【はじめに】
もはや“出落ち”感しかないが、タイトルをご覧いただけたとおり、
「あんな感じ※の試験だったうえ、17000円も搾取しておきながら、まだ絞ります??」
っていう当方の愚痴を語ろう。
【合格したはいいけれど】
過去ログで語ったように、甲種火薬類取扱保安責任者(以下、「火薬類」という。)の試験は、超拍子抜けの“ほぼ100点解答”で合格見込みだった。
そして11月初旬くらいまでには、その結果通知的なものが郵送で送られることを知っていたので、10月の第4週のアタマに、コレが送られてきたところで特別な感情がないといえようか。
しかし、これまで様々な試験を受けてきた中で、最も味気ない合格決定通知書だった(笑)
しかもB5版ですわ(イマドキ??)
まあ、それはさておき、同封されていた免状交付の案内を読んでみたら“まあ”ビックリ!
免状の交付には、2400円の手数料が必要で、なおかつ受験地の都道府県庁まで申請書類を「持参」しなければならないという。
知事試験だから、ある程度の手間は目を瞑りたいところだけど、まだお金いります??
コレにビックリですよ。
【あんな感じの試験※とは】
千葉の場合は、古~い雑居ビルのチョット大きめな会議室に県内の受験者が収まる程度の規模で行われた。
(場所代はおそらくタダもしくはタダ同然のハズだぜ?)
試験官などは、千葉県の協会関係者もいるにはいたが、ほぼ全火協のメンバーか借りてきた猫だと思われた。
だって、全部で4~5名でその仕事が回るレベルだからね、まあその程度よ。
ちなみに早退ありの設定だったけれど、まともに手計算でもやっていたら気が狂うレベルだったことを思い出した。
改めて言おう、電卓くらい使わせろって(怒笑)
・・・とにかく、何にお金がかかっているのかまったく分からない試験だった。
【おそらくだけど】
なぜこんなに搾取されるのかを勝手に推察すると、いくつかの理由が考えられる。
まずは、1年に一回しかない試験であることかつ絶対的な受験者数が少ないことだ。
国内でおよそ3500~4500名しか受験しない資格試験だから、各協会の維持にはこのときばかりと受験料を徴収するほかないにかもしれない。
もうひとつの理由に、絶対数が少ないからこそ、そもそも発破などの現場も少ないということである。
加えて、各免状の更新時に行うであろう講習手数料も当てにできないということだ。
まあ、やむを得ないかなとも思うけれど。
逆に考えたら、負担を少なくして資格の範囲も見直して、受験者の裾野を広げたほうがいいような気がするけどなぁ・・・
公害防止管理者試験がそうだったように・・・
【用語解説】
全火協 = 公益社団法人 全国火薬類保安協会
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