あす東京都市大学で開催予定の市民講座2011「どうすれば安心・安全な社会を築くことができるのか」の第一回(11月5日 土 13:00-16:30)分のうち、講座2で、綿貫礼子氏・吉田由布子氏が講演するのをご紹介しました。綿貫さんが「誕生前の死」の著者で、この問題にかなり詳しく、ご紹介した訳です。ところが綿貫さんが入院となり、講演ができなくなりました。当初から、共同で講演をおこなうことになっていた吉田由布子氏が、かわって単独で講演されます。綿貫さんの研究は長年、吉田由布子氏と共同で行われており、内容も変わらないそうです。お時間のある方は、予約なくても、たぶん直接出向かれても聞くことは出来るはずです。出来る限り、メールはしてくださいね。
日時: 2011年11月5日 (土) 13:00-16:30
演題:「チェルノブイリとフクシマ―放射線汚染が未来の世代に及ぼす影響」
場所:東京都市大学環境情報学部
横浜市都筑区牛久保西3-3-1
(横浜市営地下鉄中川駅徒歩8分)
申し込み先:東京都市大学環境情報学部 市民講座担当 山口
kk@tcu.ac.jp
定員:300名
当日は講座1と講座2を続けて行うため講座1(「温暖化地獄回避のためのグリーンエコノミー」山本良一)からご参加いただくことになります。
市民講座全体についての詳細は以下のHPをご覧ください。
http://www.yc.tcu.ac.jp/citizen/course.html
お子さんの体内に放射性物質が入ってしまっていないのか、心配なお母さんは全国に多いと思います。お気持ちはよくわかります。ホールボディカウンターが全国で受けられる可能性のある場所がほとんどない現状を考えると(福島県内を除けば、精密型で受けられるのは、長崎大学と広島大学しか可能性はないと理解しています)、民間の検査会社で、尿検査をおこなおうとするのは理解できます。しかし、この尿検査について、本当によくない話を聞きます。
まず、尿検査はかなり精密な機械で測定しないと意味がありません。最低でも、尿中に1Bq/Lあるのかないのかは、識別できない検査は、意味がありません。できたら、0.5Bq/L程度まで検査できたほうがよいです。体内最大推定は百五十倍とも言われますから、1Bq/Lで150推定。0.5なら半分です。
一方、ドイツなどのホールボディカウンターは全身で20Bq位までが下限値のようです。ホールボディカウンターはどうしても幅が出るため、体内の最大推定は、その検査値の十倍程度までは考えたほうがよいという話があります。同じレベル、もしくはより精密に体内の状態をみたいと考えると、尿検査は最低1B/Lあるのかないのかわかること。望ましくは0.5Bq/Lあるのかないのかわかることです。できたら、個別の下限値でなく、セシウム合算でこの値に下限値が届くのかどうかがポイントと思います。
これまで、僕はいろんな尿のデータを聞いていますが、高い事例で、数Bq程度の数値は聞きます。しかし、桁が二桁になる尿検査の結果はまったく聞いていません(福島第一原発近接地で尿検査している人はものすごく少ないですから、近隣はあるかもしれませんが)。もちろん、僕以外のところにも、こうしたデータは集まっていますから、もっと多い人もいるかもしれませんが、それでも、二桁を超えるケースは、ほとんどないことは容易に推測できます。
これを前提に考えると、尿検査は、精密な機械でやるしかありません。基本はゲルマニウム半導体。そうせずに、検査の下限値を20Bq/Lでおこなっていて、不検出と告げている業者の存在は確認しています。ありえない話です。これは事実上、検査をしていないのに近いと僕は思います。出るはずのない高い水準が、下限値で、それ以下は不検出。しかも数万円も請求する。こういうことが横行しています。許せない話です。おそらく確信犯です。
さらに、別の会社は、測定機種はLB200。 水質、食品放射線計測モニターというベクレルモニターで、尿検査までおこなっています。下限は20Bq/L。当然問題は多いですし、誤差も大きいです。 下限値も高く、核種識別もできません。ぜんぜん違うものを測っている可能性があります。これは、自分たちが水や食べ物を目安で測る機械であって、他人の尿を有料で検査する機械ではありません。この会社は、尿検査ということは本質的に何にもわかっていないと思います。
きちんと検査をおこなっている会社は他にあります。きちんと調べることをおすすめします。金額は高いのですから、きちんと調べてください。意味のない検査にお金を費やすことは、お金を溝に捨てるようなものです。
ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます。
三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力メールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp
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<木下黄太 連続講演会in北海道>
【釧路】
と き:11月7日(月) 18:00開場 18:30開始
ところ:釧路市交流プラザさいわい(釧路市幸町9丁目1番地)
チケット代:1000円
主催:木下黄太講演会実行委員会
後援:脱原発ネット釧路、被災者支援ネットワーク釧路
問合せ:被災者支援ネットワーク釧路(TEL:0154-43-0697)
【帯広】
と き:11月8日(火) 18:30
ところ:帯広サラダ館(帯広市西22条南6丁目6-2)
チケット代:1000円
主催:十勝ネット市民の会
申し込み:100名先着 FAX, ハガキ, メールにて申し込み下さい
ハガキ宛先 : 帯広市東10条南13丁目1 ふるさと十勝内事務局
FAX : 0155-27-5337
メール : tokachinet@gmail.com
【札幌】
と き:11月9日(水) 18:00開場 18:30開始
ところ:かでる2・7 820研修室(札幌市中央区北2条西7丁目 道民活動センタービル )
チケット代:1000円
主催:木下黄太講演会in札幌実行委員会
後援:新篠津村クリーン農産物生産協議会
予約申し込みは下記のメールアドレスにお願いします。
問合せ:TEL:090-6210-5482 E-MAIL:sasaki.shin@lilac.plala.or.jp(佐々木)
【旭川】
と き:11月10日(木)18:30開場 19:00開始
ところ:旭川市勤労者福祉会館(6条通4丁目)2F 大会議室
チケット代:一般1000円 大学生500円 高校生以下無料
主催:発信局ほたる
チケット取り扱い:珈屋Lamp(末広東1条1丁目7-6)
こども富貴堂(7条8丁目)
きっちんらいる(鷹栖町16線8)
問合せ:発信局ほたる E-Mail:fanciful555@yahoo.co.jp(伊藤)
後援:旭川市教育委員会、自然耕房ホタルファーム、珈屋Lamp、風流里㈱
年齢職業問わずご参加頂けます。もちろんお子様連れも大歓迎です。」
※(開場は午後6時15分からになります)
〒164-0001 中野区中野2丁目9番7号
http://www.nices.jp/access/zero.html
(申し込み先着順)
【会費】1席あたり500円。(席の要らない小さなお子様は無料です。託児はありません。)
【主催】とうきょう子供と母の会
【申し込み先】下記連絡先へ、席の必要な方全員のお名前と電話番号、合計人数、連絡用アドレスをご明記の上、申し込み下さい。tokyo-kodomo-haha@hotmail.co.jp
運営はボランティアの一般人がしております。突然のキャンセルは講演の開催可否に影響します。キャンセルは必ず前々日までにご連絡下さい。
■□■子供達を内部被爆から守ろう!■□■□■
メディアでは本当のことを伝えない。だから地方も知らない。
子供達の命を守るために自分達で行動するしかない!
政府の基準値を信じますか?
学校給食は大丈夫ですか?
【中国新聞報道】広島県在住の授乳中のママさんから放射能性物質が検出され記事がでました。これは広島県だけの問題ではありません。全国に広がる汚染食品によって乳児から大人までの内部被爆が拡大中。今回の結果は早く行動を起こしただけの話しにしかすぎません。
会場:広島YMCAホール
定員:285名
日時:11月19日(土)午後13時00分~15時00分(開場12時半)
住所:広島市中区八丁堀7-11 地図:http://bit.ly/q8YD2X
※駐車場はござますが、当日は満車が予想されますので 公共機関または、近隣の駐車場のご利用を。
乳幼児連れの方は、ホール後ろ側にお座り下さい。
録画は厳禁です。録音も原則禁止。
会場費・資料代:600円(お席確保の方お子様300円)
定員に達しても当日キャンセルや立ち見も可能です。その場合は、メール又はお電話にてご連絡をお願いいたします。
お申込はこちらから
もしくはメールもあります。参加者全員の名前、人数、連絡先電話番号、席確保のお子様がいる場合はその点もお子様の人数も明記して、連絡アドレスも明記して下記のメールに連絡を。
cyugoku.info@gmail.com
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木下黄太講演会 in 岡山
福島原発事故と全国放射能汚染!その時何が起こったか!?
第一線で活躍中の木下黄太さんが見た放射能汚染の真実を聞く。
【講演内容】
・福島第一原発事故後の取材を通じた体験談
・放射能による健康被害の実態
・四国にすむ私たちはどう放射能と向き合うか
・瓦礫焼却問題 ・土壌汚染問題
・質疑応答
【日時】11月23日(水・祝)
開 場:13:30
開 始:14:00
終了予定:16:00
【参加料】一般 600円(小学生以下100円)
【定員】 70名~(最大120名まで)
【場所】 とくぎん トモニ プラザ(徳島県青少年センター)
徳島市徳島町城内2番地1 TEL:088-625-3852 地図
【申込】 10/24日~11/4迄、コープ自然派で受付(TEL.0120-408-300)
(応募者多数の場合は抽選して全員の方にご連絡致します。)
11/5より、先着にて受付。定員に達した時点で終了します。
申込み → info@panda.eek.jp
(上記メールアドレスへ代表者名・参加人数をご連絡ください。)
【主催】 自然派クラブ「室内空気を考える会」問い合わせ→info@panda.eek.jp
※保育の予定はありません。お子様と一緒のご参加は歓迎いたしますが、目を離されないよう十分ご注意を。トラブルについては一切の責任を負いかねます。