なごやか けったましーん  blog

ながやかPORSCHE 964 の日々状況を綴ってまいりましたが・・。since2008.04.01

西穂高岳 テント泊 ~2か月ぶりの山行き~

2018年04月03日 15時03分33秒 | ハイキング・登山

↑ 乗鞍岳方面

 

3月31日-4月1日にかけて

久しぶりにお山に行くことができました。

ちょっと間が空くと

準備が面倒なぁ  とか

どこへ行こうかなぁ とか

計画書も出さないといけないなぁ とか

お天気はどうかなぁ とか

色々気になることが頭に浮かんで 疲れてるからお手軽にゴルフでも行っちゃおうか

とか お休みしようかなぁなんて頭をよぎりますが

せっかく2日間予定のない日ができたのに もったいないと

お山に行くことにしました。(しかもぎりぎりの金曜日に)

どこへ行こうかなぁと思った時に ロープウェイで手軽にテント場までは行ける 

西穂高にしよう。 西穂高岳登頂は 私の技量では雪の時期は難しいかも。

その時は手前のピラミッドピークとか独票とか もっと手前の丸山まででもいいかぁと決めました。

金曜日 仕事から帰宅後 慌ててザックに荷物を詰めたりして準備です。 忘れも物はないかぁ。

詳しいルート軌跡等は ヤマレコに記載してますので、興味ある方はそちらをどうぞご覧ください。

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1418195.html

 

3月31日 午前4時起床 4時30分出発。

途中のコンビニで 朝ご飯とお昼ご飯(共に菓子パン)と

ロープウェイ乗車券の割引チケットを出力して購入〈2900円が2300円に 3/31まで)

午前7時15分頃

新穂高ロ-プウェイ乗り場手前 徒歩10分位にある 登山者用無料駐車場に到着

午前8時20分

身支度を整えてロープウェイ駅へ

始発は9時で開場は8時40分とのことですが すでに2~30名ほどの列ができています。

 

改札前には 登山以外の団体(中国?台湾?の方かな)さんも到着して 混雑します。

始発に乗って 途中1度 乗り継ぎが入り ロープウェイの終点 西穂高口に到着。

下界の雪はすっかり消えてますが ここにはたっぷり残っています。

ここには 展望テラスがありますので 行ってみることに。

↑ バックに西穂高岳 雪だるま『にしほくん』

↓ 展望テラスから

西穂山荘から丸山-独票の稜線 西穂高岳 槍ヶ岳 笠ヶ岳

 

↓ 笠ヶ岳方面から 遠方白山連峰 乗鞍岳 焼岳方向

↓ 展望台で景色を見た後は チェーンスパイク、ストックを用意して テント場のある西穂山荘へ向かいます。

約1時間で 西穂山荘到着。 この日はすごく暖かくて 登るにつれて暑くなり 到着時は半袖になってました。

テントの受付をして幕営 今日のお宿です。(奥が西穂山荘)

↓ 山荘売店&食堂

テントを張り終えたら お腹が空いたので せっかく来たから 山荘で 『西穂らーめん』をいただきます。900円

(お昼用の菓子パンをもってきていたのでちょっとお高いラーメンでしたので躊躇しました)

腹ごしらえをしたら

ザックから不要なものは取り出して アイゼンに履き替え 手にはストックからピッケルに持ち替え

目標は独票まで と登りだします。

30分ほど登ったところで ヘルメットをかぶり忘れたことに気がつき 迷いましたが 戻ることにしました。

えっちらおっちら登って 丸山通過 この辺でやっと 独票と思われる頂が見えます。

山はいつもそうですが 頂が見えてからが 長い。

↓ 歩いてきた 稜線 手前黄色のジャケットの人がいるところが 結構急で 帰り降りられるか心配になりました。 

結局そういっても登ってしまって

↓ 独票到着

この時点で まだ午後1時

この先もっと急なところがあったら 嫌だなぁ 下って来られるかなぁ と 思案。

結局 時間もたっぷりあるし 怖かったら無理せず引き返そうと この先の ピラミッドピーク 西穂高岳山頂方向に

進みます。

この独票から先 20m 程下るのですが もうすでに怖い。 けど 進む。(アホ)

帰りに同じ場所を 撮ったものです。下の方に見える雪の上の二本の踏み跡まで下ります。

なんだかんだと進み ピラミッドピーク通過

 途中岩にこんな文字が。

稜線の先にちょこんと たぬきさんに見える岩が。わかるかな?

雪あり岩ありゴロゴロ石あり

アイゼンを履いた靴では スリップや引っかけての転倒が怖いです。滑り落ちたら止まらない。

慎重に(びくびくしながら) 西穂高岳山頂が見えました。↓

山頂直下もまぁまぁの急登 ここもちょっと怖かったなぁ。

同時に山頂にいた方に撮っていただきました。(奥穂高をバックに左端っこに槍の穂先も)

山頂から

↓ 奥 乗鞍岳 真ん中辺り 焼岳  手前登ってきた稜線

 なんだかんだと無事登頂できました。

山頂から360°

あとは気を付けて テント場まで戻ります。

もどったら一人で乾杯。

雪を融かして水を作りご飯を炊きます。色々持ってきたけど 混ぜご飯の元と味噌汁だけ。

午後7時には眠る体制です。

この日はブルームーン 満月が明るいです。

画像は夜明け前なのですが 月明りで夜通し明るく 時々目が覚めた時に 夜が明けちゃった?と思うほどでした。

午前4時30分起床 身支度を整え 5時すぎに 日の出を見る為 日の出時間までに 行けるところまで登ります。

結局さくさく歩いてしまい 怖いと思っていた独票も登ることに。

独票についてほんの数分後 前穂高と明神岳の間から お日様が出てきました。

ちょっと 大気に湿気が多く霞んでしまってます。

 

この日も昨日に続いて山頂にいても ほとんど風はなく 絶好の登山日和になりました。

こんな日に登った人は 山を甘く見ちゃうだろうなぁ。

暖かいので、いつまでも山頂にいられそうですが、テント場へ戻り撤収作業します。

帰りも滑落しないように慎重に慎重に。

テントに戻り コーヒーと菓子パンの朝ご飯。

テントを撤収して 西穂山荘前の巨大雪だるまに 挨拶して下山です。

 

時々 山を振り返りながら 降ります。

ロープウェイの時間もちょうどいい時間に間に合って

下山後は 日帰り温泉に入り 

ちょっと早い昼食をいただき(ピリ辛ラーメン+ごはん)

午前11時ころには駐車場出発。

帰路につきました。

 

楽しい2日間でしたが

久しぶりの山行きで ふとももがパンパンで痛いです。

 

おしまい。