↑ 早朝 日本標高第3位(3190m)間ノ岳から富士山。
(奥穂高岳と同じ標高ですが さらに間ノ岳は年間数センチ成長中だそうです。)
タイトルとは全く関係ありませんが、今朝職場の近くを歩いていたら
中古車店で珍しい車を発見。
画像に収めてみました。(ほんの仲間内だけわかる?)
クライスラーイプシロン
ここから本題だよ。
9月2日から3日にかけて 南アルプス 山登りに行ってきました。
当日は台風15号の影響で 出だしは曇りがちの天気でしたが
両日とも、まずまずのお天気で何よりでした。
今回の記録も ヤマレコに詳しく載せているので(ほとんどこのブログ内容と同じですが)
気になる方は見てやってください。
9月2日(土)
午前3時30分 起床
午前3時50分 出発
午前5時頃 駐車場のある仙流荘到着。
↓ 仙流荘(戸台口)バスターミナル すでに大勢が並んでします。
ここからバスに乗って 北沢峠へ 1時間弱。
北沢峠は仙丈ケ岳や甲斐駒ケ岳への登山口になっているので大半の方は
そちらへ向かわれます。
そこから 乗り換えて 約20分 登山口のある 広河原に向かいます。
バス代だけで往復 4,300円くらいかかってしまいます。駐車場が無料でよっかたぁ。
↓ バスの運転手さんが気を利かせてくれて 登山口に近いところで
乗客の皆さんを下してくれました。
↓ この橋を渡って
↓ 広河原山荘横から登山開始です。
↓ 2時間ほど登ったところでで おやつ&トイレ タイム。(コンビニおにぎりです。)
もうこの時点で今回はかなり疲れてしまってます。
↓ 行きのルートは こんな河原沿いの道をどんどん登ります。
途中からは雪渓も残っています。
ちょっと雲に隠れている左手が ロッククライマーが多く登る北岳バットレス と思います。
↓ 途中でルート表示があやふやなところから 変に大岩に登ってしまい
危なく降りられなくなるところでした。登るのは何とか上っても降りる方が怖いです。
ほんの数メートルでも降りられなくなるともう大変。
↓ どんどん登ります。 へとへとです。
登り始めて4.3㎞ 高度は1300m 程登った 標高2,780m付近。
ここから こんな丸太はしごが 何十本もあります。
登っても登ってもまたはしご。
↓ 今回はなぜか非常に足が疲れてしまいました。体調のせいかなぁ。よくわかりません。
南アルプスは北アルプスに比べて 雨が多いのか 森林限界が高く 見晴らしのいいところの標高が高いです。
標高2,900m 八本歯のコルと言われるところまで登ってきました。やっと展望が開けてきます。
でも 雲が多く目指す山小屋のある稜線は見えず。
↓ 標高3,000m 本来ならこれより上に行かなくても山腹を回り込んで(トラバースして)
目指す山小屋にいけるので多少楽なのですが
落石の可能性が高い大岩が見つかったのでこの日は通行禁止。
↓ こんな立て看板が。
このトラバース道が通れないので さらに100mほど登って 吊り尾根分岐までいきます。
もうバテバテでしたが あと100m登れば 今度は山小屋まで200mほどの下りだと思って頑張ります。
↓ この登り。長く感じるなぁ。
↓吊り尾根分岐に着きました。
↓ この吊り尾根から右手へ高度で100m登れば(約30分?)日本で2番目の高さの 北岳山頂です。
↓ もうこれ以上のんびりしているとテント場が満杯になってしまうのと ちょっとガスが出てきているので
登らず 左手山小屋方向に下ります。(本当はもう登りたくなかった)
下りは下りで結構きついです。 目指す山小屋 ガスでちっとも見えてこない。
↓ ひぃ~こら言いながらも 山小屋到着 テント場の受付を済ませ ビールを購入とお水を汲んで
テントを張る場所を物色。
午後2時30分頃の到着ですでに 平らな良い場所は埋まってしまっています。
若干傾斜はあるものの 富士山が正面に見える 場所にテント設営。ビールで一服です。
山小屋の真下にテント設営。
今晩の晩御飯 は レトルトカレー。
↓ ピンボケですが テント場から甲府方面 街明かり。
9月3日(日曜日)
またまた夜明け前に起きて タイムラプス動画作成。お遊びです。
昨日は疲れていて 予定通り 間ノ岳往復はやめようかとも考えましたが
せっかく登ってきて天気がいいので行くことにしました。
コーヒーだけ飲んで テント撤収
5時20分には 間ノ岳に向かいます。
↓ めざす間ノ岳
北岳山荘から間ノ岳の稜線歩きは気持ちよかったです。
↓ 1時間ほどで間ノ岳山頂に到着。大きなザックは山小屋の壁に立てかけて置いてきたので
身軽のため 予定よりかなり早く到達。
山頂付近は平らで広いので ここで朝ご飯をいただいても気持ちよかったかな。
↓ 間ノ岳から 北西 左から 仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳、北岳が並びます。その奥には八ヶ岳。
↓ 南方向
↓ さあ北岳方面 小屋を経由して向かいます。
↓ 中央の鞍部にあるのが 幕営した北岳山荘
午前7時30分 小屋に戻ってきました。
↓ 北岳山荘前のベンチで 富士山を見ながら カップそばの朝食。
午前8時10分 小屋を出発 いざ北岳へ
↓小一時間の登りで 北岳山頂です。日本で2番目に高い山です。
↓ 一番高いところから眺める 富士山。 雲海に浮かびます。
富士山は山梨側から見た方が綺麗に見えるように思うのですが・・・・。どうでしょう。
↓富士山とは反対側仙丈ケ岳越し 遠方に北アルプス。 槍の頭もちょこんと見えました。
穂高の方も良い天気みたい。
↓ 北アルプスから左の方に目をやると 伊那谷を超えて 中央アルプス木曽駒ケ岳方面 その奥には御嶽山だな。
午前9時頃
↓ さぁ 景色を堪能したとは 下山します。 バスの時間もあるので あまりのんびりしている気にはなれません。
15:00最終までに下山しないと当日に帰れなくなってしまいます。
北岳下の肩の小屋 その向こうは 白っぽいのが 甲斐駒ケ岳。その奥は八ヶ岳。
↓ 北岳肩の小屋。北岳を挟んで 小屋が2つあります。 どちらも展望は素晴らしい。
↓ 肩の小屋から 北岳を振り返る。
↓ 肩の小屋からの 富士山。
ここから 下って30分ほど降り小太郎尾根分岐からは もう展望がありません。
午前 11時 下り始めて2時間 白根御池小屋に到着。
↓ 下りも疲れた足にはきついです。
↓ 小屋ではお腹が空いてしまったので 中華丼のランチをいただきました。
大休止の後
12時ころに小屋を出発。
15時のバスには余裕で間に合いそうなのでぼちぼち下りますが
もう足に踏ん張る力がありません。
結構急な下り坂で 5段くらいの丸太はしごで足を滑らせ
膝を強打。疲れに加えて痛みもあって 悲しくなります。
悲しんでいても下山できないので、1歩1歩着実に進みます。
へとへとになりながら
午後1時30分 前には大河原バス乗り場に到着。
1時間30分も待たなければいけないと思いましたが
この日は登山者も多く臨時バス増発。
乗り継ぎの北沢峠でもバス増発されていて
予定より2時間以上早く駐車場に戻ってこられました。
下段の河原駐車場も満杯でした。
早く戻ってこられたおかげで 渋滞にも巻き込まれず自宅に到着。
お疲れさぁ~~ん。
(めちゃめちゃ疲れた)
記事を書いている 火曜日の夜ですが まだ階段を上り下りするのがつらいほどの
筋肉痛です。とほほ。
おしまい。