/kg。
 また長野からも「長野市の下水汚泥焼却灰からも3検査連続ヨウ素-131がでています。何をさしているのでしょうか。」と連絡がきました。千曲川流域下水道上流処理区終末処理場(長野市真島町)8/16に160Bq/kg、8/22に240Bq/kg、8/26に220Bq/kgだそうです。
 下水の処理で溜まっているものなので、まだ量としては気にするレベルではありませんが、八月以降、各地でヨウ素の検出が増加傾向にあるとしたら、これは福島第一原発由来の、物質と見るべきで、当然ながら、中で反応が続いている事を示唆するものでしかありません。原発施設内で、地割れで水蒸気という情報、八月に各地で線量があがったという情報を併せて考えます。もともと原発でまだ危険な状態が続いていると僕は見ていますが、このヨウ素検出のデータもその裏づけになると思います。

 

 

 

 

 

 


「無脳症の赤ちゃん、子どもの腸疾患、愛犬が心臓死」宮城県北部から主婦の報告

2011-09-09 11:40:00 | 福島第一原発と放射能
 

 

 宮城県北部にお住まいの二十代の女性からメールをいただきました。そして、直接お話もいたしました。彼女の身の回りでおきたことの、因果関係は、勿論わかってはいません。しかしながら、懸念される状況が、様々な形でおきている事のみは、お伝えしておきます。エリア的に考えると、東京都内西部の普通の汚染レベルか、その倍くらいの放射性物質による汚染があるとみられる(土壌調査などから)、宮城県北部地域での出来事です。地震の影響も強く、三月の時点で、屋外で水の補給に並んで対応する必要であった事などからも、自身が被曝しているであろうと、推測されています。なお、こうした情報をお寄せいただく場合は、コメント欄でなく、メールでお願い致します。

 ===============================================

初めまして。
突然のメールで失礼致します。

友人からブログを紹介してもらって以来、ずっと参考にさせていただいております。

私は宮城県在住の主婦です。


今回の震災以降、あまり起き得ないことが立て続けにあり、精神的にも肉体的にも疲れております。


必ずしも福島原発事故の放射能の影響ではないのかもしれませんが、立て続けに起きているのが気になったので報告のメールをさせていただきました。

ご報告したい事象は、3点あります。



まず1つ目、私は震災当時に妊娠をしておりました。3月11日は妊娠9週。ツワリのひどい時期でしたが食べ悪阻だったので、とにかく手に入るものは迷わず飲み、食べ、そして家族が震災の片付けで力仕事をしているあいだ、2歳の息子や、姪達を天気の良い外で遊ばせておりました。

5月に入り、震災後行くことができていなかった妊婦検診を病院で受け、そこで、胎児の無脳症が発覚。

週数も進んでいたので、すぐに入院して堕胎という決断をやむを得なくされました。

何万人に一人という確率の奇形が、まさか自分の子供に降り掛かるなんて…当時は絶望でした。

その後、生理が再開するも、いつも28日周期だったのが33日周期になったり、生理痛がものすごく強くて、最近では、もしかして内膜症なのだろうかと疑える症状すら出てきました。



私には2歳の子どもがおりますので、放射能からこの子を守りたい一心で、飲み物食べ物の産地にはかなり気を付けて、なるべく室内で過ごすようにしておりました。


しかし7月。悲しみから少し癒えて落ち着いてきた頃に、2歳の子どもが突然強い腹痛を訴え、下痢、血便。
これが2つ目の出来事です。

あわてて病院へ駆け込み、腸重積と診断され、すぐに麻酔をして処置。幸い、手術にならずに済むことができました。

震災後、子どもの鼻水が2ヶ月ほど出続けていることも気になり、医師に尋ねましたが、単なる風邪か、弱いアレルギー症状でしょう、と言われ、今回の腸重積については2歳になって初めて起こるのはかなり珍しいが、まぁ、たまたまなったのでしょうね、、、くらいで終わってしまいました。

なぜこんなにも私の子供たちが生命の危機にさらされるのだろう…

そう考えると、大変落ち込みました。



3つ目は、私の実家で飼っていた愛犬が、先週、突然亡くなったことです。
私の実家は今住んでいる場所から徒歩で行ける距離です。

愛犬の死因は、心臓肥大。

庭の石ころで遊ぶのが大好きで、いつも土にまみれながら遊んでいた犬でした。

前日まで元気に遊び、たくさん食べていたのに、急に元気がなくなり、たった一日で亡くなってしまったなんて、本当に信じられませんでした。



3つそれぞれの事象。
これらは本当に偶然で、放射能の影響ではないのかもしれません。

でもそう疑ってしまうくらい、あまり起き得ない確率のことが立て続けだったので、今回、報告させていただきました。

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  三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力メールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 

 ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます。

 

 講演依頼など、様々な問い合わせは、まずメールでお願いします。また、具体的なご相談も、コメント欄でなく、直接メールしてください。僕と話したい方は、直接メールが早いです。スカイプや電話でも対応しますから。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

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東日本大震災が西日本に与えた影響、未曾有の大震災と原子力発電所の事故から半年あまり。お米や牛肉の汚染や、震災廃棄物の広域処理など「心配ありません」と言われているけど本当に大丈夫なの?
震災以降独自の取材を続けておられる、木下さんをお迎えして、実際の現場から見えてきたものをおうかがいします。
 
9月23日(金・祝)
午後5時30分~8時(開場5時)
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午前10時30分~午後0時30分 (開場10時15分)
尾道商業会議所記念館2F議場
住所:尾道市土堂1-8-8(JR尾道駅より商店街を徒歩5分)
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淡路島。他、日本海側は少なめです。

先に行われた「首都圏土壌調査」「西日本土壌調査(先行)」に倣って、
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       担当:秋山

「追記」
特に九州、沖縄では、数値が、あまり出ない可能性が大きいです。そのことは、ご認識の上、お申し込み下さい。

 


九州・沖縄・北海道、そのほか空白なエリアの土壌調査追加募集します。

2011-09-08 12:02:01 | 福島第一原発と放射能

 

『放射能防御プロジェクトによる全国土壌調査:追加募集!!』

西日本土壌調査の追加調査を行います。
今回の対象は、九州、沖縄、そして西日本でないですが、北海道です。
募集件数は60箇所程度です。
 
... 首都圏や中部、関西で追加希望の方はご相談ください。
できたら空白な地域(少ない)を優先したいです。
 
空白地域は、例えば
鳥取県と島根県の山陰地方。山口県。
岐阜県西濃地区と滋賀県東部。
長野と岐阜と静岡と山梨のお互いの県境にあたる地域。
名古屋市内。愛知県東部。静岡県遠州エリア
奈良と和歌山の山間部、敦賀湾エリア。高知県室戸エリア。
淡路島。他、日本海側は少なめです。

先に行われた「首都圏土壌調査」「西日本土壌調査(先行)」に倣って、
指定日に参加者がそれぞれの場所で土壌の採取を行い、
分析機関に送って測定してもらう方法で行います。
先行して、希望者のマップを作成します。
検査会社は、処理の都合で今回は先行調査と別の会社になります。
検査方法の機械水準は同程度かそれ以上になります。

1.検査料は自費でお願いします。
   (検査料15,750円+送料・振込手数料)
2.採取場所はなるべく私有地でお願いします。
   (公園・学校等は許可が必要になるので、許可が取れた場合のみ可能です。)
3.公表については○○市○○町○○丁目までとし、個人名は出しません。

上記条件で希望される方は、
下記5点を明記してメールでご連絡ください。

 1.氏名
 2.住所
 3.電話番号
 4.メールアドレス
 5.土壌調査したい場所

《連絡先》w_chousa@yahoo.co.jp
       担当:秋山

「追記」
特に九州、沖縄では、数値が、あまり出ない可能性が大きいです。そのことは、ご認識の上、お申し込み下さい。


前からの話ですが、水道水の検出限界についての疑いがさらに。

2011-09-07 12:36:13 | 福島第一原発と放射能

個別土壌調査情報  山形市 

今回は採取を条件を変えて取っているものがあり、細かく書いてあります。

<1>山形市南部①(庭)・・・放射性セシウム134→  65.2 Bq/kg
                 放射性セシウム137→  62.2 Bq/kg
                →以前も記事に伝えています。

<2>山形市南部②(庭)・・・放射性セシウム134→  518.7 Bq/kg
                 放射性セシウム137→  547.1 Bq/kg
                (表土1~2センチの値。庭の一番南側と、花壇の縁、雨樋から2mぐらい離れたところの土混合)
                →<1>と<2>は隣近所。これは掘ったのが表土から浅いため、数値は高めに出ています。        

<3>山形市北部(庭)・・・・・放射性セシウム134→  6.3 Bq/kg  
                  放射性セシウム137→  9.4 Bq/kg 
                ( 表面の苔を取り除いた状態、約5センチ下の土のみ、ピンポイントで採取)
                →表土を除けば、だいぶ低くなることが判明

<4>山形市東部(庭)・・・・・放射性セシウム134→  43.2 Bq/kg
                 放射性セシウム137→  35.2 Bq/kg

<5>山形市西部
 (庭の芝生表面刈った部分)・・・・
放射性セシウム134→    951.5 Bq/kg
                     放射性セシウム137→  1176.1 Bq/kg

 (芝生下の土5cm採取)・・・・・・ 放射性セシウム134→    170.5 Bq/kg
                     放射性セシウム137→   202.0 Bq/kg

 (花壇の土(屋根の下))・・・
 ・・・・放射性セシウム134→     31.4 Bq/kg
                     放射性セシウム137→     27.9 Bq/kg

 

 

 関東で水道水の検出限界が不自然な地域があります。ゲルマニウム半導体検出器で測定しているので、測定每に検出限界が変化すると話していると言う事です。こちらでわかる測定会社とも色々話していますが、例えば1Bq/kgまで測定の限界を詰める作業は、試料の量にもよりますが、数十分レベルの作業でできるはずと言う事です。ところが、この検出限界が10Bq/kg前後の数値で変動して示している、公的な水道水検査の地域があります。微妙に変動します。「検出限界はだいたい10Bqですが、この数値は機械の測った時の具合等によって出る数値」という説明を自治体の水道局はしています。しかし、ゲルマニウム半導体検出器は1ベクレル程度までなら、測定の限界を詰めるのは、先ほど言ったように少し時間をかければできる作業で、この作業さえやっていない自治体が数多くあると言う事です。別の自治体は、「現在でも空気中に汚染物質が漂っているので、水道水の汚染が0とは考えていない。ただ、汚染の程度が低く、検出限界未満であると考えてほしい。」という回答をしたそうです。汚染程度が1Bq/kg位までは機械的にできるレベルなのに、そういうこともやらない形で、高い検出限界を維持しているのは不自然な事です。セシウム137で10Bq/kg ,セシウム134で10Bq/kgの検出限界だと、最悪20Bq/kg近いレベルの水を確認できない事になります。しかも、検出限界と言っても、恐らく機械は多少の数字を示しているはずで、その生データは発表されないことには、不検出でなく、ある程度汚染されていると言う事です。ゲルマニウム半導体の機械特性で、不可能な事であれば仕方ないですし、非現実的なレベルまで作業をしろとは言いません。そういうレベルでもないのにおかしな話です。

 ある検査会社が、液体の検査をゲルマニウム半導体で10Bq/kgまで詰めるのに、一万円を請求し、1Bq/kgまで詰めるのに一万五千円を請求します。おそらく費用やコストはこのくらいの感じです。それをしない理由は役所のコスト感覚なのでしょうか。それとも、汚染程度が出てくることを怖れているのか。その複合的理由なのか。いずれにしても、みなさんの個別自治体の水道局に確認する事は必要と思います。きちんと詰めて計測するシステムなら、本来は水道水の方が安全なはずですから。

下記の話をメールでいただきました。関係ない話かもしれませんが、このおかしな症状の蔓延は一報段階から気になっているので、紹介しておきます。

 

 

『一週間ほど前に岐阜新聞で、養老、大垣あたりで目のかゆみ、アレルギーの症状を訴えて、今どのくらいのものか調査中とありました。その数日後は西濃地方で数百人単位になっていると新聞報道がありました。そして今日9月7日、「岐阜市羽島市に拡大」と新聞記事にありました。児童生徒や学校教職員らが目のかゆみや、じんましんなどのアレルギーのような症状を訴えた問題で、西濃は全11市町1848人だそうです。岐阜圏域でも岐阜市と羽島市の19小中学校で児童、生徒が同様の症状を訴えてるそうです。岐阜市教育委員会学校保健課は「空気中に特異な化学物質は観測されておらず、眼科医との相談からイネの花粉が拡散したと思われる」としています。西濃地域の詳細は、大垣市1116人、安八郡安八町226人、同輪之内町109人、海津市106人、揖斐郡大野町91人、安八郡神戸町83人、養老郡養老町48人、不破郡垂井町34人、揖斐郡揖斐川町23人、同池田町8人、関ケ原町4人。』

 

9/10(土) 木下黄太講演&トークセッションin恵比寿は二百人程度のお申し込みがあり、満席になっています。申し訳ございません。

 

三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力メールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 

 

ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます。

 

講演依頼など、様々な問い合わせは、まずメールでお願いします。また、具体的なご相談も、コメント欄でなく、直接メールしてください。僕と話したい方は、直接メールが早いです。スカイプや電話でも対応しますから。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 

最近はツイッターでも情報は流していますが、ブログとは性格の違うツールとして使っています。必要な方はフォローしてください。https://twitter.com/#!/KinositaKouta

 

 ====================================================== 

加工食品の原材料がどこのもので、さらにいつごろのものなのかで、内部被曝する可能性の有無を確認できる可能性があります。http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/b8c8f85c5ce80be6f2fafabcf0c8f66eこの記事のコメント欄で、それに特化した形でコメントをしてください。ネットからの二次情報でなく、ご自身が直接調べた情報をコメントしてください。この際、注意していただきたいのは、個別企業の批判的なコメントは一切書かずに、客観的に事実情報をまとめる形で作りたいです。下記のスタイルで書き込みを。

①企業名

②商品名

③製造場所(この記号はどこの工場までわかれば)

④主要な原材料

⑤原材料の産地

⑥賞味期限などから製造年月日がいつで、原材料の調達がいつか。

⑦放射能対応の有無、具体的な対応

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【速報】 「現在、北海道の雨で、放射性物質が一定量、降下している可能性があります」

2011-09-06 15:17:41 | 福島第一原発と放射能

関係者と確認が取れました。北海道の旭川近辺で、LB200というベクレルモニターで雨水を測定をはじめたグループがいらっしゃいます。計測をはじめたばかりなので、まさにきょうの、現況報告です。

「昼過ぎから降り出した雨のたまり水を3回ほど確かめながら計測しました。結果は、190ベクレル、180ベクレル、リセットして再補正しても160ベクレルを計測。この結果をどう判断するかはもっともっと多くのデータを集めないとわかりません。わかりませんので、ありのままをご報告しておきます。」

ずっと、北海道にどのくらい放射性物質が降下しているのかわかりませんでした。きょうの時点、かなり雨が降っているときに、このような数値が出ているということです。放射性物質が一定量降下している可能性があります。かなり、大雨のようですが、このような状況もあることを多少、ご認識下さい。このところ、北に向けた風が多く、北海道へどのくらい放射性物質がむかっているのか、今まで、わかりませんでしたが、今回の報告が、その手がかりになる気がします。


放射性物質に無防備に接触した場合、安全は担保されない話。

2011-09-06 04:53:35 | 福島第一原発と放射能

個別土壌調査 

石巻市羽黒町、セシウム134が442.0Bq/㎏、 セシウム137が556.1Bq/㎏                                         あわせて998.1Bq/kg

石巻市蛇田、セシウム134が240.5Bq/㎏,セシウム137が307.9Bq/㎏
                            あわせて548.4Bq/kg                    

江戸川区鹿骨
セシウム134     1732Bq/kg,セシウム137   1923Bq/kg

          あわせて3655Bq/kg

 
 

福岡も、京都も、満員御礼状態でした。特に、京都は人がかなり多くて、定員を四十人オーバーし、立ち見となりご迷惑をおかけしました。講演会場で、気になったことは、ある検査会社で勤務をされていた方からは、放射能ではないが、過去に検査で数値が高く出ると、もう一度、検体を変えて低い数値が出されていた話です。実は、放射能関連でも、同じような話を聞いていたので、疑いはやはりぬぐえません。特に数値を低くして安心したいという傾向から、そのために、土を深く掘って安心する示唆があるということも、前にも知っていますから。検査の実態を問い詰める作業が必要と思います。
また、京都では、福島で作業をした男性が、体調不良となり、同行女性は腹膜炎となった報告もあり、会場は一時騒然としました。この危ないの実態は下記の通りです。
=============================================
<8月22日>
夜7時ごろ、福島駅より飯館村方面へ車で20分くらい走った、山間部へ行く。
30分くらいの滞在。地元の男性、私、私のアシスタントの女性、合計3人
小雨。傘をささず、マスクをせず、半そでで行動。
RADEX:RD1503 で、フルメーター(9.99μ㏜/h)を計測した草むらに立ち入る。
同行した地元男性が、検体 として、草をむしっていた。その目の前に私がいた。
草をむしっていた地元男性も、傘をささずに、マスクをせずにいた。
その後、地元男性に連れられ、福島駅前の居酒屋にて食事。
海藻サラダが出てきたが、悪いと思ったので、食する。
宿泊したホテルに戻り、下痢がはじまる。
水状の下痢。
その時から、現在までずっと下痢。
<8月27日,28日>
不思議な胸の痛みがある。内側から胸を押し当てているような感じであった。
さすがにおかしいと思い、病院に行く事を決意。
<8月29日>
内科の病院に行く。精神的な疲れか、風邪と診断される。
心配がぬぐえないので、血液検査を依頼した。
<8月30日>
胸の痛みは治まったが、腕が少しパシパシする感じが始まる。(かゆいと言うか表現しにくい感じ)
喉の両サイドも少し違和感を感じるようになってくる。

<現在>
相変わらず、下痢がおさまらない。9月4日より、お腹の張りを少し感じるようになった。
●同行した女性について
8月29日より腹痛・下痢が始まり夜に傷みが強くなっていき、8月30日に診断し、手術を行い入院する。腹膜炎・虫垂炎と診断され、何かの塊のようなものが摘出される。
今後摘出されたものが何か分かるという。
==================================================
放射性物質をとりこみやすい環境の中で、無防備にいると何が起こるのか、実はよくわかりません。はっきりしているのは、かなりの危険はあるということです。外部被曝ではなく、吸い込む事による内部被曝は、あるレベルを超えると間違いなく、すさまじい結果を招きます。この例は、そのよい証左と僕には思えます。
 

三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力メールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

都内での講演会は二ヶ月ぶりとなります。時間をとってきちんとお話したいとおもいます。

==============================================

【9/10(土) 木下黄太講演&トークセッションin恵比寿】

今回は木下さんを囲み、くるま座になって、ラフな雰囲気で皆さんと一緒に話し合いを持ちたいと思っていますので、小さなお子様をお連れの方も是非ご参加下さい。(床は土足禁止、フローリングです。長時間座っている自信の無い方は、敷物をご持参ください。)足が悪い等、事情により椅子が必要な方は、用意しますので申し込み時にお申し付けください。

●日時:2011年09月10日(土曜)
●場所:【TIS STUDIO】
東京都渋谷区恵比寿西1-30-13 グリーンヒル代官山102
http://tisandyou.jp/studio/
●時間13:30~16:30(13:00より受付開始)
●参加費:500円
(小学生以下は無料)

【会場までの最寄り駅】
●JR 山手線恵比寿駅西口より徒歩7分
●東横線代官山駅より徒歩5分
●日比谷線恵比寿公園出口より徒歩5分

参加ご希望の方はメールにてお名前と参加人数をお知らせください。
人数の把握をしたいので、フェイスブックでの参加表明された方も、こちらにメールおねがいします。
※注意:問い合わせも会場ではなく、必ず下記メールアドレスへお願いいたします。

申し込み&問い合わせアドレス⇒qqqppip@gmail.com
=================================================================

 

 

ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます。

 

講演依頼など、様々な問い合わせは、まずメールでお願いします。また、具体的なご相談も、コメント欄でなく、直接メールしてください。僕と話したい方は、直接メールが早いです。スカイプや電話でも対応しますから。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 

最近はツイッターでも情報は流していますが、ブログとは性格の違うツールとして使っています。必要な方はフォローしてください。https://twitter.com/#!/KinositaKouta

 

 
 

 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


京都の講演会も満員でした。

2011-09-05 02:44:18 | 福島第一原発と放射能

個別土壌調査  秋田県秋田市

秋田市添川 畑     CS-134=13.3Bq/kg
                          CS-137=11.7 Bq/kg
      

秋田市東通 庭     CS-134=5.5Bq/kg
                           CS-137=11.2 Bq/kg
                                
            
秋田県秋田市東通 駐車場脇の土
                CS-134=不検出
                                CS-137=2.4 Bq/kg
                               
秋田県秋田市大森山動物園 遊具周辺(砂)

                CS-134=5.6Bq/kg
                               CS-137=2.5 Bq/kg
                              

 

 

すいません。寝てないので、簡単に書いて後で、追加しますが、京都の講演会は九十人定員の会場に百四十人近くのみなさんがかけつけました。立ち見が多くなり、本当にすいませんでした。詳細は、また後ほど。

 

 

都内での講演会は二ヶ月ぶりとなります。時間をとってきちんとお話したいとおもいます。

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【9/10(土) 木下黄太講演&トークセッションin恵比寿】

今回は木下さんを囲み、くるま座になって、ラフな雰囲気で皆さんと一緒に話し合いを持ちたいと思っていますので、小さなお子様をお連れの方も是非ご参加下さい。(床は土足禁止、フローリングです。長時間座っている自信の無い方は、敷物をご持参ください。)足が悪い等、事情により椅子が必要な方は、用意しますので申し込み時にお申し付けください。

●日時:2011年09月10日(土曜)
●場所:【TIS STUDIO】
東京都渋谷区恵比寿西1-30-13 グリーンヒル代官山102
http://tisandyou.jp/studio/
●時間13:30~16:30(13:00より受付開始)
●参加費:500円
(小学生以下は無料)

【会場までの最寄り駅】
●JR 山手線恵比寿駅西口より徒歩7分
●東横線代官山駅より徒歩5分
●日比谷線恵比寿公園出口より徒歩5分

参加ご希望の方はメールにてお名前と参加人数をお知らせください。
人数の把握をしたいので、フェイスブックでの参加表明された方も、こちらにメールおねがいします。
※注意:問い合わせも会場ではなく、必ず下記メールアドレスへお願いいたします。

申し込み&問い合わせアドレス⇒qqqppip@gmail.com
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本日夕方京都講演会です。

2011-09-04 11:58:09 | 福島第一原発と放射能

本日夕方京都講演会です。お気軽におこしください。。

福岡は一部、二部あわせてのべで150人程度の方とお話しました。

検査機関が偽装する話など、すこし衝撃的な話もありますが、

今は、移動中でパソコン対応があんまりできないため、また後ほど。

 

 「木下黄太:放射能防御の対話ミーティング京都」

 9/4(日)午後六時受付開始。午後六時十五分スタート予定。午後九時終了予定。

参加費五百円。当日直接会場においで下さい。九十人程度は、入ります。申し込み不要。

  「 ひと・まち交流館 京都」 第五会議室
京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1 (河原町五条下る東側)


フランスの医師「産まれたばかりのきれいな子どもを、日本へ今つれていくことには賛成できない」

2011-09-03 04:31:11 | 福島第一原発と放射能

これから福岡に無事に迎えるのか不安な台風の状況です。

個別土壌調査

 

*四日市市青葉町の花壇
I-131→不検出
CS134→2.7Bq/kg
CS137→1.9Bq/kg



*四日市市西松本の園庭のすみ
I-131→不検出
CS134→5.5Bq/kg
CS137→11.4Bq/kg


*四日市市松本の砂場
I-131、CS-134、CS-137すべて不検出。

四日市は、五箇所で採取して、数Bq/kgから20Bq/kgの範囲内でした。土壌汚染としては大きく汚染されていません。この範囲内なら問題がないと見られるのに、どうして喉や鼻の訴えが多いのか。その点でも参考になる話でもあります。フランスの郊外の町からお便りが届きました。日本人は痛い一言がありました。

===============================================================

 

私はフランスの小さな町に住んでいます。
パリの郊外です。

 私たち家族のドクターは、6月上旬に話をしたときに、
 ドクターとして、『産まれたばかりのきれいな子(1歳)を日本へ今つれて
 いくことには、賛成できない』と言いました。

 いくら(私の帰るのは日本の中部地方)福島から遠いとはいえ、土壌調査もしっかりされてない、野菜にはじまり食材の安全調査もされてない、 というのが理由です。しばらくすれば、いろんな情報がでてきて、実情が明らかになって くるので、様子をみる必要があるとのことでした。

(情報がまだ少ないというのが理由で) 日本行きは、早すぎる、遅くとも年内までは、待った方がいい、と。

 万が一、夏にどうしても日本へ行くにしても、(私たち大人も)魚は絶対に食べない、生でも、調理されたものでも。
 下の子1歳の食事はすべてこちらから持っていく、ということもあるが(こちらでは瓶詰めの調理されたものがたくさんでています)、 限界がある。2週間がマックス。

 チェルノブイリの事故と、同時期に、ここの町で、喉の調子が悪いと訴えた人達を、 数人知っていると言っていました。


 ここからは、私が身の回りにいるこちらの人達と話をしていての感想ですが、
 今日本で起きている、情報隠蔽は、チェルノブイリ事故のときも、フランスでも行われていたことで、
 日本政府がしていることは、フランスも同じだった、ということを、よく耳にします。
 実情は、後から後からでてきて、結局最後は、あやふやにされた、と。

 私は、日本人特有のものなのかと、思っていましたが、こちらでそういう意見を耳にすると、 少し驚きも感じました。ただ、フランスでは、まだ福島級の原発事故が起こっていません。原発先進国。何かおきたら、きっと、こちらの人たちは、チェルノブイリのときよりも強い反応、行動し、政府に(公表を)訴えていく のは確実ですが。
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 フランス人の医師の話は、僕にはフラットな話に聞こえます。

 フランスはチェルノブイリ当時、セシウム合算で平均30Bq/kgの土壌蓄積です。フランスは健康被害の出た頻度も、ヨーロッパの中ではすくないほうです。そのフランス、このくらいの降下量のところでも、喉の痛みの訴えはあったようです。日本で、北海道や大阪の八尾市、三重県の四日市市、瀬戸内海からも、喉の痛みなどの症状が僕にもたらされていますが、これは、日本国内全域で、実はおきているかもしれません(地形や風向きの特性の差だけで顕著になるのかどうか)。これが、どこまで危険なのかは、関東や南東北など、高濃度に土壌汚染されている地域とは、異なると思います。この危険、遠距離における放射性の微粒子、ホットパーティクルの影響をどう考えるのかという話が関係します。フランスあたりの話も踏まえて、この危険の精査は続きます。

ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます。

 

都内での講演会は二ヶ月ぶりとなります。時間をとってきちんとお話したいとおもいます。

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【9/10(土) 木下黄太講演&トークセッションin恵比寿】

今回は木下さんを囲み、くるま座になって、ラフな雰囲気で皆さんと一緒に話し合いを持ちたいと思っていますので、小さなお子様をお連れの方も是非ご参加下さい。(床は土足禁止、フローリングです。長時間座っている自信の無い方は、敷物をご持参ください。)足が悪い等、事情により椅子が必要な方は、用意しますので申し込み時にお申し付けください。

●日時:2011年09月10日(土曜)
●場所:【TIS STUDIO】
東京都渋谷区恵比寿西1-30-13 グリーンヒル代官山102
http://tisandyou.jp/studio/
●時間13:30~16:30(13:00より受付開始)
●参加費:500円
(小学生以下は無料)

【会場までの最寄り駅】
●JR 山手線恵比寿駅西口より徒歩7分
●東横線代官山駅より徒歩5分
●日比谷線恵比寿公園出口より徒歩5分

参加ご希望の方はメールにてお名前と参加人数をお知らせください。
人数の把握をしたいので、フェイスブックでの参加表明された方も、こちらにメールおねがいします。
※注意:問い合わせも会場ではなく、必ず下記メールアドレスへお願いいたします。

申し込み&問い合わせアドレス⇒qqqppip@gmail.com
=================================================================

  「木下黄太:放射能防御の対話ミーティング京都」

 明日、9/4(日)午後六時受付開始。午後六時十五分スタート予定。午後九時終了予定。

参加費五百円。当日直接会場においで下さい。九十人程度は、入ります。申し込み不要。

  「 ひと・まち交流館 京都」 第五会議室
京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1 (河原町五条下る東側)
==================================================

  9/3 (土)、本日は、福岡の講演会は満席です。

午後五時半からの懇親会のみ空席もあるようなので主催者にお問い合わせ下さい。
 参加費は五百円ですhttp://kokucheese.com/m/event/party/15753/
 
 
 
 
  講演依頼など、様々な問い合わせは、まずメールでお願いします。また、具体的なご相談も、コメント欄でなく、直接メールしてください。僕と話したい方は、直接メールが早いです。スカイプや電話でも対応しますから。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp
 
 

 

 

 


【連絡】本日、愛知県日進市で予定したぼくの講演会は台風のため中止。16日(金)に変更予定。

2011-09-02 12:15:52 | 福島第一原発と放射能

【連絡】本日、愛知県日進市で予定したぼくの講演会は台風のため中止。

    16日(金)に同じ場所同じ時刻に変更予定です。

 

≪他の連絡≫

①auやドコモなどの携帯アドレスでメールしてこられた方に返信してもリターンメールになって届かないケースがあります。例えば 大渕さんというお名前の方。他にもお1人いらっしゃいました。僕は大半のメールには返信しています。携帯メールのそちら側の設定で、受け取らない設定の場合、こちらには、方法はありません。設定を変更してください。

②僕への問い合わせは、情報提供は、基本メールから電話の流れになっています。少なくともお話をしないと、確認できない事が多いからです。電話は午後から深夜まで受け付けています。取材、講演、会合などのスケジュール時間は対応できませんが。僕は、比較的現実に応対する人間です。現実が優先です。ネットだけのやりとりだと、そちら様の意思も意向もわかりません。

③ここのところ、ツイッターに多いのですが、相談や問い合わせ的ニュアンスの投げかけをしていて、実際は意味のない僕の批判に終始したい人が数人いました。基本的によほど僕と議論をしたいなら、きちんとこちらにメールしてきて、直接話すなら話します。ただし、そういう人の特徴は「データを出せ」の一点張りです。「お前はより正確なデータを出せ、それに徹しろ、おまえの考えはいらない」です。前にもそういう人がいて、ほとほとあきれ返りましたが、まともな人なら、現実に口に出して言わない事を、直接相対しないネットなら、平気で投げてくる感覚の人間は理解できません。こちらへの情報依存度が高そうなのに、こちらの考えはいらないそうです。

恐らく情報というのがその人間の考えや見立てにより、大きく伝わり方が異なる事や、情報そのものも、見立てと言う部分が大きいことを全く理解していない、低レベルの方がいるということです。これは、日本のメディア各社がありえない「客観報道」「中立公正」というワードをPRし、ニュースや情報が、本当はどういう形でなりたつのかをごまかし続けた結果、「データとしての事実」しか存在しないという前提から離れられない人が多くなっているのだと思います。

こちらが、まじめに応対するとそこで平気でごまかして誹謗する人間や、こちらが引用した本の文言が扇情的すぎると言い募る人がいます。僕はありえないと思います。最悪の想定を踏まえながら、おこりはじめているかもしれないことを、可能性があることを書くことにも違和感を訴えてくる人がいます。こういう進行している状況のときに、完全なフラットな事実の像を早期に結ぶ事はできません。とにかく、おきはじめている可能性を探るしかありません。僕の立場はそこにあります。他にそういう作業を公でしている人間はおりません。ですから、立場を変えるつもりもありません。直接話したいなら、メールしてください。

 

断言しておきますが、僕の書いていることに意味があるとしたら、僕の見立てがある程度、合致しているからであって、細かい事実の提示が多いからではありません。かなり、僕がいろんなことを書くので(言うので)、昔から組織内でもすぐに僕の言っている事を正面から受け取らず、僕の話す、意味合いの度合いを下げて対応した人たちは多いです(極論すれば、僕がもってくるスクープが欲しいだけ)。しかし、結局、その事が、打ち手を後手にさせたケースが多いです。僕のブログを(ツイッターは断片ですから限界がありますが、即応性は高いですが)もし読みに来られるなら、その内実を、盗んでください。目先の事実の提示やニュースというよりも、こちらがどういうことを考えていて、どんな感覚でやっているのかを感じ取るほうが、細かい事実の確認よりも、本当は、よほど役に立つと思います。


東京都内での講演会は二ヶ月ぶりとなります。秋田男鹿半島と三重県四日市個別土壌調査。

2011-09-02 03:13:05 | 福島第一原発と放射能

都内での講演会は二ヶ月ぶりとなります。時間をとってきちんとお話したいとおもいます。

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【9/10(土) 木下黄太講演&トークセッションin恵比寿】

今回は木下さんを囲み、くるま座になって、ラフな雰囲気で皆さんと一緒に話し合いを持ちたいと思っていますので、小さなお子様をお連れの方も是非ご参加下さい。(床は土足禁止、フローリングです。長時間座っている自信の無い方は、敷物をご持参ください。)足が悪い等、事情により椅子が必要な方は、用意しますので申し込み時にお申し付けください。

●日時:2011年09月10日(土曜)
●場所:【TIS STUDIO】
東京都渋谷区恵比寿西1-30-13 グリーンヒル代官山102
http://tisandyou.jp/studio/
●時間13:30~16:30(13:00より受付開始)
●参加費:500円
(小学生以下は無料)

【会場までの最寄り駅】
●JR 山手線恵比寿駅西口より徒歩7分
●東横線代官山駅より徒歩5分
●日比谷線恵比寿公園出口より徒歩5分

参加ご希望の方はメールにてお名前と参加人数をお知らせください。
人数の把握をしたいので、フェイスブックでの参加表明された方も、こちらにメールおねがいします。
※注意:問い合わせも会場ではなく、必ず下記メールアドレスへお願いいたします。

申し込み&問い合わせアドレス⇒qqqppip@gmail.com
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愛知県の日進市で「日進食育推進サロン・ソレイ ユ」の主催です。

「愛知県日進市で木下黄太さんを囲んでの『一緒に考えましょう!これからの食生活』を開催」

本日9月2日(金曜日)午後6時半(6時開場)~9時、日進市にぎわい交流館2階会議室。

参加費五百円。お子さんの同伴も可能。

 受付メールアドレス:lirica@samba.ocn.ne.jp
       

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個別土壌調査 秋田県男鹿市他  ヨウ素不検出

 男鹿市①(雨どいの土) Cs-134  28.2Bq/kg   Cs-137 21.0Bq/kg
 男鹿市②(土)  Cs-134 11.7Bq/kg   Cs-137 11.0Bq/kg
 男鹿市③(芝生) Cs-134 17.3Bq/kg  Cs-137 12.9Bq/kg
 男鹿市④  Cs-134 不検出  Cs-137 3.0Bq/kg
 八郎潟町 Cs-134 1.2Bq/kg  Cs-137 2.3Bq/kg
 五城目町  Cs-134 6.9Bq/kg  Cs-137 11.7Bq/kg
 
「調べてみて、多くはないにしてもやはり汚染はあるということがはっきりわかりました。 日本政府に対応を期待してもまずしょうがないにしても、放射性ガレキの受け入れに関しては拡散をさせないようにしないと、本当に困りますね。」

個別土壌調査 三重県四日市市 市場町

北側、玄関前の植え込み
ヨウ素  不検出
セシウム134    1.7Bq/kg
セシウム137    1.6Bq/kg



住宅の南側、家のすぐ前にある公園の砂場

ヨウ素      不検出
セシウム134    不検出
セシウム137    不検出

 

秋田の男鹿半島は、日本海側の汚染の目安になる数値かと思います。四日市は、三箇所目くらいですが、比較的土壌調査では問題のない状況が続いています。

 

 

 

 



       



ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます。

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 「木下黄太:放射能防御の対話ミーティング京都」

 明後日、9/4(日)午後六時受付開始。午後六時十五分スタート予定。午後九時終了予定。

参加費五百円。当日直接会場においで下さい。九十人程度は、入ります。申し込み不要。

  「 ひと・まち交流館 京都」 第五会議室
京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1 (河原町五条下る東側)
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  9/3 (土)、あすは、福岡の講演会は満席です。

午後五時半からの懇親会のみ空席もあるようなので主催者にお問い合わせ下さい。
 参加費は五百円ですhttp://kokucheese.com/m/event/party/15753/
 
 
 
 
  講演依頼など、様々な問い合わせは、まずメールでお願いします。また、具体的なご相談も、コメント欄でなく、直接メールしてください。僕と話したい方は、直接メールが早いです。スカイプや電話でも対応しますから。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp
 
 
 
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被曝で心配するのは、実は大人の男性の心臓死かもしれません。

2011-09-01 04:16:19 | 福島第一原発と放射能

個別土壌調査  長野市と松本市の土壌調査。長野市と松本市で差が出ています。

長野新幹線のゾーンと高速の中央道のゾーンとで、降下量に開きがあるようです。

長野県長野市南掘        セシウム合算   145 Bq/kg
               
長野県長野市松代町     セシウム合算  88.8Bq/kg 
               
長野県長野市若里        セシウム合算 105.5 Bq/kg

長野県松本市鳥羽川緑地      セシウム合算   21.3 Bq/kg
               
長野県松本市沢村        セシウム合算  14.4Bq/kg 

 中部在住で、8月はじめに福島に入り、ボランティアをして帰宅後、1週間で亡くなった44歳の男性がいるそうです。福島入りの前は特に健康に問題なく、友人たちも突然の死に驚いていたそうです。
亡くなる前に尿漏れ、ついで尿が出ない、喀血などがあったと聞いているそうです。病院に行く間もなく、自宅で亡くなってしまったということです。

 丸の内にある一部上場企業の本社(本社オフィスの社員は数千人規模)の社員のうち、この夏、四十代の男性が二人、心臓死している話も聞きました。勿論、2人とも東京在住です。この2か月位で急死したといいます。2人ともに40代。ひとりは、柔道で大学に入ったというスポーツマン。最近は、同じ部署の人が、胸が痛い、つらいと言っている人が出ているそうです。この会社の東京本社で、過去に突然死した人はいますが(過労死)、短い期間に続けてこういうことで亡くなったのは、聞いたことがないそうです。

 

勿論、偶然の心臓死ともかんがえられますが、こうした不明瞭な心臓死は、被曝の影響を考慮する必要があります。セシウムで考えても心筋にたまります。まして、他の核種の影響も考えられます。事例を集めます。心臓は緊急性が高いです。しかも、おかしな、危うい事象の報告が続いています。

 

三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力メールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 

 

ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます。

  

 「木下黄太:放射能防御の対話ミーティング京都」

 9/4(日)午後六時受付開始。午後六時十五分スタート予定。午後九時すぎ終了予定。

参加費五百円。当日直接会場においで下さい。九十人程度は、入ります。申し込み不要。

  「 ひと・まち交流館 京都」 第五会議室
京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1 (河原町五条下る東側)
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次は、愛知県の日進市で「日進食育推進サロン・ソレイ ユ」の主催です。

「愛知県日進市で木下黄太さんを囲んでの『一緒に考えましょう!これからの食生活』を開催」

9月2日(金曜日)午後6時半(6時開場)~9時、日進市にぎわい交流館2階会議室で行います。

参加費五百円。お子さんの同伴も可能。

 受付メールアドレス:lirica@samba.ocn.ne.jp
       

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  9/3 (土)福岡の講演会は満席です。

午後五時半からの懇親会のみ空席もあるようなので主催者にお問い合わせ下さい。
 参加費は五百円ですhttp://kokucheese.com/m/event/party/15753/
 
 
 
 
  講演依頼など、様々な問い合わせは、まずメールでお願いします。また、具体的なご相談も、コメント欄でなく、直接メールしてください。僕と話したい方は、直接メールが早いです。スカイプや電話でも対応しますから。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp
 
 
 
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加工食品の原材料がどこのもので、さらにいつごろのものなのかで、内部被曝する可能性の有無を確認できる可能性があります。http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/b8c8f85c5ce80be6f2fafabcf0c8f66eこの記事のコメント欄で、それに特化した形でコメントをしてください。ネットからの二次情報でなく、ご自身が直接調べた情報をコメントしてください。この際、注意していただきたいのは、個別企業の批判的なコメントは一切書かずに、客観的に事実情報をまとめる形で作りたいです。下記のスタイルで書き込みを。

①企業名

②商品名

③製造場所(この記号はどこの工場までわかれば)

④主要な原材料

⑤原材料の産地

⑥賞味期限などから製造年月日がいつで、原材料の調達がいつか。

⑦放射能対応の有無、具体的な対応

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最近はツイッターでも情報は流していますが、ブログとは性格の違うツールとして使っています。必要な方はフォローしてください。https://twitter.com/#!/KinositaKouta