なごやか けったましーん  blog

ながやかPORSCHE 964 の日々状況を綴ってまいりましたが・・。since2008.04.01

上高地から涸沢へ GW唯一の?のレジャー 反省の山行き

2019年05月05日 17時12分15秒 | ハイキング・登山

令和になりましたね。

良い時代になりますように願います。

 

今年のGW 私は10連休でしたが

4月27日(土曜日)

強風の中 以前勤めていた会社の社内コンペに参加。

4月28日(日曜日) 晴れ

なんかだらだらしているうちに 洗車だけして 終わってしまい

4月29日 30日は 雨 とくに大したことはせず

改元で沸く世間とは全く関係なく

5月1日を迎えます。

この日は少しずつ天気が回復

後半は天気も晴れが続きそう。

ということで

昨年7月以来 10か月ぶりに山登りに行こうと

準備開始。

5月2日から4日までの予定で

上高地経由涸沢-北穂岳 登頂を目指して

5月2日明けてすぐ 自宅を出発。 

ゆっくり走ったつもりが案外早く駐車場のある 平湯 あかんだな駐車場に

開場の1時間30分以上前に到着してしまい 休憩。

お盆の時はもっと混んでいたので同じ位かなぁと思いましたが 早春のこの時期

まだ寒いので上高地へ観光に行く人も少ないのかな。

始発バスにすんなり乗れました。

上高地バスターミナル ↓ 寒々しい空です。

河童橋から奥穂方面。 人もまばらです。

さぁ 出発。河童橋を通りすぎて奥へ奥へと進みます。

明神館 ↓

久しぶりなので体力温存のためのんびりのんびり歩きます。

梓川河畔から常念岳?方面 ↓

徳沢通過です。↓ いつもここはテント泊の人多いなぁ

横尾に到着 ↓

ここで遅めの朝食 

来る途中コンビに買ったサンドイッチ。つぶれてしまってます。

ここで雨が降ってきましたが 予報は晴れに向かうことを信じて進みます。

横尾からはいよいよ登山という感じ

登山道も上高地から横尾までと違って 除雪してません。

この辺りからすでに 重いザックと運動不足のせいで足が上がらくなってきた感じがします。

左手に屏風岩をみて登っていきましょう ↓

夏場は橋のかかる本谷橋。↓ 今は橋は取り外して雪に埋もれています。

実はここまで来る途中 大きな段差を登るときに

右足ふくらはぎがつってしまい ここからテント場のある涸沢まで

雪渓を登っていけるか不安で 引き返すなら今のうち と思案します。

横尾から涸沢までの中間点?が本谷橋ですが ここからは斜度が急になっていきます。

 

これから2日間は晴れの好天が予想されるので

せっかくなら ゆっくりでも登っていこうと決意。 みんなの後に続きます。

途中足がつらないように 牛歩のごとくテント場に到着。

ここに着いたときはへとへとですが

雪を掘って 暴風壁をつくり 今夜のお宿を設営します。

2時間かけて りっぱな暴風壁をもったお宿を完成させたのですが

写真を撮り忘れました。

涸沢ヒュッテの鯉のぼり ↓個々の積雪6M程だそうです。

このあとテントに戻り

夕飯を作り 持参したビールを飲んで 午後7時 まだ明るいのに就寝です。

昨日から結局一睡もしてなかったので。

夜中寝袋の中で 足がつってしまい痛みに数十分耐え うとうと。

午前5時には 起き上がり

コーヒーを1杯。

星を撮ろうと三脚も持ってきたのに使わずじまい。

テントから外を見ると

北穂へ向かう人たちが

奥穂へ向か人たちが

ありの行列のように登っていきます。

私は2泊の予定だったのですが、こんな足の状態ではとても登れない。

万が一急斜面で足がつってしまったら身動き取れず レスキューのお世話にならなければ

ならくなってしまうので 断念。

テント撤収して下山することに。

途中傾斜のほとんどないところでアイゼンの刃を左足にひっかけ前のめりに

転倒すること2回。

こんなことを急傾斜のところでしたら 滑落死してしまいます。

恐ろしやぁ~~。

荷物が重いので前のめりになったら こらえることができません。

 

帰ってきて計ったら いつもよりも思い21㎏もありました。

登りより楽とはいえ へとへとになって

横尾まできました。↓

ちょっと休憩して

徳沢で ソフトクリームと

山菜チャーハンのお昼ごはん。

少し元気が出てきましたが

横尾から上高地までの ほぼ平坦な道のり 11kmくらいかな これが長いだなぁ。

途中明神館で腰を下ろすと。こんな子が。

雷鳥ではありません。普通のはとです。

やっと上高地に戻りました。

昨日に比べると 奥穂高もくっきり見られます。

いつみても綺麗です。

 

とこんな感じで

消化不良の山行きになりましたが 運動不足と荷物の軽量化を目指して。

また近いうちに登りたいと思います。