【っていうか、ほぼ2マンライブの様相?】
見慣れたビーツのファン以外は、SCのパーカーやTシャツを着こんだ方々がわんさかいらっしゃるので、ファン層も簡単に想像が付いたのだけと、チラシをみている限りだと対等の3マンライブ。
だけど物販で風呂敷広げているのは、ビーツとSCだけだから、これって本当に3マンライブなのかとライブが始まるまでは、もう一寸先すら読めなかった。

(小屋前の掲出ボード。小屋の中にも「撮影録音禁止」の警告文の貼り紙が多く貼られていたが、逆にそれがOKにイベントのほうが少ない気がする。少なくてもビーツのイベントではないはずだが。)
【待っている段階で】
ライブの開始が予定より遅れること10分、まったく始まる気配がない。
それに、久々の高速バスでの旅や連日の多忙&寝不足によりとにかく眠くて仕方なくて、立ったまま寝ていたのではないかと思ったほど。
気が付くと、前列はSCのファンでほぼ埋まりかけていたことに気づく。
これってもしかして、トップはSCなのか?と、ようやく気付くのよ。

(小屋入口に貼付されていたチラシゾーンでビーツのそれを発見。数年ぶりの新曲1曲を引っ提げてのツアーが4月から始まるということだ。)
【なんとなんとの登場順】
雰囲気からSCのファンの方は、みんな知ってたようで、いよいよSCのメンバーの出番となり、ライブがスタートした。
以下、登場順と簡単なコメントをご紹介。
①SC
18:45暗転、18:47登場、19:28終了(正味41分)
SCというか、ヒカゲさんってMCしないのね。
ヒロシが途中、ちょっとだけ挨拶しただけだったことに驚いた。
でも、みなさんテクニカルで凄かったなぁ。
これぞパンクっていう感じで。
客によるダイブは頂けないわぁと感じたところなどなど思うところはちょっとあったけど、それが彼らのスタンスであり、メンバーも容認しているのだろう。
②ビーツ
トミーガン無しの直接SEから、19:52にメンバー登場、20:36終了(正味44分)
途中、新曲披露もオーラスでヒーローをやってしまったので、もう最後の最後でのサプライズ登場も無さそうと判断、正直ここで帰ってもよかったが、せっかくなので最後まで(セツナの出番を含む)残ってみたという感じ。
ただ、OKIの体調面というかプレイの様子や具合を見ていたら、結構悲しくなったのは正直に報告しておきたい。
OKI自身、精一杯やっているのはこちらも良くわかるんだけど、往年の名曲であるはずの歌詞を派手に間違えたり、MCもたどたどしくてさ、見ていて辛かったというのが率直な感想。
やはり脳の病気って怖いんだなぁと。
加えて・・・
登場順も気の毒だったこともある。
いきなりSCがパンク寄りのパンク全開で熱気をいきなりマックスまで持って行った感じだったからさ。
つまり、SCのプレイが終わった後は、底引き網で一気に熱気ごとさらっていった雰囲気にもなったのよ。
だから、パンク寄りのロックであるビーツでは、SCのライブと結構な温度差が強くあったから、盛り上がっていたはいたけれど、SCに比べたら・・・というところだった。
③セツナ
20:55登場、21:43に本編終了(本編48分)
21:59にアンコール込みで完全終了。
(まあ最終終了時間は、想定通りだった。)
セツナのファンもライブが始まる頃には、ポツポツと前列に集まっては来たが、ビーツの客数よりも少なかったようだった。
全体的には、どちらかというと前の2バンドのファンがそのまま残っているという感じで客が観戦していた。
まあ自分もその一人ではあった。
なお、このセツナというバンドは、不思議なバンドだったなぁという印象。
3ピースバンドでありながら、どこも欠けていないロックサウンドは自分がこれまで感じたことのないジャンルではあったから。

(この画像は、THE STREET BEATSの公式HPより引用したものです。)
【ライブ観戦を終えて】
登場順が一番のサプライズだった気がするけれど、セツナのVo. 倉島大輔氏のMCによれば「(登場順は)諸事情によってそうなった」とコメントしていた。
そこで考えられることは3つ。
ひとつは、SCかビーツがトリをやればカドが立ってしまうから。
もうひとつは、長野出身のメンバーが揃っているセツナにSCが譲ったから。
もうひとつは、SCのプレイを最初にする必要があったから。
最後の予想については、HIROSHIの家族なのか親戚の方が何名か現場にいらっしゃってて、それに配慮した格好だったかもしれないという憶測。
家族関係者が来ていたのは事実だからな、だってオレの隣でライブ前にそんなやりとりしているのが聞こえれば誰でもわかる(笑)
以上です。
次は、SCのワンマンに行って、今回のライブとの違いなどを確認してみたいと思っております。
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