福島県の学校給食で県産品排除の動きがあるそうだ。県産品だけではない。関東産でさえ拒絶して西日本産や外国産の食品に頼ろうという動きまであるようだ。県産品の安全性をアピールしていながら自らは県内産どころか関東産まで拒絶するのはダブルスタンダードとして非難されるべきことだろうか。
2つの事情が考えられる。
福島県東部の放射線量は多い。外部被爆だけで危険値に達しそうな地域もある。それだからせめて内部被爆量を少しでも減らして総被爆量を減らそうとすることは正当な権利だ。
実はもっと困った事情がある。放射線量の多い地域の野菜はよく洗ってから検査される。当初はこの辺が曖昧だったが、今では必ずよく洗ってから野菜の放射線量を計測して「安全」と評価している。これは偽装だ。大半の野菜はよく洗わずに土や塵の付いた状態で出荷される。表面に付着した放射性物質は流通している期間だけではなく家庭の冷蔵庫の中でも野菜へと浸透する。よく洗った野菜が安全であってもよく洗わない通常の野菜は安全でない恐れがある。
放射線量が安全基準を超える静岡県産のお茶が外国で見つかった。これは当然のことだ。よく洗ったお茶を検査してよく洗わないお茶を出荷しているからだ。
これは国による汚染度偽装だ。日本産品が信頼を失って当然だ。実際に汚染が確認されているのだからこれは風評被害ではない。有害物の輸出という恥ずべき行為だ。福島県民は政府による偽装を目の当たりにしているからこそ政府による安全宣言を信じないのだろう。
政府は国民の安全を蔑ろにしている。日本に対する信頼を損なっている。今すぐ、よく洗う前の野菜の検査に変更すべきだ。
2つの事情が考えられる。
福島県東部の放射線量は多い。外部被爆だけで危険値に達しそうな地域もある。それだからせめて内部被爆量を少しでも減らして総被爆量を減らそうとすることは正当な権利だ。
実はもっと困った事情がある。放射線量の多い地域の野菜はよく洗ってから検査される。当初はこの辺が曖昧だったが、今では必ずよく洗ってから野菜の放射線量を計測して「安全」と評価している。これは偽装だ。大半の野菜はよく洗わずに土や塵の付いた状態で出荷される。表面に付着した放射性物質は流通している期間だけではなく家庭の冷蔵庫の中でも野菜へと浸透する。よく洗った野菜が安全であってもよく洗わない通常の野菜は安全でない恐れがある。
放射線量が安全基準を超える静岡県産のお茶が外国で見つかった。これは当然のことだ。よく洗ったお茶を検査してよく洗わないお茶を出荷しているからだ。
これは国による汚染度偽装だ。日本産品が信頼を失って当然だ。実際に汚染が確認されているのだからこれは風評被害ではない。有害物の輸出という恥ずべき行為だ。福島県民は政府による偽装を目の当たりにしているからこそ政府による安全宣言を信じないのだろう。
政府は国民の安全を蔑ろにしている。日本に対する信頼を損なっている。今すぐ、よく洗う前の野菜の検査に変更すべきだ。