【はじめに】
これまで標記における数回の釣行(まる3年10回超)において、ある一定の定義を自分なりに構築できたので、今後、同様の釣りに参加する人へ、少しでも役に立ってくれればと思いここに綴ることにした。
【乗船支度】
原則として、ロッドやリールは何セット用意しても他人に迷惑を掛けないようならOKであるが、自分なら2本セットで用意する。
この理由は簡単で、ルアー船は片舷しか客が乗らないため、メインロッド以外は反対側の右舷または左舷側の竿立てに立てておく必要があるからだ。
よって人数が少なければ、3~4本用意しても差し支えないともいえる。
あとは、ロッド以外に片手で持てる荷物としてクーラーボックスまたはバッカンとすべきだ。
それ以上持って行きたいならリュックとか背負えるものを。
でも足場は、水がジャージャーに流れるから、水に耐用がある荷物とすべき。
ちなみにオレは、ワーム類とジグヘッドをクーラーボックスに押し込んでの片手持ち(もう片方はロッド2本ね)。
あとは、ジップロックと魚つかみハサミなどの小道具は別途用意してクーラーBOXに押し込んでしまえば、両手もちで乗船できる。
あ、あと長靴(または船用ブーツ)、救命具(船宿でも貸してくれるが腰巻タイプがキャストにはラク!、認定規格品のこと)、防寒対策は必須だ。
自分が思うより、気温が5度下がるイメージで支度すべきとされたい。
自分は最初から、初春なら冬支度、初夏なら初春の支度としているが、だいたいちょうどいい感じになっている。
【ロッドの選択】
使うジグヘッドにあわせて軽め用と重め用を用意したい。
ちなみに、トラウトロッドとかバスロッドでもジグヘッドがうまく飛べるようコントロールできて、なおかつ魚をすばやく取り込めるのならそれでも構わないが、前者は取り込みに、後者は飛ばしに難があるので、基本的には専用ロッドかつジグヘッドの重さを加味したものを選択して欲しい。
これは自分だけの問題ではなくて、周りに迷惑を掛けないという意味も含まれているので、是非徹底したいポイントだ。
【リールの選択】
必ず1回の釣行で発生するトラブルは、おまつり以外のライントラブルがある。
これは、根掛かもしれないし、ストラクチャーや構築物に引っ掛けてしまうこと、はたまた投げミスでバックラッシュしてしまったり、考えられることは様々なのだが、ライントラブルが無かったことなど一度も無い。
つまり、そうした事例を最大限防げるリールが、ライントラブルを最小限に防げるともいえる。
ただ、いいものは高いので、これをライン側で対処できる場合があるので、リールについては「高性能のものが望ましい」としておこう。
参考までに、メバリング専用リールを使う必要はないと断言できることを申し添えておく。
必ずしも名前先行で高性能だとは限らないということもあるけれど、その値段で買える汎用リールのほうが勝手が良かったりするためだ。
(実は某社の高性能専用リールを奮発して買ったのだけど、これが全然使えなくてね・・・糸止めも無いのにアンダーに巻いちゃったりハンドルが渋かったり、経験者は語るっていうことですよ。)
ちなみにダブルハンドルである必要もない気がするな。
だって、表層を引っ張るってコトは、まず考えられないからね。
カウントダウン後に巻き始めればいいワケだから、利き手巻きでも全然OK。
【ライン】
好き好きといえばそれまでだけど、やっぱりポリエステルライン+フロロリーダーがベストかなぁ。
リーダーは、必ずいつか起こるライントラブルでやられちゃうのだけど、ナイロンまたはフロロラインを直結でやることを考えたら、圧倒的にこの組み合わせのほうが優位。
その代わり、伸縮性がないから当たったときの衝撃でブレイクしないようにドラグを超ユルユルにすることがマストだけどね。
もし、リーダーを失ってもエステルラインは強いので直結でも案外大丈夫(だけど、リーダーは船の移動時とかに素早く組むべし!)。
つい先日も、0.6号のエステルライン直結で30cm級のセイゴを抜きあげられたし、船上でしかもナイトゲームでリーダー組んでいる時間なんて正直ないということや時合もあるからね、直結で頑張るかの選択はあなた次第。
参考までに太さはどうなのかということだけど、直結のナイロンで1.0~1.5号程度の太さまでなら全然OKだから、お好きな組み合わせでどうぞ。
オレは0.6または0.8号のエステルラインにフロロリーダー7LB(1.75号相当)という太目のシステムにしている。
個人的には、ナイトゲームがゆえにあまり太さも関係ないと考えているからだけど、老眼の故、あまり細いモノ通しの連結は今年を極めるという噂もある(笑)
【ジグヘッド】
必ず、ソルト対応のアジング以外の太軸のものを使用されたい。
アジング用などの細軸のフックは、メバルが掛かって魚から外すだけで、もう折れてしまうからだ。
針の大きさは#4~#8、重さは1.5~2.5号を各種用意されればいい。
メインで使うのは、#6かつ重さ1.5号だけど、潮の強さや風の強さでオモリは重くして、魚が大きいなら#4、小さかったりアジが混じるなら#8がいいだろう(ダイワのサクサスシリーズが間違いない!!!)。
沈降速度は、一般的に鉄板が重さ1.5号ベストであるということを憶えておこう。
参考までに、ジグヘッド直結でみんな統一しているので、飛ばしオモリで重さを稼ぐシステムはオマツリ防止のため遠慮されたい(マナー違反)。
また、キャスト後、すぐに糸ふけを取らずリールのベールを戻してカーブフォールさせること。
基本ズル引き(タダ巻)でいいが、あたっても乗らないときは、ストロークで調整するように(トゥイッチング不要)。
【ワーム】
本当に様々各種、結構なお金を使って試したけれど、今結局使っているワームは1種類のみ。
ズバリのおススメである「ガルプのベビーサーディン2インチ」が、最も当たるルアーだと思っている。
正直のところ、今まで釣り上げてきた99%以上が、そのワームなのでね。
少々お高いが、使って間違いなかろう。
色は、黄色かピンクが多いかなぁ・・・
【さいごに】
釣り座の選択順は、原則、先着順だがいつも行くところは常連への忖度疑惑があって、ちょっと怪しいんだ。
だから、3名以上のグループでの参加によって、忖度が発動するのかもしれないが、その確証はない。
また、釣り座は、圧倒的に船首側が良い。
それは上をさえぎる物がないということと、持ちスペースが圧倒的に広いから、魚がかかった時の対応なんかもスンゲー楽。
また、腕に自身のある人は、船首側でも中心の操縦室に近いところもおススメ。
オレが釣行した際の竿頭は、80%以上がその場所なんだ。
理由は簡単で、船長の忖度が無ければ、基本的に船長が見やすいところに船を着けるから、必然的に、いいポイントにつける時間が圧倒的に多くなるからだろうと想像しているが、自分がそこに座ると全然なので、ウデに自信のある人がいいだろうね。
【P.S.】
自分は千葉県在住なので、この手の記事を書くと、利用できる船宿があそこかあそこの二択になってしまう(笑)
これまでの記事をよく読んでいただいてくれている方なら、すでに一択かもしれないのだけど(大笑)
おそらくショアであっても湾内でも波止でも共通しているところは大いにあると思うので、ショアの方でも関係ないと思わずに参考にしてくだされば幸いです。
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