Naked a STYLE (サブログ)

映画レビュー、ニュースネタを中心に、自身のメンタルチックな話題を絡めて、ノージャンルで書き綴るぜぃ~

もう本来の実測データを掲げるべき

2016年04月27日 23時59分59秒 | ニュースのレビュー


三菱自の燃費データ不正、他社も同様の可能性…企業存亡の危機、自力再建は困難 


【三菱自不正】違法な測定法は25年前から 相川社長、会見で改めて謝罪「社の存続にかかわる事案」 


三菱自動車、燃費不正「25年前」から! 「車造りをやめろ」の声が止まらない




自分が愛した三菱自動車の不正が次々と明らかになっていく中、ただ虚無感が重なっていくのは必然として、このニュースをきっかけとして、皆が持つクルマ販売の世界感をここで一気に見直すべきなのではないかと思う。


たとえば、燃費のカタログ値。クルマに乗っている人ならば、誰でも気づくカタログ値は、あくまで理論値であって、実際に自分たちが利用するとなると、10~20%くらいは当たり前に届かない。


このことは、もはやユーザーの常識になっていることだろうし、すっかり刷り込まれているものだ。


具体的に名前を出すと、例えばオレのクルマ、コルプラ1.5RXは「10・15モード」で18.8kmだが、どんなに上手に走っても14kmぐらいだった。


つまり実際にはカタログ値の75%ぐらいしか走らないけれど、別にそれがこれまでも世の常識としか受け取っていなかった。


また、最近ではオカマを掘られたことで代車アクアに乗る機会があったため、何回か頑張って省エネ運転してみたことがある。


このアクアは、カタログ値が「JC08モード」で37.0kmなのだけど、実際にはどうにか30kmに届かないくらいまで走らせたことがある。


コチラのアクアは、カタログ値の80%ぐらいしか走らないということである。
これらのことを踏まえ、今回の一件で三菱がどのくらいチョンボさせたかというと最大で15%前後だったという。


つまり、そもそも20~25%ぐらいは実績値と合わないデータであることはみんなの持つ想定の範囲内であると言え、三菱は、さらに最大15%を乗せてゲタを履かせたわけなのだから、相当ワルの行為であるといえよう。


もう近々、国交省が実際の理論値を公表することになるが、対象車種における衝撃の燃費が発表されることになると思う。
チョット話がそれるが、知人がデイズに乗っていて、ちょうど1年くらい前に燃費の話をしたことがある。


当時の彼いわく、高速に乗っても20kmいかないし、街乗りでも最悪12kmくらいと口をとがらせていた記憶がある。
ゆえに理論値の40~65%の実績だったということになるわけだが、当時はこんなことが明るみに出るなんて思わないから、「ふ~ん」としか返す言葉がなかったことを思い出した。


さて本題に戻ろう。
天下のトヨタさんでさえ2割も良く見えるデータを掲げるわけだから、ここで理論値ではなく、実績に近いデータを全メーカーで掲げるべきかと思う。


つまり、国が定める測定方法は、今までの方法だと人為的介入要素が強すぎたのだから、もっとハードな条件での燃費を掲げさせるべきだと思う。


そうすれば、いつか「このあいだ、久々に理論値を超える燃費が出たよ~」という会話が出来るようになるし、そうなる世の中を見たいものだ。

 


 

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三菱自、残念ながらこれで「THE END」か

2016年04月20日 22時43分11秒 | ニュースのレビュー

三菱自、軽自動車で燃費不正=日産分含め4車種、62.5万台―経営に打撃

三菱自不正、隠蔽体質再び露呈 日産の指摘で発覚 


自動車を自分が購入して運転するようになって、もう23,4年ぐらいになる。
そのうちの18,9年は、三菱自動車のクルマに乗っているオレ。


つまり、オレのクルマ人生の4分の3は、三菱自動車に注いできたミツビシユーザーだ。


たしかに、かつての三菱ふそうに端を発した隠ぺい事件は、個人的にもショックだったが三菱自動車自体に対する不信は(当時より)持っていなかった。


それは、三菱自動車と三菱ふそうは、同じグループだが別会社だったことが大きいと思う。
もともと財閥系のメーカーは好きではなかったが、三菱のV型エンジンに魅せられたことがキッカケで好きになった・・・というのは、その昔も語ったことだ。


そんな好きなメーカーが、かつて湧いて降って付けられた悪いイメージを少しずつ払拭し始めていたところに、こんな事件だ。
不正を行ったという数字は、わずか5~10%だったかもしれないが、もう致命的だろう。


知人であって、15年以上の付き合いがある三菱ディーラーで働く彼は、どんな思いでいることだろうか。
組織の体質で苦しむのは、いつも現場のひとたちであることが気の毒でならない。


自分たちのエゴから招いた失態を現場の社員に覆いかぶせてしまうのは、体質という言葉でしか片づけられない。
三菱のクルマは好きだったし、Dの彼にも大変お世話になったけれど、残念ながらもう三菱で新車を買うことはないだろう。


オイル交換とかでは御世話になろうとは考えているけれど、残念ながら三菱自動車自体が、今後も日本の自動車産業界で生き残っていることは相当難しいこと。


つまり、よしみで「オイル交換だけはお願いしようかな」という行動自体が、無理なことになってしまうかもしれないことをオレは恐れている。


コメント (2)
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