前編はコチラ。
試験前にトイレへ行ったのだが、オレが通った公立高校は当時で築30年ぐらいだったことを差し引いても私立高校の設備の高さに驚いたのは言うまでもない。
で、肝心の試験は、事前予告どおり全50問の4択問題で1時間だが、最低拘束時間が20分だということを聞かされた。
(マークカード式ではなく、なんとびっくりアナログ式。試験問題の持ち帰りも禁止だった。)
1問あたり24秒で終えるには無理があろうと思いつつ、蓋を開けたらあっという間に「ほぼ」片づいてしまうことになる。
オレの場合は、「うむむ」と唸った5問以外、問題をすべて読むことなく解答して答案用紙にマークすることになり、5問を残して問題の再確認、マークミスをチェックしてもまだ10分ちょっとしか時間は経過していなかったことからも、試験レベルの強弱があまりにも派手だということがこれでわかるだろうか。
過去ログでも述べたが、試験問題は公式テキストの問題そのものから30問、テキストの解説から15問、その他5問と聞いていたが、実際は、テキスト問題そのものから33問、解説から13問(うち2問はアレンジ)、その他から4問出題されていた。
この出題傾向の意味は、平均点が若干上がるものの事前講習会に参加していなければ、アレンジ問題及びその他部門を抑えるのが難しいことを表しているのだが、逆に参加したことで注視すべき点を動かされた問題もあった。
ちなみに、問題そのものからの出題では、完全に事前講習会でスルーした問題から1問出題されたし、ここが重要ですよと説明のあった箇所からややズレたポイントから1問出題されていた。
(参考までに前者は盤州干潟、後者は学校支援。なお、オレは後者の問題で2択に敗れた・笑)
解説からの出題でも完全スルーの問題「矢那川ダム」が出されたものの、なんとかここは耐えた。
しかし「そこ出る~?」という問題の木更津こどもまつりからの出題では、あえなく2択に敗れてしまった。
100点を目指すオレには、ここまで間違えた点について反省するところであるが、間違えたもう1問は、どうしても今でも腑に落ちないので、皆さんにそれを問いたい。
「Q.アクアライントンネル工事で活躍したシールドマシンには名前が付いていましたが、次のうち、実際にないのはどれでしょう?」という問題なのだが、たしかに公式テキストの解説文の解説に小さく記述はあるし、事前講習会でも軽く説明はあったけど、果たして木更津の文化や歴史でそんなの重要なのかという疑問が残る問題。
しかも、アクアライン上での木更津市とは、その橋りょう部ほとんどと海ほたるのみなのだから、むしろトンネル部は木更津市でないのだ。
たしかに、海ほたるにシールドマシンの刃が展示されているが、あればレプリカのモニュメント。
ちょっと違うでしょ?
そしてもっと頭に来たのは、解答の選択肢だ。
「進太郎、ゆとり、アート、すすむ」さあ、どれでしょう?
オレはこの問題の答えが見つからず、平仮名の2択で鉛筆を転がしたが、ここも2択に敗れて三敗目を喫してしまった。
ここの答えは「すすむ」が誤りで「すすむくん」が正答だったというオチなのだが、こんなところでふるい分け問題を用意しているとは敵ながらむしろアッパレだな。
でも自分が間違えたから騒ぐわけじゃないけど、ちょっと問題がひどくない??
まあ、終わったことだし今後は受験するつもりがないから諦めるけどさ。
それにしても、満点を目指した結果が事前講習会まで参加して自己採点で3問脱落はふがいなさすぎるな。
これでポカやケアレスミスで5問以上間違えていたら、目も当てられないぜ。
ちなみに、受験者の8割は20~25分で退室していたから、レベルとしては甘いほうだろうから、オレのランキング入りは3問の脱落で無くなったわ。
オレもご多分に漏れず20分過ぎに教室を出たのだが、受験者であろう小学2年生くらいの男の子が父親らしき人に「テキストにない問題も結構あったね」と言っていたのが印象的だった。
後編に続く。
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