「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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〔事務連絡〕携帯電話メールで私にメールされる方へ

2011-10-18 17:57:05 | 福島第一原発と放射能

返信設定がなされていないため、返信してもリターンメールで返ってきます。

午前六時台に「初めまして○○です」という名前の方です。○○は実名です。

すいません、こちらも対応し切れません。メールの受信設定は自分で確認してメールしてください。

これ何回目の記事かわかりません。基本的な、あまりに基本的な話です。

頼みますから、そのくらいは自分の携帯なので調べてください。

 

また、僕のツイッターやブログのことで問い合わせは基本はメールで。

必要があれば、電話などで応対します。


チェルノブイリの子どもたちの作文集「わたしたちの涙でゆきだるまが溶けた」

2011-10-18 02:38:46 | 福島第一原発と放射能

「わたしたちの涙でゆきだるまが溶けた こどもたちのチェルノブイリ」 梓書院 チェルノブイリ支援運動九州編。チェルノブイリ事故後の子どもたちの作文集です。この作文集を愛読していた女性からぜひ紹介してほしいとメールが届きました。昔の出版物で版元にも残部は多く残っていないそうですが、ぜひ読んでほしい内容です。このメールをくれた女性が、自分のブログで、転載していくそうです。この作文集より二つ、話を紹介します。

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 私は昔これに関わるボランティアをして、奇形児の話があまりに衝撃的で今も心に残っています。
 チェルノブイリ支援運動九州さんから、在庫も少ないのできちんと出先をきちんと表記してくれれば
ブログに載せてかまわないと承諾を得ました。福島の子どもに早く逃げて欲しいので、資料として50人分転載していこうと思っています。 良かったらみてください。 
 福島や汚染のひどい場所の子どもは、何としてでも避難してほしいです。
福島は美しいところです。そして福島の子どもはとても可愛いです。
 だから、これからのことを考えるだけで、涙が出てきます。 
 私が一番気になったのは5キュリーの汚染で甲状腺の病気になっているところです。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
 
「心に秘めた願望」  エブゲーニ・ペトラシェービッチ(男) 

               中等部10年生 カリンコビッチ地区

 この森には何でもあった。草原は僕を引き寄せ、友達と長い時間を過ごした。
森はキノコの王国だった。
 しかし今は、すべて過去のものとなってしまった。
僕たちの村、ミノフビッチでの放射能の測定値は5キュリーに達した。
昔とはまったく違う村になってしまった。
 

チェルブイリは僕たちから、平穏、未来への希望、幸福への確信をすべて奪い取ってしまい、今はただ恐ろしい悪夢の時代になってしまった。
 僕は学生で、よく勉強している。僕や友達が熱望することは、将来、新聞、ラジオ、テレビが報道している禁止事項がすべてなくなってしまうことである。
 大祖国戦争のとき、ベラルーシ国民は多大ば犠牲を払った。
 4人に1人が死んだ。
 残忍なチェルノブイリは、何万人もの人々の命を奪い取去り、何万人の子どもを病院や診療所にたたきこんだ。
 テレビで親たちが最後の望みをかけて、骨髄移植のために息子や娘を国外につれていく費用を協力してほしいと訴える様子は見るに堪えなかった。
 血液のがん。これは治療の困難な現代の病気である。

罪深いチェルノブイリはとうとう僕にも甲状腺の病気をもたらしてしまった。今後どうなっていくのか、予測はできない。
 最近、僕はアリョーシャ・クリーガのチェルノブイリに関する本を読んだ。
彼はブラーギン地区病院の監査委員のメンバーとして従事した時のことを書いている。
 その本のあるページに記載してあった診療登録されたカルテのデータは、心の痛みなしには読むことができなかった。
 エレナ・D 1985年生まれ 線量 396レム
 アンドレイ・G 1985年生まれ 線量 788レム
女の子や男の子が百名以上も、甲状腺の被ばく線量の数字とともに並んでいる。
なんと恐ろしいことだ。
 戦争があったわけでない。爆弾が落とされたわけでない。
 地雷が落とされたわけでない。
だが、子どもたちが死んでいく。
これが戦争でなくてなんであろう。災難は音もなく、裏切りもののように忍び寄ってくる。
僕たちは何のために生きているのだろうか。
森の中に入るのは禁止。草原で遊ぶのは禁止。
魚釣りも禁止。しかし、生きることは許可する。人間の命はなにものにもまさり尊いと言いながら、農民の子どもが自分の血でのどを詰まらせている。
ナローブリャの男の子が授業中に気絶する。
ブラーギンでは先生が女の子の出血を止められないでいる。
なぜ、こういうことに目を向けるのであろうか。
この不幸なこどもたちを救うためには何ができるだろうか。
 
チェルノブイリの苦痛。この問題は永遠の課題になってしまった。
僕たちはみな、チェルノブイリによって刻印を押された無実の囚人である。このような生徒はベラルーシに50万人いる。
僕たちはストロンチウムに汚染されたリンゴを食べ、セシウム入りの牛乳を飲み、致死量の放射能に汚染された土の上を歩き、そこで遊んでいる。
 チェルノブイリの悲劇はわれわれの健康、魂、運命を損ない続けている。
 僕はこんなことが起こるのは嫌だ。僕たちはみんな将来によりよい希望を持って生き、遊び、楽しみたいのだ。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
 
暗い夜になる前に 」マリア・ゴルフビッチ(女13歳)

              ソコビッチ中等学校7年生 ソリゴルスク地区

 チェルノブイリが私の小さな村を荒らしたとき、私はたったの5歳だった。
不幸は私の家も避けはしなかった。
 兄のミーシャは、今もなお無慈悲に人々をなぎたおし続けている恐ろしい病気、ガンで死んだ。

 医者は放射能のせいだと言った。

 ミーシャは、20回目の春を迎える一週間前に死んだのだ

 今では、ガンがチェルノブイリ事故の影響であることを疑う人はいない。
 なぜ、私の兄に恐ろしい白羽の矢がたったのか。
 なぜ、今死んでいく何千人もの人々に白羽の矢がたったのか。

 兄は死ぬ前に、もう歩けなかった。
 兄は私にこう頼んだ。

 「僕のそばに座って、マーシェンカ、美男子になるように髪をすいてくれないか」と。私は黙ってうなずいた。

 兄は暗い、生気のない目でただ私を見つめるだけだった。

 そして、私は一人祈りつづけた。

 命の灯りを
 消さないで 瞳さん
 暗い夜になるまえに

 家族みんなつらかった。
 私と母はミーシャをがっかりさせないように、こっそり泣いた。
 こうやってチェルノブイリはわが家に侵入し、壁にかかる遺影として永久に住み着いてしまった。
 
 時は進む。人々は以前人生の出来事を思い出すとき「戦争前、戦争後」と
言っていたが、今では「チェルノブイリの前、チェルノブイリの後」と
言っている。それは悲しい歴史の区切り目となってしまったのである。


 チェルノブイリの悲劇は、私たち皆に慈悲、思いやり、良心を要求している。

 なぜなら、それがないところには不幸が住みついてしまうからである。
でも今わがやには不幸がいすわっている。それは出ていこうとはしない。

 何年たっても何世紀たっても
 この痛みは私たちから去らない
 それはあまりに大きく果てしなく
 どうしても鎮められない
 それは負の遺産として
 何世紀も 私たちの子々孫々に残るだろう
 そして彼らの心に居すわって
 永遠に平静を奪うだろう
 地球上の一人ひとりが
 このおそろしい年
 おそろしい日を覚えていますように
 
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 「わたしたちの涙で雪だるまが溶けた」
 梓書院 チェルノブイリ支援運動九州より


  本の注文先 写真や詳しい資料もあるので本が、おすすめです。
         http://www.cher9.to/hon_03.html


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今週土曜日午前の横浜関内ホール、日曜日の群馬は満員になっています。横浜は予約メールの提示をお願いします。医療関係者や専門家で希望の方や、取材の依頼は、直接私にメールください。

24日(月)に、南足柄か小田原近辺で講演会をおこないます。会場確定次第、お伝えします。

さらに29日(土)午後に沖縄・那覇でも開催予定です。まもなくこれもオープンにいたします。

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放射能防御プロジェクト in 伊東
木下黄太講演会
10月21日(金)木下黄太氏を伊東に迎えます。
1999年,茨城県での東海村JCO臨海事故
(日本国内で初めて事故被曝による死亡者を出した)
を直接取材し、放射能の危険性を理解する人物。
福島第一原発の真実。
そして伊豆、伊東が現在、放射能にどの程度汚染されているのか。
測定結果をもとに講演していただきます。
私達は自費で土壌検査、
空間放射線量を調べた結果、伊豆にも放射能汚染がある事を知りました。
ぜひ福島第一原発事故の真実を知って、真剣に考えましょう。
福島第一原発事故後の体験談
放射能性物質が子供達へどのような危険を及ぼすのか
質疑応答
■日時:10月21日(金)
開場13:15  13:30開始~17:00終了予定(開場、開始時刻変更注意) 
参加ご希望の方は合わせてお申し込み下さい。
■定員:200名
■会費は基本無料ですが、メンバーが私費で運営しています、
ご理解が得られた方は是非500円程度の寄付金をお願いします。
■場所:生涯学習センターひぐらし会館3Fホール
伊東市桜木町1-1-17
参加申し込みは自由ですが、
メールでの申し込みも大歓迎です。
放射能からこどもを守る市民の会  
save.izu@gmail.com(メールアドレス訂正しました)
子供を放射線から守る事が趣旨ですので
お子様やお孫さんを守る為に是非参加お願いします

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木下黄太講演会 IN  浜松

定員オーバーで会議室が変更です。

■日時:10/25(火) 開場:18:00~、開始:18:30~20:30
■会場:アクトシティ コングレスセンター53~54会議室 (最大198名)

■参加費:600円 (会場費・小学生まで無料)  ■アクトシティアクセス:http://www.actcity.jp/about/access.php

■主催:子どもの給食を守る会 浜松
http://blog.livedoor.jp/kodomohamamatsu/
■申し込み先:kodomohamamatsu@gmail.com

 上記メールアドレスへ、お名前・連絡先メールアドレス・参加人数をご連絡ください。
尚、小さなお子様をお連れになる予定の方は、その人数もお書きください。
会場設営のため、出来るだけ前もってのご予約をお願いします。
 
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木下黄太講演会 IN  京都

 日時:2011年10月28日(金) 午後1時~午後3時半
 場所:京都市下京区 ひとまち交流館・大会議室
http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html
 定員:300名 (可能な方は事前に予約を。当日でもたぶん大丈夫ですが)
 料金:500円

 *小さなお子さま連れの方も、どなた様も是非お越し下さい。親子室もございます。

 主催:京都ママパパの会 
http://kodomo-kyoto.sakura.ne.jp/
 申し込み先:: kodomokyoto@gmail.com

 
 
        

 


ニューヨークタイムズに、僕と放射能防御プロジェクトのことが載りました。

2011-10-17 05:59:38 | 福島第一原発と放射能

http://www.nytimes.com/2011/10/15/world/asia/radioactive-hot-spots-in-tokyo-point-to-wider-problems.html?pagewanted=1&_r=2&ref=world&src=me

結局、ちゃんと取材に来るのは、海外メディアばかりなんですよね。何かあきれ返ってしまう。内容は、まださわりに近い感じですけどね。


福島から関西に自主避難した方からのメールを紹介します。

2011-10-17 05:11:05 | 福島第一原発と放射能
福島から関西に自主避難してきました。
3月11日の震災後、三回の爆発を隠蔽され、何も知らされていない私たちは
放射線で汚染された畑のお野菜を「今の内!!」と毎日義父母に、収穫し食べさせられていました。
それは汚染を知ってからも強制的に私たちが脱出するまで促され続けました。
五月、14歳の娘が校内検診で甲状腺の腫れを指摘され、
それがきっかけとなり脱出する事ができました。
11歳の息子は毎日鼻血が止まらなく、二人とも貧血ぎみでした。
娘は学校に行けない程でした。
6月に急いでこどもだけ関西の知人預けました。
不思議な事がありました。中学校の尿検査で娘の尿が紛失しました。
その後…「セシウムが検出」の報道を観て気分が悪くなりました。
地元の若い医師は娘の甲状腺の腫れは放射能の影響があると言って下さいましたが、
部長クラスの方は鼻で笑う様に
「もう放射能なんて無いよ!」と言ってのけました。
私たちは不安になり、関西の大きな病院や被爆に詳しい病院にて、きちんとした
検査を受けることにしました。
放射能被曝について、
医師は確かなデーターと関連付けがないと責任上はっきりとは言えないそうです。
しかし否定はできないそうです。
私は時折、乳腺に激痛が走ります。乳腺と甲状腺に水腫ができました。
9月まで働いていた主人の仕事先が郡山で、手持ちのガイガーカウンターで7,4μ㏜ありました。
主人は肌がいつも痒く、引っ掻いた跡がグシュグシュになります。
放射能被曝はそれぞれの弱いところにじわじわと症状がでてきます。
親子皆身体が非常に疲れやすくだるく、
まるで自分の身体で無い様な倦怠感と毎日戦っています。
頻繁に貧血の様になります。
避難地域では無いので、検査代、引っ越し費用、その他もろもろ…全て自腹です。
仕事も中々決まらないままボランティアのお手伝いをしたり、
ハローワークに通い詰め様々な申請をし、必死で毎日を生きています。
福島は先祖がえりしている日本と村社会の相乗効果の根太い問題があり、
大人が意識を変えなければ、
こどもたちは自分の意思では動けず、このまま見殺しにしてしまうのかと心配です。
私たちもかなり罵倒されながらやっとの思いで脱出できました。
しかし、離れてきたものの、現状は生活も儘ならず・・・何でこんな思いをしないといけないのか?
当の東電や政府の方々はお金にも困らず優雅なくらしをされているのが不思議でなりません。
全てを風評被害とし、11億円かけて外国から旅行者を募るとは!そんなお金があるならば、
子どもたちを避難させて欲しい!自主避難者にも支援を!
そして一刻も早く事実を公表するべきです。
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この方のお気持ちは、
「少しでも福島の現状を、そして避難地域とされないその他大勢の人々が、
何の保証もされない中で、どれだけの訳のわからない中で苦しまされているかをより多くの人々に知って欲しいと思います。
避難するまでは家族や親族からの罵倒や嫌みの言葉を浴びていました。
未だ、その祖父母が主権のコミュニティーから抜けられない人々がどれ程沢山いるのか?」
ということです。
 
福島のみならず、避難をすべき場所にいるさまざまな人たちが同じような環境にいると思います。その、ある意味「日本的な環境」がすべてを滅ぼす危惧を僕は強く強くもちます。こうしたことを、推し進め、めちゃくちゃな座組で全体崩壊を進める、専門家と称する人々、政府関係者、自治体幹部、国会議員、メディア関係者を僕は絶対に許すことはできないと思います。そして、それを見ながら、押し黙っているあなたも、実は同罪です。

放射性ガレキを西日本などで処理させる策謀に、断固「ノー」をいい続けてください。

2011-10-16 03:14:33 | 福島第一原発と放射能

 放射性の廃棄物、ガレキの受け入れについて、各自治体に受け入れを進めさせようと、環境省が行っている状況が緊迫化しています。放射性物質が大量に付着したガレキを、汚染がほとんどない、関東よりも西のエリアで処理させようとすることは、ありえない話です。各自治体、県毎に、受け入れ拒否の決議や反対署名をすすめてください。放射性物質をまきちらかすことなど、とりえない選択です。放射性物質は高濃度の汚染地区で決着するしかない。ほとんど汚れていない環境を汚すことは根本が間違いです。九州、四国、中国地方、関西、中部、北海道などとは、徹底的に戦ってください。大切なことは「人を受け入れる、ガレキは受け入れない」ということです。このポイントを忘れないでください。放射能防御プロジェクト九州でも福岡県知事などにあてた署名用紙を作成して、署名をはじめるそうです。あすの講演会でも話します。

ガレキ受け入れ拒否は、みなが、ここはがんばるしかありません。

下記はガレキ問題をずっとアプローチしている方からのメールです。状況の切迫感がよくわかります。

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「放射能ガレキ、汚染廃棄物の全国受入れ調査に異議あり」



以下はネットに流出している、受入れ検討状況に関する調査の事務連絡だ。本来、「通達」などの公文書と違って、担当者レベルの業務上のやりとりである「事務連絡」が公開されることは珍しい(もちろん正規に情報開示請求すれば公開可能な文書もある)。

東日本大震災により生じた災害廃棄物の受入検討状況調査について
(平成23年10月7日:環境省大臣官房 廃棄物・リサイクル対策部 廃棄物対策課)
https://sites.google.com/site/natrium100mg/

その「事務連絡」だが、ちょっと見ただけでも多くの問題を含んでいると言わざるを得ない。

1、スケジュールの問題

環境省がこの事務連絡を出したのは10/7(金)、宛先は各都道府県となっている。にもかかわらず、管内市区町村分の回答をとりまとめて10/21(金)17:00までに提出しろという。

各都道府県の担当者は、10/10(月)朝、出勤していきなりこの事務連絡を見て「ふざけるな」と思ったに違いない。愛知県の場合、10/13(木)に急遽、管内市区町村の担当者を集めて説明会を開催したのは、10/14(金)の中日新聞朝刊1面で報道があったとおり。
(参考:吉川みつこ・愛西市議のブログ)
http://blog.goo.ne.jp/aiainet_2005/e/4092633856640c070d90cce32ff8c009?__from=mixi

このため各市町村の愛知県への回答期限は、環境省への回答期限の前日10/20(木)となり、自治体にしてみれば住民に十分な説明をする時間もないまま、回答せざるを得ない状況になっている。

10/4に行われた国の説明会では、「環境省は住民説明会に専門家を派遣するなどの対策を取ることになりました」と報道されているが、これでは事前の「説明会」などする時間的余裕もなく、事後の「説得会」に過ぎず、はじめから「受入れありき」の調査と言われても仕方がない。

さらに、これほど大きな問題でありながら、回答にあたって地方議会で議論する時間的余裕もなく、首長もしくは自治体担当者の一存で決めて良いことなのだろうか。

2、調査方法の問題

今回の調査では、「検討状況」に関して以下の3択から選択することとなっている。
A:既に受け入れを実施している
B:被災地への職員派遣や検討会議の設置等の具体的な検討を行っている
C:被災地への職員派遣や検討会議の設置等は行っていないが、受入れに向けた検討を行っている

AからCまでいずれも「受入れ」方向での回答ばかりで、「受入れ困難」の選択肢が無い。

環境省が11月に閣議決定しようとしている「基本方針」では、「(3)住民理解の促進等」として以下の項目が盛り込まれる予定である。
○国は、地方自治体による住民説明会への専門家の派遣等により、適確な知識の普及啓発を行うこと。
○国及び地方公共団体は、正確かつ迅速な情報提供及び市民とのリスクコミュニケーションを実施すること。
(参考:放射性物質汚染対処特措法に基づく基本方針【骨子案】)
http://www.env.go.jp/jishin/rmp/conf/g01-mat1.pdf

環境省に住民の理解を得ようと真摯に対応する気持ちがあるならば、まずは、このような「圧力」とも言える調査自体を、そもそも仕切直しすべきではないだろうか。

3、情報公開の問題

環境省は、今回の調査結果について「本調査の結果について、個別の地方公共団体名は公表しないこととしています」としており、秘密裏に広域処理を進めようとしている。

今回の汚染廃棄物処理の技術的検討を行った「災害廃棄物安全検討会」も、議事録も公開していない非公開の議論で一方的に汚染の基準や処理方法が決められており、とうてい民主的な行政とは言えない。

このままでは、住民が一切情報を知らないまま、いつのまにか放射能汚染されたゴミが燃やされて大気中に放射能ガスが漏れたり、焼却灰が処分場に埋められて土壌や水源が汚染されることにもなりかねない。
(参考:汚染廃棄物を受け入れたらこうなる?)
http://dl.dropbox.com/u/40607011/www.dotup.org2137274.pdf

以上のように、ちょっと見ただけでも大きな問題点を抱えている今回の調査なので、環境省は、まずはこの調査自体を白紙撤回しなければ、とうてい住民の協力など得られないと猛省すべきだろう。

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本日、午後の開催です。福岡での講演会。席もまだ少しあるそうです。

★『木下黄太 講演会 IN 福岡』
_________________________

■日時:10月16日(日)
■会場:春日クローバープラザ西棟1F クローバーホール(288名)
■開場:13:00 開始13:30~16:30
■申し込み:
http://kokucheese.com/event/index/18006/  

■参加費:500円(託児室あり一人 800円:保険込)

*混雑が予想されますので、ご来場の際は公共機関にてお越し下さいませ。
(会場はJR春日駅目の前。)
どうしてもお車にて来られる方は周辺駐車場をご使用下さい。
★クローバープラザ近隣駐車場のご案内→
http://www.cloverplaza.or.jp/parking1.pdf
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チェルノブイリから三百キロ離れた街出身、ウクライナ女性の悲痛な叫びをNYで聞きました。

2011-10-15 04:07:31 | 福島第一原発と放射能
  大阪講演会に参加された女性のうち、都内と東葛地域から避難している二人の女性が大きなほくろのようなものが体にできているのを示してもらいました。気になる現象です。このお二人にもお願いしますし、ほかの方にもお願いしたいのですが、同様のことがおきているかたは、詳しくメールで教えてください。通常のほくろとはあきらかに違うものです。気になります。
 
 一度コメントに投稿していただいた方に、ニューヨークで店員をしているウクライナの女性に、その後、何回か話を聞いていただきました。彼女は当初話していた、キエフではない街の出身でした。また、彼女が触れたくないことも多いような状態の中で、苦労して話を引き出していただきました。このウクライナ女性の街はセシウムの土壌の量だけで見ると、特に多い場所ではなく、せいぜいキエフと同じくらいの汚染かそれ以下だろうと思います。首都圏とそう違いのないエリアで、どういうことがおきたのか、彼女が何回か話したことを話すたびにまとめてもらいました。ぜひ、きちんと、お読みください。
===============================================
原発事故 発生時、ご自身は 20歳、250キロ以上離れた場所にに お住まい。

事故後、体調が大変 悪くなり、そして 異常な食欲に襲われるようになった。

その後、甲状腺が、十分機能しておらず、甲状腺ガンと診断を受ける。
甲状腺がんの手術は、今現在まで なし。
(いつ、どこで、診断されたか分かりません。)

お父様は事故翌年、ガンで他界。 
そして、「弟達ではなく」、「祖父母」も原発事故後、他界。 
(祖父母が、いつ どのように、亡くなられたのか分かりません。)

「確か、弟さん達も、お亡くなりになられたんでしたよね?」と、確認したところ、「いいえ」と短く答えられ、
「では、一人っ子なんですね?」の問いかけには、うやむやで、話したくなさそうでした。

お母様は、何年も前に、甲状腺ガンの手術を受けられ、薬漬けの生活。

お子さんは、事故後、6年目に出産。 健康。
(どこで出産され、育児されてきたのか、どの国の男性とのお子さんなのか、分かりません。)

「事故発生後、それまで 見た事もなかった、ありとあらゆる食べ物が、お店に並び出した。」
「どうして?」と聞くと、
「だって、どこも汚染を嫌ったから、こちらへ 食べ物が集まってきたの。 
それまで、チーズや鶏肉なんて見たこともなかった。 誰もが、食べたわ。 私も。
事故発生時、誰も政府の言う事など、信用しなかった。 
そして、どの家庭も、体内の被爆を減らす為、赤ワインを飲み始めた。 
少しの量を毎日ね。 
子供にも、スプーン1杯、与えてた。 
赤ワインでも、ドライじゃなきゃだめ。 絶対に、ドライよ。」

「赤ワイン? 効果はあったの?」と尋ねると、「それは、分からない。。 でも、皆、飲んでた。」
 

ここまでしか、お話が聞けませんでした。
毎日、ご出勤ではなさそうですが、来週、又、お店に伺い、勤務時間外に、お茶などに、お誘いするつもりです。
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出身地は、40万人程の町で、チェルノブイリからは、約200マイル(300キロ以上?)。
やはり、キエフ出身では、ありませんでした。
アメリカ移住後、人から 出身地を聞かれても、聞き取りが難しいらしく、
何度も聞かれる事が面倒になり、「キエフ出身」と 言うようになったそうです。
 

現在、45歳、甲状腺ガンではなく、どうやら甲状腺異常。
甲状腺ガンが心配な毎日で、検診を、欠かせない。
チェルノブイリ事故直後(当時20歳)、バス内で 失神が2回、ひどく体調が悪く、同年6月を過ぎる頃には、30パウンドの体重増加。
その頃、生理も5カ月、止まる。
ほどなくして、甲状腺異常の診断を受ける。
88年、妊娠不可能の診断を受ける。
医師からは、子宮のある部分の切除手術をすすめられたが、妊娠の可能性に希望をすてきれず、手術拒否。
事故5年後に、地元で、男の子(アレルギー体質、特に花粉など)を 出産、育児。


父、事故当初 45歳、喉頭ガンで、事故翌年に死亡。
母、事故当初 38歳、事故同年、甲状腺ガンと 診断、のち手術。 手術以降、満足に働けなくなった。
祖父、事故当初 87歳、肺ガンで、事故翌年に死亡。
祖母、事故当初 87歳、膀胱ガンで、事故翌年に死亡。
夫(ロシア人)、事故当初 23歳、住まいは、彼女と同じ町。 健康体。

 
2000年、先にアメリカへ移住していた親族をたよりに、彼女一家も、アメリカへ移住。


故郷を離れた理由は?

「故郷には、楽しい事が、何一つない。 働けば、自由な楽しみを、思う存分 享受できるアメリカに憧れた」


ご自身の故郷へ、戻りたいですか?

「もう、故郷に 親族は、誰も いません。 友人が、数名 。 帰りたいと思うほどの懐かしさがない。 悲しみや苦しみ、つらい思い出の方が多くて。」


ご自身の故郷の「今、現在」について、どう 思われますか?

「一言で言うと、『生活苦』。 放射能汚染を 危惧する割合は、住民全体で、今、5パーセントにも、満たないと思う。」


日本人へのアドバイス、ありますか?

「内部被爆した子供達の症状が始まったのは、事故から 約3年後。 
食べ物・飲み物(特に水)など、何としてでも、汚染された物は、摂取しないで。 内部被爆ほど、恐ろしいもの はない。
事故1年後に、たくさんの人が、ガンと診断された。 事故後の ガン発生率は、他の病気に比べ、異常に多かった。 
私の周りでも、月に、1人や2人といった数字ではなかった。
私の家族も、幼馴染の男性(腎臓ガン)も、みんな、事故1年後に 亡くなった。 
事故以前、こんなにも たくさんのガン患者は、いなかった。 
信頼のおける 医師による 定期健診を、絶対に、怠らないで。」


日本の汚染がれきの受け入れを、どう思いますか?

「信じられない。 なぜ、そんな恐ろしい事を? 正気の沙汰とは、思えない。 被爆が、広がるだけです。 絶対に、許してはならない。」
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彼女の出身地は、ウクライナのフメリヌィーツィクィイ(KHMELNYTSKYI)。
私の調べでは、チェルノブイリ原発・プリピャチ から、フメリヌイーツィクィイまでの距離は、300キロ以上あります。

 
日本語版ウィキピディアでは、2001年の人口が、25万4千人となっています。
彼女の言う、「人口、40万人」という記憶は、彼女のウクライナ出国(2000年)までの記憶です。
いつ頃の記憶であるかは、定かでないそうです。
彼女のお話の付け加えとして、ご主人、ご自身、お子さんの定期的な精密検査(簡易検査では、だめ)は、絶対に 欠かせない との事。
特に、お子さんの健康が、非常に、心配な毎日との事。

 

 
初めてお会いした時の、事故による、弟さん達の死亡に関しては、「祖父母と 言い間違えた」と、
短く一言。
毎回、短時間ではありましたが、彼女には、嘘のつけない、正直な人柄を 感じます。
彼女のつらそうな口調、この件に限って、極端に言葉少なに なる事からも、
私には、「祖父母と間違えた」とは思えないのですが、彼女の悲痛な様子を察すると、
弟さん達について、もう 執拗に伺うべきではない、と 判断しました。

ご報告は、以上です。
 
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 東京都市大学から市民講座の紹介の依頼です。このブログ記事にも関係するテーマで、チェルノブイリの状況をよく知る綿貫礼子さんらの講演会があります。チェルノブイリの被害を知るために、綿貫さんの『誕生前の死』は必読文献です。
 
 
東京都市大学市民講座 2011「どうすれば安心・安全な社会を築くことができるのか」の
第一回(11月5日 土 13:00-16:30)分のうち、講座2で、綿貫礼子氏・吉田由布子氏が講演を行いますのでご案内します。

日時: 2011年11月5日 (土) 13:00-16:30
演題:「チェルノブイリとフクシマ―放射線汚染が未来の世代に及ぼす影響」
場所:東京都市大学環境情報学部
   横浜市都筑区牛久保西3-3-1
   (横浜市営地下鉄中川駅徒歩8分)
申し込み先:東京都市大学環境情報学部 市民講座担当 山口
      kk@tcu.ac.jp
定員:300名
当日は講座1と講座2を続けて行うため講座1(「温暖化地獄回避のためのグリーンエコノミー」山本良一)からご参加いただくことになります。

綿貫礼子氏・吉田由布子氏 紹介
お二人は長くチェルノブイリ研究を行い、現地の子供たちの健康被害に関して重要な告発と提言を行ってきました。ロシア政府、IAEA,WHOなど体制側の影響把握は政治的理由でゆがめられており現場の医師たちの認識と大きく食い違っていること、これまでの放射線医学を中心としたがんや白血病対策はそのため不十分であること、実際には低線量被爆であっても免疫系、内分泌系、神経系、生殖系の機能の攪乱が起き、遺伝子が傷つけば世代を超えた影響にも及ぶことを明らかにしてきました。チェルノブイリの体験をもとにフクシマにいま何が起きているのか、今後、健康影響がどうなるのかを話してくれます。質問にも答えてくれるそうです。

著書・編著:『誕生前の死―小児がんを追う女たちの目』(藤原書店)『未来世代への「戦争」が始まっている―ミナマタ・ベトナム・チェルノブイリ』(岩波書店)、『環境ホルモンとは何か―リプロダクティブ・ヘルスの観点から』(藤原書店)『大地は死んだ―ヒロシマ・ナガサキからチェルノブイリまで』(藤原書店)『廃炉に向けて―女性にとっての原発とは何か』(新評論)など。

市民講座全体についての詳細は以下のHPをご覧ください。
http://www.yc.tcu.ac.jp/citizen/course.html
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本日は熊本、あすは福岡で講演会をおこないます

★『木下黄太 講演会 IN 熊本』
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■日時:10月15日(土)
■会場:熊本県青年会館(ユースピア熊本) 202号室(120名)
 熊本市水前寺3-17-15 2F
■開場13:00 開始13:30~15:30
■申し込み:
kyushu.kumamoto@hotmail.co.jp                                                               ※上記メールアドレスへ代表者名・参加人数をご連絡ください。
■参加費:600円(会場費・お子様無料)
■熊本県青年会館アクセス
http://www.ks-kaikan.com/access/access.html
※駐車場はござますが、当日は満車が予想されますので
公共機関または、近隣の駐車場のご利用をお願いいたします。
※JR水前寺駅隣に立体駐車場がございます→
http://parking-kyushu.jp/number/94178863


★『木下黄太 講演会 IN 福岡』
_________________________

■日時:10月16日(日)
■会場:春日クローバープラザ西棟1F クローバーホール(288名)
■開場:13:00 開始13:30~16:30
■申し込み:
http://kokucheese.com/event/index/18006/  

■参加費:500円(託児室あり一人 800円:保険込)

*混雑が予想されますので、ご来場の際は公共機関にてお越し下さいませ。
(会場はJR春日駅目の前。)
どうしてもお車にて来られる方は周辺駐車場をご使用下さい。
★クローバープラザ近隣駐車場のご案内→
http://www.cloverplaza.or.jp/parking1.pdf
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「これは兆候なのか」医療関係者から聞こえてくる事。さらに医師ネットワークの必要性。

2011-10-14 03:09:42 | 福島第一原発と放射能
今回、3.11以降、本当に何が起きているのか懸念している医療関係者は少なくはありません。そういう方たちよりある懸念が伝えられました。まず、ある地域に、データ的に多くなっているという話でもあります。
 
①「都内で、血色素が低くなっているという情報があります。(要は貧血気味ということ)データとして確認を進める必要があります。」
これは、どうも多いようです。注意してください。思わぬことがおこりますから。とにかく、血液に対して、影響をあたえやすいことは事実です。こうした事象がご自身の身体におきていないか、確認をしてください。
 
②関東近郊で起きている事柄と思います。最近の話です。「『細菌性髄膜炎』とみられるような状況で、20代以降から中年までの女性の入院が増えている」という情報です。最悪の場合、急死する事もあるそうなんです。「髄膜炎」の幼稚園での多発などは、前から聞いていましたが、さらに別の世代、特に女性に対しておきているという話だそうです。僕にはかなり危機感がある状況ではと認識しています。
 
医療現場ではいろんなことが起きていると思います。今回の事態でそろそろ志ある、医師がネットワークを作って、被爆に立ち向かうつながりが必要と思います。「放射防御プロジェクト・医師ネットワーク」みたいなものができればよいと思います。ドイツの放射線防護協会も、「専門家で志がある医師をよこしてほしい」と話しています。向こうでは被爆対策はあたりまえのこと。あたりまえのことを積み重ねる作業を始めませんか。
 
 できましたら「医師ネットワーク参加希望」のタイトルで、お名前、専門分野、所属先、連絡先などを書いてメールを私のアドレスnagaikenji20070927@yahoo.co.jpにいただければありがたいです。何かが起きていることを感じて行動することが、一人ひとりの医師に求められています。人の命を救いたいという医師本来の目的を考えると、そうしたことを、学閥や組織のくびきを外して、取り組もうとする人こそ、医療に携わる魂の根幹のような気がしています。本当は、ここが剣が峰になるポイントなのでしょう。そういう医師がいったい、日本にどのくらい存在するのか、わかりたいです。姿が見えてくれば、一度集まっていきたいと僕は思います。
 良心的な専門家のかたがたが、最初の一歩を踏み出せないとき、無理やり踏み出させる作業をするのは、僕のもっとも得意なことかもしれません。これもトライアルしますので、関心のある方はぜひ。
 

 

三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力メールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp 

 

 

ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます

 

 

 

 

本日の大阪講演会、横浜関内、群馬は全て満員です。

あす10/15(土)の熊本、あさって10/16(日)の福岡でも講演会をおこないます。お知らせ致します。

 

 

★『木下黄太 講演会 IN 熊本』
________________________

■日時:10月15日(土)
■会場:熊本県青年会館(ユースピア熊本) 202号室(120名)
 熊本市水前寺3-17-15 2F
■開場13:00 開始13:30~15:30
■申し込み:
kyushu.kumamoto@hotmail.co.jp                                                               ※上記メールアドレスへ代表者名・参加人数をご連絡ください。
■参加費:600円(会場費・お子様無料)
■熊本県青年会館アクセス
http://www.ks-kaikan.com/access/access.html
※駐車場はござますが、当日は満車が予想されますので
公共機関または、近隣の駐車場のご利用をお願いいたします。
※JR水前寺駅隣に立体駐車場がございます→
http://parking-kyushu.jp/number/94178863


★『木下黄太 講演会 IN 福岡』
_________________________

■日時:10月16日(日)
■会場:春日クローバープラザ西棟1F クローバーホール(288名)
■開場:13:00 開始13:30~16:30
■申し込み:
http://kokucheese.com/event/index/18006/  

■参加費:500円(託児室あり一人 800円:保険込)

*混雑が予想されますので、ご来場の際は公共機関にてお越し下さいませ。
(会場はJR春日駅目の前。)
どうしてもお車にて来られる方は周辺駐車場をご使用下さい。
★クローバープラザ近隣駐車場のご案内→
http://www.cloverplaza.or.jp/parking1.pdf
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放射能防御プロジェクト in 伊東
木下黄太講演会
10月21日(金)木下黄太氏を伊東に迎えます。
1999年,茨城県での東海村JCO臨海事故
(日本国内で初めて事故被曝による死亡者を出した)
を直接取材し、放射能の危険性を理解する人物。
福島第一原発の真実。
そして伊豆、伊東が現在、放射能にどの程度汚染されているのか。
測定結果をもとに講演していただきます。
私達は自費で土壌検査、
空間放射線量を調べた結果、伊豆にも放射能汚染がある事を知りました。
ぜひ福島第一原発事故の真実を知って、真剣に考えましょう。
福島第一原発事故後の体験談
放射能性物質が子供達へどのような危険を及ぼすのか
質疑応答
■日時:10月21日(金)
※開場13:30  14:00開始~17:00終了予定 
参加ご希望の方は合わせてお申し込み下さい。
■定員:200名
■会費は基本無料ですが、メンバーが私費で運営しています、
ご理解が得られた方は是非500円程度の寄付金をお願いします。
■場所:生涯学習センターひぐらし会館3Fホール
伊東市桜木町1-1-17
参加申し込みは自由ですが、
メールでの申し込みも大歓迎です。
放射能からこどもを守る市民の会  
save.izu@gmail.com(メールアドレス訂正しました)
子供を放射線から守る事が趣旨ですので
お子様やお孫さんを守る為に是非参加お願いします

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木下黄太講演会 IN  浜松

 

 

■日時:10/25(火) 開場:18:00~、開始:18:30~20:30
■会場:アクトシティ 401会議室 (最大100名)
定員オーバーの可能性があり部屋が変更かもしれません

http://www.actcity.jp/sponcer/seminar/facilities/room_401.php

■参加費:600円 (会場費・小学生まで無料)  
■アクトシティアクセス:http://www.actcity.jp/about/access.php
■主催:子どもの給食を守る会 浜松
http://blog.livedoor.jp/kodomohamamatsu/
■申し込み先:kodomohamamatsu@gmail.com
 上記メールアドレスへ、お名前・連絡先メールアドレス・参加人数をご連絡ください。
尚、小さなお子様をお連れになる予定の方は、その人数もお書きください。
会場設営のため、出来るだけ前もってのご予約をお願いします。

 


世田谷弦巻の話は、放射性物質の取り扱いがずさんな状況の確認になりました。

2011-10-13 20:58:41 | 福島第一原発と放射能

 世田谷の話は、民家の軒下にあるビンに高線量の線源があったことが事実なら、この国は放射性物質の管理はきわめてずさんであることが、さらにわかったという話になります。線量が高いが、放射性物質が、周辺の汚染レベルと変化なければ。土壌などを検証で確認すべきとは思います。

 通常おき得ないはずの、ずさんな放射性物質の取り扱いにより、こういう高い線量のポイントがあったことは、どちらにしても許せない話ですが、子供への悪影響もあります。しかし、本筋ではなかったと思います。

 ぼくが疑っていたマイクロ・ホットスポット事象では、該当箇所はなかったです。

 ただし、お伝えしているように疑わしい状況が、このエリアにあることは変わりありません。健康被害であれば深刻な事例の報告が、このエリアからきていることから、僕は何かこのエリア一帯に疑いを持っています。土壌汚染も、ふつうにあります。引き続き、調べていくしかありません。


世田谷はマイクロ・ホットスポットとも言うべき事象、子供たち全員の身体状況の確認を!!!

2011-10-13 07:20:00 | 福島第一原発と放射能

「路面付近よりも50センチから1メートル離れた場所の方が高い数値が検出されたところもある」とNHK報道がありました。そうすると、土壌のみならず、その空間周りにあるものに、放射性物質が付着している状態です。非常に狭い範囲の、マイクロ・ホットスポットともいう状態がおきていると言う事です。ここの道が通学路として使われていたことが、何にもなかったと考えるほうがおめでたいです。この学校の全生徒の身体状況を調査確認すべきです。血液検査、リンパ、甲状腺の確認もしたほうがよいです。彼らが、思わぬ核種での被曝をしている疑いがあります。4.6μsvほどもあったのです。間違いなく危険な核種はある。この学校の子供たちの状態を確認し、問診し、カルテも作成しておいたほうがよい。放射線の判断のみでも危険ですが、これだけの状況は大量の放射性物質の存在しか原因は考えられません。雨で溜まったというような生易しいレベルではない。思わぬことがおきている。子供たちのために確認を進めてほしい。

このマイクロ・ホットスポットとも言うべき現象は、他にも世田谷区内にもありえますし、都内西部や神奈川にもあると類推できます。これは、怖い現象です。ものすごい小さいホットスポットは見つけにくいですが、そこにいる人には致命傷となるのです。首都圏の危険のイメージが、また一つ増えたと考えています。

 


僕は、「他人を変えることはできない」とは、絶対に思わない。

2011-10-13 02:02:58 | 福島第一原発と放射能

 「他人を変えることはできない」という話をする人がいますが、ぼくからすれば笑止千万です。「他人を変えることはできない」のが絶対命題なら、僕はこのブログも書きませんし、他者にも関わりません。馬鹿馬鹿しい。この話は「他人を変えるしかない」話です。変えられない事の苦悩で闘っている人々がいるところに、「他人を変えることはできない」という話を無神経にする感覚が理解できません。

 ここは、変える為に闘う人々の場です。変えられない人の意識は此処と大きく異なります。他者と相手に寄り添う事まではできても、今回は相手を変えないわけにはいかないのです。こんな事もわからずに、僕のブログの読者と自称する人を僕は軽蔑します。

 今回の事柄について、僕は相当の覚悟をしています。ある程度変わらなければ、僕自身が追い込まれ、僕自身が崩壊するリスクもあることを十分に理解して、決意し、行動しています。相手がどうだろうと、僕の気持ちも考えも、本質的には変わりません。相手を変えられなければ、僕が崩壊するだけです。そんなことを怖れる感覚は僕にはまったくありません。ぎりぎりの戦いです。

 くだらないことを忠告めいて言う輩は、二度と此処にくるなということです。こちらの覚悟をなめるなと。

 ドイツの放射線防護協会の院内集会の内容が参加者からメールできました。この話は、横浜ストロンチウム、世田谷弦巻高濃度情報と首都圏の中心的な住宅地で、α線、β線核種の危険性がようやく姿を示してきた状況のときに注意すべきと思います。参加した方のメールを引用いたします。

 

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院内学習会に行ってきました。

異様な危機感に震えたのは、子どもの乳歯(当然、骨にも…)内に見られるα線粒子の画像とウクライナに於けるプルトニウム241の汚染状況(1986年)と崩壊後のアメリシウムの汚染状況(2006年)の図(キエフも汚染地域に含まれているように見えました!)でした。

乳歯はどの地域の子どものものか、と尋ねましたが、場所は分からないとのことでした。

α線粒子を取り込んだのは、経口摂取か、吸引か、と尋ねると、両方だろうという答でした。

吸引がありうるなら、α線粒子は、今の日本で言うなら、福島だけでなく100~200km圏にも飛散し体内に吸込まれているのでは、と尋ねると、公表されているデータがあまりに少な過ぎる、とのことでした。

発表されている推計(試算?)では、セシウムに比べるとプルトニウムは何桁も少ないようだが、と述べると、かなり少なく発表しているだろう、アメリシウムの調査もしないで避難民を帰すなどあってはならない、最も危険な物質(アメリシウム)が無視されている、(アメリシウムに比べれば)セシウムは害の少ない物質に過ぎない、ということでした。

学習会で取り上げられた画像・地図・グラフなどを示して説明すれば、多くの人々が原発事故・死の灰の(致命的な)危険性についてはっきり理解できると思います。だからこそIAEA・WHO・各国政府・メディアは、被害実態を明らかにする研究・調査を徹底的に黙殺・抹殺するのですね。人々を目覚めさせず、何も知らせず、弱らせ死なせたいのですね。


木下さんがブログでα線核種の(既に身近な)危険性について注意を喚起して下さるのは、本当に有り難いです。
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プルトニウム、アメリシウム、コバルト、ストロンチウム、危険な核種はそこかしこに落ちている、付着していると僕はおもいます。世田谷弦巻の状態は土壌のみならず、周りにも付着しています。壁だけでなく、樹皮も要注意です。これだけのホットスポットが、ミクロホットスポットとして、あちらこちらにある感覚を僕は抱きはじめています。そして、断片的な健康被害報告が、その存在を示す道しるべになる可能性をいつもいつも思っています。とにかく、皆さんの情報集約が大切なんです。

 

三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力メールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp 

 

ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます

 

 

 

あす大阪講演会、横浜関内、群馬は全て満員です。

10/15(土)の熊本、10/16(日)の福岡でも講演会をおこないます。お知らせ致します。

 

 

 

  

 

 

★『木下黄太 講演会 IN 熊本』
________________________

■日時:10月15日(土)
■会場:熊本県青年会館(ユースピア熊本) 202号室(120名)
 熊本市水前寺3-17-15 2F
■開場13:00 開始13:30~15:30
■申し込み:
kyushu.kumamoto@hotmail.co.jp                                                               ※上記メールアドレスへ代表者名・参加人数をご連絡ください。
■参加費:600円(会場費・お子様無料)
■熊本県青年会館アクセス
http://www.ks-kaikan.com/access/access.html
※駐車場はござますが、当日は満車が予想されますので
公共機関または、近隣の駐車場のご利用をお願いいたします。
※JR水前寺駅隣に立体駐車場がございます→
http://parking-kyushu.jp/number/94178863


★『木下黄太 講演会 IN 福岡』
_________________________

■日時:10月16日(日)
■会場:春日クローバープラザ西棟1F クローバーホール(288名)
■開場:13:00 開始13:30~16:30
■申し込み:
http://kokucheese.com/event/index/18006/  

■参加費:500円(託児室あり一人 800円:保険込)

*混雑が予想されますので、ご来場の際は公共機関にてお越し下さいませ。
(会場はJR春日駅目の前。)
どうしてもお車にて来られる方は周辺駐車場をご使用下さい。
★クローバープラザ近隣駐車場のご案内→
http://www.cloverplaza.or.jp/parking1.pdf
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放射能防御プロジェクト in 伊東
木下黄太講演会
10月21日(金)木下黄太氏を伊東に迎えます。
1999年,茨城県での東海村JCO臨海事故
(日本国内で初めて事故被曝による死亡者を出した)
を直接取材し、放射能の危険性を理解する人物。
福島第一原発の真実。
そして伊豆、伊東が現在、放射能にどの程度汚染されているのか。
測定結果をもとに講演していただきます。
みなさんはそもそも原発がどういうものか知っていますか。
テレビや新聞で報道されている内容を鵜呑みにして大丈夫なのでしょうか。
飲み物はどうなの?肉や魚はどう?野菜の産地は?子供が食べても安全?
伊東市役所が発表した三カ所の数値は安全な数値?私達は自費で土壌検査、
空間放射線量を調べた結果、伊豆にも放射能汚染がある事を知りました。
ぜひ福島第一原発事故の真実を知って、真剣に考えましょう。
福島第一原発事故後の体験談
放射能性物質が子供達へどのような危険を及ぼすのか
質疑応答
■日時:10月21日(金)
※開場13:30  14:00開始~17:00終了予定 
参加ご希望の方は合わせてお申し込み下さい。
■定員:200名
■会費は基本無料ですが、メンバーが私費で運営しています、
ご理解が得られた方は是非500円程度の寄付金をお願いします。
■場所:生涯学習センターひぐらし会館3Fホール
伊東市桜木町1-1-17
参加申し込みは自由ですが、
メールでの申し込みも大歓迎です。
放射能からこどもを守る市民の会  
save.izu@gmail.com(メールアドレス訂正しました)
子供を放射線から守る事が趣旨ですので
お子様やお孫さんを守る為に是非参加お願いします

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木下黄太講演会 IN  浜松

■日時:10/25(火) 開場:18:00~、開始:18:30~20:30
■会場:アクトシティ 401会議室 (最大100名)
http://www.actcity.jp/sponcer/seminar/facilities/room_401.php
■参加費:600円 (会場費・小学生まで無料)  
■アクトシティアクセス:http://www.actcity.jp/about/access.php
■主催:子どもの給食を守る会 浜松
http://blog.livedoor.jp/kodomohamamatsu/
■申し込み先:kodomohamamatsu@gmail.com
 上記メールアドレスへ、お名前・連絡先メールアドレス・参加人数をご連絡ください。
尚、小さなお子様をお連れになる予定の方は、その人数もお書きください。
会場設営のため、出来るだけ前もってのご予約をお願いします。

 



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木下黄太講演会 IN  京都

 日時:2011年10月28日(金) 午後1時~午後3時半
 場所:京都市下京区 ひとまち交流館・大会議室
http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html
 定員:300名 (可能な方は事前に予約を。当日でもたぶん大丈夫ですが)
 料金:500円

 *小さなお子さま連れの方も、どなた様も是非お越し下さい。親子室もございます。

 主催:京都ママパパの会 
http://kodomo-kyoto.sakura.ne.jp/
 申し込み先:: kodomokyoto@gmail.com

 
 
        

 

 

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世田谷弦巻、4.699μsvのミニホットスポット周辺で、こどもの紫斑病や肺の疾病報告がきています。

2011-10-12 19:49:40 | 福島第一原発と放射能

世田谷区弦巻の区道の歩道部分が除染前4.699μsv、除染後でも2μsv以上あるようですが、このあたりが、雨水が溜まるのみならず、ミニホットスポットになっていると僕は思います。

 というのも、桜新町駅周辺の幼稚園、小学校で、複数人の子供たちが紫斑病になっていて、うち1人は一時重症になり、近隣の大病院で治療を受けたとの情報がありました。一部、学校は特定でき、紫斑病になっているお子さんがいることは確認しましたが、細かくは詰めきれていませんでした。この話は、複数発生している観点から、どこか子供たちが行き交う場所の周辺で、高濃度に汚染されていて、α線、β線核種も多いだろうと、想定していました。ここが、そこかどうかはともかく、このような場所が通学路の歩道にあったということは、このエリアでおそらく危険な核種は飛び交っていると思います。地元グループは、この土壌を区に申し立てて、検査させるべきです。数万ベクレルの可能性がありますから、ストロンチウムの検出可能性も高いと僕は思います。線量で終わってはいけません。セシウムのみならず、ストロンチウムなどの核種分析をさせなければなりません。世田谷のこどもを守る活動をしている人たちは直ちに動いてください。

 この桜新町から経堂のエリアに住んでいるお子さんが、肺の重い疾病に、3.11以降になったという話も聞いています。紫斑病や肺の重い疾病という話からも、このエリア周辺で、高い濃度の汚染がある疑いを僕はずっと持っていました。東京西側の高級住宅地の、しかも通学路で事がおきている事をわかってください。セシウムだけが危険なのではありません、間違いなくさらに危険な核種はこのあたりに存在しています。

 土壌調査では、近隣では、世田谷区深沢でセシウム合算550Bq/kg、世田谷区瀬田でセシウム合算1000Bq/kgを超える結果は、聞いています。ウクライナのキエフを上回る数字が、この世田谷の高級住宅地にある現実もいい加減に認識してください。

時間がありません、なんでこれでわからないのか。僕には、わからないあなたが理解できない。

 

というか、僕は何回も似たような事を言っています。皆さん、いい加減に気がついて下さい。


エクソダス

2011-10-12 06:16:08 | 福島第一原発と放射能
今回の事で、僕はあなたの事を、毎日考え続けている。
 
もちろん、最悪の事にならないかもしれないが、
放射能は、
調べるほどにリスクは大きい。
 
とにかく、僕ができる限りの事をするつもりだけれども、
あなたは、「産まない」という選択をすれば、東京にいられると確信している気がする。
 
でも、そこまで、あなたが、頑ななのは、僕には段々ときつくなってきている。
 
僕はこれから、
一緒にいろんな共同作業をもっとしたいと思っているし、
あなたを大切だと、とても思っている。
 
ずっと一緒にいたいと思っている。
僕にはいろんな覚悟がある。
 
それでも、自分の身を守る事を最優先してくれないのだろうか。
君に果たして欲しい役割は僕にはあるし(それは社会的にも意味がある)、
さらに、僕を助けてもらいたいと願っている。
 
あなたはそれに答えてくれないのだろうか。
 

ドイツ放射線防護協会プフルークバイル会長との対話

2011-10-11 02:32:11 | 福島第一原発と放射能

 まず事務連絡です。

①携帯メールで私にメールしていただいている方で、また、返信できないケースがあります。きのう携帯から送信して、僕の返信が届いていない人のことです。あなたです。受信設定を変えて再送信を。

 

 僕らのメンバーとドイツ放射線防護協会の会長との間でおとといになりますが、大阪のホテルで三時間近く、いろんな観点で、話し合いをおこないました。ドイツ放射線防護協会と僕らの放射能防御プロジェクトは、いろんな観点で、共通項が多かったです。α線核種やβ線核種の識別を、高濃度土壌ですすめる事への合意などもありました。

そして、こちらの首都圏土壌調査の結果を全部お伝えしましたが、関東東京の土壌が汚染されている状況の数字を見ている彼の目は、真剣そのものでした。というか、あきらかに何かショックを受けている様子でした。

 たぶん彼のいた東ドイツは、事故直後の情報隠蔽がひどかったようで「国や政府は同じように、動くものだから、要注意だ」と、暗に日本政府の状況を示唆するコメントは手厳しかったです。さらに、ミュヘン近辺というエリアで、子どもの不具合がチェルノブイリ後に増えている事。死産の増加など、気になるデータを次々といわれました。ドイツで、降下物が多く落ちているところとは言え、今の首都圏土壌よりも、汚染されていないと思われるエリアでの、話を聞くと、今週暗澹たる気分の僕は、さらに暗澹たる気分が深まっています。

ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます

なんで、皆さん、東京にいるんですかね。うーん。わかんない。

  

 三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力メールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp 

 

彼の院内集会が本日行われます。お時間のある方は。

 

院内学習会「福島原発事故と食品汚染基準―チェルノブイリの経験から」

日時:10月11日(火)13:00~14:00
会場:衆議院第二議員会館 第2会議室
講師:セバスチャン・プフルークバイルさん(ドイツ放射線防護協会 会長)

※議員会館の入り口に、通行証を持ったスタッフが居りますので、受け取ってご入場ください。独日通訳付き。

 

 

セバスチャン・プフルークバイル(ドイツ放射線防護協会 会長)
 1947年生まれ。物理学博士。ドイツ・ボンにあるオットー・フーク放射線研究所会員、欧州放射線リスク委員会(ECRR)理事。チェルノブイリ事故、フクシマ事故を解明する各種プロジェクトに参加するほか、事故周辺地域の子どもたちの社会復帰活動に参加。
 89年、旧・東ドイツの民主化運動で最初に設立された市民団体「ノイエス・フォールム」を共同設立。「ベルリンの壁」崩壊後のハンス・モドロウ政権下では、東ドイツのエネルギー政策を改革する目的で数ヵ月間、大臣を務める。90年、ベルリンで市民団体「チェルノブイリのこどもたち」を設立。長年、ドイツ・チェルノブイリ支援協会(ミュンヒェン)の理事を務める。91年~95年までは、ベルリン市議会でノイエス・フォールム選出の議員も務める。

ドイツ放射線防護協会
 ドイツ法に基づき、裁判所に登記されている独立系市民団体。(日本のNPO団体に近い)。放射線リスク、特に低線量被曝のリスクが十分に考慮されず、放射線防護が十分行われていないと見る研究者など、専門家の団体。放射線リスクから、人間と環境を保護することを目的としている。協会組織として、オットー・フーク放射線防護研究所を有する。会費などで運営。90年設立。

 

ストロンチウム90が195Bq/kg検出されたのは横浜の大倉山のマンション屋上堆積物からです。たしか六万Bq/kg、セシウムが確認されたところ。屋上で側溝のような感じで土壌蓄積がある場所です。同位体に検査を出した方に確認が取れました。同じような割合で、他の地域からも検出されると思います。

 

 講演会は伊豆・伊東の概要がきまりました。

今週金曜日大阪は定員になりました。また来週土曜日の横浜・関内も定員です。横浜の講演会は当日突然の参加は認められませんので、予約済みの方は入り口で、申し込みメールを主催者に見せて、入場してください。

 

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放射能防御プロジェクト in 伊東
木下黄太講演会
10月21日(金)木下黄太氏を伊東に迎えます。
1999年,茨城県での東海村JCO臨海事故
(日本国内で初めて事故被曝による死亡者を出した)
を直接取材し、放射能の危険性を理解する人物。
福島第一原発の真実。
そして伊豆、伊東が現在、放射能にどの程度汚染されているのか。
測定結果をもとに講演していただきます。
みなさんはそもそも原発がどういうものか知っていますか。
テレビや新聞で報道されている内容を鵜呑みにして大丈夫なのでしょうか。
飲み物はどうなの?肉や魚はどう?野菜の産地は?子供が食べても安全?
伊東市役所が発表した三カ所の数値は安全な数値?私達は自費で土壌検査、
空間放射線量を調べた結果、伊豆にも放射能汚染がある事を知りました。
ぜひ福島第一原発事故の真実を知って、真剣に考えましょう。
福島第一原発事故後の体験談
放射能性物質が子供達へどのような危険を及ぼすのか
質疑応答
■日時:10月21日(金)
※開場13:30  14:00開始~17:00終了予定 
参加ご希望の方は合わせてお申し込み下さい。
■定員:200名
■会費は基本無料ですが、メンバーが私費で運営しています、
ご理解が得られた方は是非500円程度の寄付金をお願いします。
■場所:生涯学習センターひぐらし会館3Fホール
伊東市桜木町1-1-17
参加申し込みは自由ですが、
メールでの申し込みも大歓迎です。
放射能からこどもを守る市民の会  save.izu@gmail.com(メールアドレス訂正しました)
子供を放射線から守る事が趣旨ですので
お子様やお孫さんを守る為に是非参加お願いします

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 10/15(土)の熊本、10/16(日)の福岡でも講演会をおこないます。お知らせ致します。

★『木下黄太 講演会 IN 熊本』
________________________

■日時:10月15日(土)
■会場:熊本県青年会館(ユースピア熊本) 202号室(120名)
 熊本市水前寺3-17-15 2F
■開場13:00 開始13:30~15:30
■申し込み:
kyushu.kumamoto@hotmail.co.jp                                                               ※上記メールアドレスへ代表者名・参加人数をご連絡ください。
■参加費:600円(会場費・お子様無料)
■熊本県青年会館アクセス
http://www.ks-kaikan.com/access/access.html
※駐車場はござますが、当日は満車が予想されますので
公共機関または、近隣の駐車場のご利用をお願いいたします。
※JR水前寺駅隣に立体駐車場がございます→
http://parking-kyushu.jp/number/94178863


★『木下黄太 講演会 IN 福岡』
_________________________

■日時:10月16日(日)
■会場:春日クローバープラザ西棟1F クローバーホール(288名)
■開場:13:00 開始13:30~16:30
■申し込み:
http://kokucheese.com/event/index/18006/  

■参加費:500円(託児室あり一人 800円:保険込)

*混雑が予想されますので、ご来場の際は公共機関にてお越し下さいませ。
(会場はJR春日駅目の前。)
どうしてもお車にて来られる方は周辺駐車場をご使用下さい。
★クローバープラザ近隣駐車場のご案内→
http://www.cloverplaza.or.jp/parking1.pdf


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木下黄太講演会 IN  京都

 日時:2011年10月28日(金) 午後1時~午後3時半
 場所:京都市下京区 ひとまち交流館・大会議室
http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html
 定員:300名 (可能な方は事前に予約を。当日でもたぶん大丈夫ですが)
 料金:500円

 *小さなお子さま連れの方も、どなた様も是非お越し下さい。親子室もございます。

 主催:京都ママパパの会 
http://kodomo-kyoto.sakura.ne.jp/
 申し込み先:: kodomokyoto@gmail.com

 
 
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木下黄太講演会 IN 群馬 満員になりました。
10月23日(日)開場午後1時半 午後2時から4時すぎまで。  

場所:玉村町文化センター 視聴覚室 (定員82名 定員に達しました)

  
http://www.tamamura-bunka.or.jp/

参加費:500円

申し込み:受付終了しました。

(1)お名前、(2)連絡先メールアドレス、(3)参 加人数を書いていただき、(4)meglian2004@yahoo.co.jp へメールしてください。なお小さなお子様をお連れになる
予定の方は、その人数もお書きください。
なお会場は床なので敷物か座布団椅子などをご持参下さい。

参加費は中学生からは必要になります。

木下黄太講演会 IN 浜松
■日時:10/25(火) 開場:18:00~、開始:18:30~20:30
■会場:アクトシティ 401会議室 (最大100名)
http://www.actcity.jp/sponcer/seminar/facilities/room_401.php
■参加費:600円 (会場費・小学生まで無料)  
■アクトシティアクセス:http://www.actcity.jp/about/access.php
■主催:子どもの給食を守る会 浜松
http://blog.livedoor.jp/kodomohamamatsu/
■申し込み先:kodomohamamatsu@gmail.com
 上記メールアドレスへ、お名前・連絡先メールアドレス・参加人数をご連絡ください。
尚、小さなお子様をお連れになる予定の方は、その人数もお書きください。
会場設営のため、出来るだけ前もってのご予約をお願いします。

 
※不明な点につきましては下記をご参照ください。
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西日本(関東以西)土壌調査結果【放射能防御プロジェクト】第一弾

2011-10-10 12:39:16 | 福島第一原発と放射能

© 放射能防御プロジェクト Radiation Defense Project
http://www.radiationdefense.jp/ 1/2
(Bq/㎡) (*1)
採取日/採取場所/採取住所/ヨウ素131/ セシウム134 /セシウム137/ セシウム合計/セシウム合計×65
1 2011.07.28 庭東京都大島町ND ND ND 0 0
2 2011.08.05 家庭菜園新潟県糸魚川市横町ND ND ND 0 0
3 2011.08.02 田んぼ周辺新潟県上越市吉川区ND ND ND 0 0
4 2011.08.04 畑富山県南砺市福光ND ND 17 17 1105
5 2011.08.17 家庭菜園富山県射水市鏡宮ND ND ND 0 0
6 2011.08.07 庭福井県坂井市春江町ND ND 3 3 195
7 2011.08.11 庭山梨県甲府市東光寺ND ND ND 0 0
8 2011.08.05 畑、庭山梨県富士吉田市ND 18 31 49 3185
9 2011.08.13 庭長野県長野市若里ND 38 46 84 5460
10 2011.08.06 庭、駐車場長野県長野市若里ND 79 80 159 10335
11 2011.08.08 畑長野県上高井郡小布施町ND 47 73 120 7800
12 2011.08.12 敷地内岐阜県高山市名田町ND ND ND 0 0
13 2011.07.24 庭岐阜県各務原市鵜沼三ツ池町ND ND ND 0 0
14 2011.08.06 庭岐阜県郡上市八幡町相生ND ND ND 0 0
15 2011.08.10 庭静岡県藤枝市大東町ND ND 10 10 650
16 2011.08.09 庭静岡県浜松市浜北区西美薗ND 6 ND 6 390
17 2011.08.20 庭静岡県榛原郡吉田町住吉ND 18 22 40 2600
18 2011.08.13 庭静岡県下田市吉佐美ND ND 11 11 715
19 2011.08.18 畑静岡県伊東市川奈ND 60 85 145 9425
20 2011.08.31 庭愛知県あま市甚目寺町ND ND ND 0 0
21 2011.08.02 庭愛知県春日井市下条町ND ND ND 0 0
22 2011.08.17 庭愛知県小牧市藤島ND ND ND 0 0
23 2011.08.18 庭愛知県小牧市ND ND ND 0 0
24 2011.08.12 畑三重県四日市市寺方町ND ND ND 0 0
25 2011.08.06 庭三重県三重郡朝日町ND ND ND 0 0
26 2011.07.19 庭三重県志摩市阿児町ND ND ND 0 0
27 2011.08.03 河川敷京都市左京区下鴨泉川町ND ND ND 0 0
28 2011.08.08 庭(家庭菜園) 京都市右京区太秦安井ND ND ND 0 0
29 2011.08.22 庭大阪府豊中市桜の町ND ND ND 0 0
30 2011.08.21 庭大阪府河内長野市日野ND ND ND 0 0
31 2011.08.02 公道の植え込み大阪府東大阪市永和ND ND ND 0 0
32 2011.08.09 庭大阪府枚方市香里ケ丘ND ND ND 0 0
33 2011.08.11 庭兵庫県神戸市垂水区霞ヶ丘ND ND ND 0 0
34 2011.08.09 庭兵庫県神戸市北区上津台ND ND ND 0 0
35 2011.08.04 農地(私有) 兵庫県加東市下三草ND ND 9 9 585
36 2011.08.04 庭兵庫県神戸市西区学園東町ND ND ND 0 0
37 2011.08.05 庭兵庫県篠山市今田町ND ND ND 0 0
38 2011.07.31 畑兵庫県丹波市青垣町田井縄ND ND ND 0 0
試料名分析結果(Bq/kg)
西日本土壌調査結果 part 1
採取方法:表面から5㎝を採取。砂場は表面から15㎝を採取。
測定方法:厚生労働省「緊急時における食品の放射性物質測定マニュアル」に準ずるγ線スペクトルメーターによる核種測定。 検出限界1Bq。

© 放射能防御プロジェクト Radiation Defense Project
http://www.radiationdefense.jp/ 2/2
39 2011.08.08 庭奈良県生駒市壱分町ND ND ND 0 0
40 2011.08.11 庭奈良県奈良市青山ND ND ND 0 0
41 2011.08.17 庭和歌山県和歌山市内原ND ND ND 0 0
42 2011.08.10 庭和歌山県和歌山市福島ND ND ND 0 0
43 2011.08.08 庭島根県浜田市熱田町ND ND ND 0 0
44 2011.08.12 庭島根県浜田市三隅町ND ND ND 0 0
45 2011.08.23 庭岡山県久米郡美咲町ND ND ND 0 0
46 2011.08.10 庭岡山県岡山市山田ND ND ND 0 0
47 2011.08.04 庭広島県尾道市因島土生町ND ND ND 0 0
48 2011.08.01 畑広島県庄原市西城町入江ND ND 9 9 585
49 2011.08.08 庭広島県広島市西区高須台ND ND ND 0 0
50 2011.08.04 マンション内の公園広島県広島市中区吉島東ND ND ND 0 0
51 2011.08.04 農地(畑) 広島市安佐南区西原ND ND ND 0 0
52 2011.08.02 畑山口県柳井市大字柳井ND ND ND 0 0
53 2011.08.16 畑徳島県阿南市那賀川町ND ND ND 0 0
54 2011.08.01 庭徳島県徳島市北矢三町ND ND ND 0 0
55 2011.08.14 庭香川県高松市松福町ND ND ND 0 0
56 2011.08.18 庭愛媛県松山市三番町ND ND ND 0 0
57 2011.08.19 庭愛媛県今治市米屋町ND ND ND 0 0
58 2011.08.01 農地(田) 高知県高岡郡中土佐町矢井賀乙ND ND 10 10 650

*1 原子力安全委員会によると、Bq/kgからBq/㎡に換算するには、65をかける

 

 今回の土壌調査としては、愛知県以西に問題のある数字は出ておりません。西日本で人が住んでいるエリアでは、まだホットスポット的な部分は確認はされていません。数ベクレルから十数ベクレルレベルの土壌汚染は、福島第一原発の事故以前でも確認されている場所は全国にあります。西日本で数字が出ている場所が、そもそも由来がどこのものかを断定する事も難しいと思います。実は、個別調査では、静岡県、愛知県、三重県、岐阜県などの中部エリアや新潟県、山梨県、長野県などの甲信越を細かく調べたく思っています。それは、ホットスポットがどの程度存在しているのか、近接エリアのどこまで、土壌がどの程度汚染されているのかは、詳しく確認を続けたいと思っています。この点では、また皆さんにお願いする事も、多いと考えております。

 勿論この調査は人の居住がある場所のものです。都市や平野部が多いです。西日本でも山間部などはホットスポットの存在もまだありえます。また、土壌の安全が担保されたことは大きいですが、大気の汚染は別の問題です。微小な放射性物質の粒子が存在していなければ、西日本の空間線量があがっていることは考えられません。この粒子、ホットパーティクルの存在の危険は、否定できません。ただし、土壌に少なくとも、セシウムとして識別できる量は、降下していないことは確認できました。微量で、さらに別の核種、特に危険なα線核種、β線核種の粒子がどの程度空気中にあるのか、西日本ではどうなのかは大変に気になるところです。

 「放射能防御プロジェクト」が運営する全体の土壌調査は、さらに九州、沖縄、北海道と他県も含めて、進んでいます。これは結果が出てくるとまた、皆さんにお伝えしていきます。特に北海道の土壌は気になっております。

これ以外に、東北のエリアの土壌調査は、個別の形で進んでいます。宮城県内や岩手県内は一定数の方が調査していますし、山形、秋田もあります。福島を除く東北各県、特に青森はほとんど情報がありません。スイスの民間会社の風向き予想的には、上に伸びる風が多いですから、東北の汚染は実は深刻です。特に情報のない青森は気になります。個別の土壌調査なども、僕か放射能防御プロジェクトに問い合わせをしていただければ対応できますので。

横浜講演会も定員に達しました。ご了承下さい。

 


ドイツの放射線防護協会会長と会うため更新が遅れます。

2011-10-09 15:50:03 | 福島第一原発と放射能

ドイツの放射線防護協会の会長と今晩会うため、更新が遅れます。

また、個人的な出来事で、僕の作業が大きく遅れているため、メール返信などが十分にできておりません。

当面、これまでのペースでメール返信、電話対応ができない可能性がありますのでご了解下さい。

ぼくの状況が変化すれば、対応の速度を上げます。

申し訳ありません。