Naked a STYLE (サブログ)

映画レビュー、ニュースネタを中心に、自身のメンタルチックな話題を絡めて、ノージャンルで書き綴るぜぃ~

消えていくチェーン居酒屋たち

2021年04月30日 23時59分59秒 | Weblog

【かつては山ほどあったものだが】


自分が居酒屋デビューしたのは、公式的には30年ほど前になる。
そのころの居酒屋といえば、個人経営の居酒屋店が主流だった。


チェーン店も当時あるにはあった。
有名なところでは、「養老の滝」「村さ来」「つぼ八」といったところがパッと思いつくほどだが。


ところが、今名前の挙げた3チェーン店は、のちに当時の「居酒屋御三家」と呼ばれるほど店舗数を伸ばしていったのだけど、近年明らかに姿を消してきているのは、同世代なら肌で感じていることと思う。



【養老の滝】



かつては大手のフランチャイジーが同社の看板を上げていたことに伴って大きく全国展開していたようだが、そのフランチャイジーが退いたこともあり今日現在においてブランド全体で294店舗まで縮小した。(養老の滝としては249店舗。)


しかし、東日本ではまだまだ多くのお店が展開中なので激減した感じはないが、老舗においてまだこれだけ暖簾を守っているのは大したブランドなんだと思っている。


自分も20~30代は本当によく利用した記憶がいまだ強く残っている。
ちなみに千葉県内では15店舗が健在だ。



【村さ来】


最大800店舗程度まで全盛期は暖簾を広げた老舗だが、今では100店舗に満たない数まで激減した。
およそ10年前までは、それでも200店舗くらいの規模があったが、このコロナ過で一気に半減したのではないかともいわれている。


元々、バブルのあおりを受けて一気に傾き、現在に至るまで建屋は変わらずとも屋台骨はコロコロ変わっていった歴史があるため、大きな波には弱い地盤なのかもしれない。


ちなみに千葉県には、もう3店舗しか残っていない。
(我が街にもあったから若かりし頃はよく利用したんだけどね、数年前に閉店してしまった。)



【つぼ八】


北海道発のチェーン居酒屋として全国展開していたが、その後、親が何回か変わり、今やチムニー・やまやグループ1000店弱の一員に吸収された。


現在においてつぼ八はグループ全体で240店舗ほどであり、つぼ八として看板を出す店は北海道を中心に160店舗ほどである。


有名な話としては、都内のつぼ八店長が独立してモンテローザを立ち上げたことやワタミつぼ八とFC契約していた過去などが挙げられる。


結果、いまではそんな両グループにすっかりぶち抜かれているが、居酒屋としての基本や足場は、それなりにしっかりしていたのがつぼ八だったのかも知れない。


なお、千葉県ではまもなく、たったの2店舗になるというから、どれだけ居酒屋業界に大きな時代の流れというか変遷があったのか計り知れないというもの。



(画像は、つぼ八のHPをスクリーンショットしたものについて加筆修正したものです。千葉県のページには4店舗あることになっているけれど、もうまもなく2店舗になる。ちなみに注釈が入っているものについてそれは事実ですが、FC解除の具体的日程は正確ではありません。予めご了承ください。)



【さいごに】


FCが問題というよりは、時代の流れが本家(幹部)でつかめているかということだと思う。
FCが多い店舗としてマクドナルドも挙げられる。


そんなマックって大きく店舗が減ったといういう印象は全くないから、やっぱり組織力を維持できる頭脳が会社にどれほどあるかだということだろう。


もちろん、そんなこと居酒屋に限ったことではないが、かつて大変お世話になった老舗居酒屋が無くなっていくのは、やっぱり単純に寂しいことから、今回記事にしてみたことをご報告しておきます。


なお、居酒屋御三家の情報については、独自調べなので多少の誤差があります、そのあたりは大目に見ていただいてご了承いただけたら。



(↓どれかひとつで結構ですのでクリックしていただくとありがたいです!励みになります!!

にほんブログ村 釣りブログへにほんブログ村 釣りブログ 千葉釣行記へにほんブログ村 資格ブログへにほんブログ村 資格ブログ 資格マニアへにほんブログ村 オヤジ日記ブログへにほんブログ村 オヤジ日記ブログ 40代オヤジへブログランキング・にほんブログ村へブログランキング・にほんブログ村へ

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2021春の沖縄修行で感じたこと

2021年04月28日 23時59分59秒 | Weblog

【すべての席でアップグレードを目指した】


今回の修行においては、最もお手軽にFOPを稼ぐ手段として特便割引での利用を考えていた。
しかし、今回の便の予約は、あまりに特便系の料金が高かったため、すべて先得系で購入した。


それってやむを得ないことなのだが、そうなると重労働だけ課されて配当が少ないという事態になるため、出来る限りクラスJシートへの当日アップグレードで小銭を稼ぐことにしたワケなんだけどね。



【3レグ+3レグ】


今回は一泊二日で3往復、つまり1日当たり1.5往復、およそ1日7時間以上機内で拘束されるという修行計画とした。
まあこの作戦は前回行った3往復と同じ発想・・・っていうか、一日あたりこれ以上機内にいるのは辛すぎる。



【アップグレード出来た?(羽田編)】


当日アップグレードは、
ご搭乗日当日、出発空港にてファーストクラス、クラス Jに空席がある場合は、アップグレードを承ります。(JAL-HPより)というルールに基づき、今回の場合だと初日は羽田、二日目は沖縄で行う必要があるということになる。



初日発となる羽田については、自宅からどのみち朝イチの空港リムジンバスでしか向かうことができないので、朝空港に到着した足でアップグレードの要請を行った。


もし満席だったら、キャンセル待ちをお願いするつもりだったが、幸いにして3便とも自分が好きな通路側の座席で用意が出来るということでスムーズにアップグレードできた。



【アップグレード出来た?(那覇編)】


二日目の1stレグ、つまり4レグ目は11時台の飛行機だったので、のんびり空港に行って手続するつもりだったのだけれど、前夜にネットでクラスJ席の埋まり具合を確認すると5レグ目に当たる便がほぼ満席になっていた。


そのため、朝イチのモノレールで空港に向かい、手続きを取ったら一旦ホテルまで戻るという作戦を思いついたんだ。
そうしたらさ、これがまた恥ずかしいことになってしまったわけで。


結果だけ言うと、ギリギリアップグレードできたは出来たんだけど、後味悪かったのよ。
自分の行動を俯瞰で見ると、いかにそれが恥ずかしい行動だったかということを。



【よく言えば狡猾、悪く言えば老獪】


朝イチのモノレールは、那覇空港駅に6:20くらいに到着する。
以前も述べたが乗客率は100%に近く、途中駅からの乗車ならまず座れない。


今回もそうだったんだけど、オレのような内地人ではない人間が手ぶらで空港駅まで行くヤツなんか居ないはずなんだよ(そりゃそうだよなww)。


ところが開門神事の西宮神社よろしく、そんな身軽の連中の一部の50~70代の男女が駅に到着するなり、猛ダッシュまたは猛早歩きをしているではないか。


しかも、見ればそのうちの身軽組の半数は“手ぶら”だ。
オレはすぐさま察したんだ、「あっ、同業者だ!」と。


同じようことを考えるヤツって、やっぱりいるのかというガッカリ感から、オレの歩様も諦めのゆっくり歩きへ変化。


なるほど、たしかにJGCおよびダイアモンドのカウンターは、さっきの連中が行列を作っていたから、オレのアンテナも正しかったようだ。



【もう恥ずかしすぎる感覚しかない】


自分もその行列に並び、運よくすべて便で座席のアップグレードが出来たのだが、そのうちの1便は、その時間じゃないとキャンセル待ちに回されるところだったから、取った作戦は(ある意味)奏功したといえる。


だけど、失った代償も大きい。
なぜなら、その連中と帰りのモノレールの便が同じだったからだ。


まだ国内線が一本も到着していない空港モノレール駅から、市内へ向かう列車に乗る客の一人として、物凄い恥ずかしい気持ちになったのは言うまでもない。


那覇空港へ、車以外の流入経路がモノレールしかないことから、あの様相を引き起こしているわけだが、路線バスでもあの時間に着くバスがないからなぁ・・・それが嫌なら、もうタクシーしかない?!


(恥ずかしい気持ちはなのだが、タクシーとかの問題じゃない・・・んだよなぁ。)




(改めて、自分がこの一日乗車券を買った意味がお分かりかと思う。実質400円くらいお得になったんだけど、実際には200円の損失ともいえる。なお、ゆいレールはsuicaで入出場できるけれど、suicaできっぷ類は一切買えないので注意だ。)



(↓どれかひとつで結構ですのでクリックしていただくとありがたいです!励みになります!!)

にほんブログ村 釣りブログへにほんブログ村 釣りブログ 千葉釣行記へにほんブログ村 資格ブログへ

 にほんブログ村 資格ブログ 資格マニアへにほんブログ村 オヤジ日記ブログへにほんブログ村 オヤジ日記ブログ 40代オヤジへブログランキング・にほんブログ村へブログランキング・にほんブログ村へ

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2021春の沖縄ラプソディ

2021年04月27日 23時19分19秒 | Weblog

目的は省略】


自分がなぜ、(当時)緊急事態宣言に準じた「まん延防止等重点措置」(以下、「マンボウ」という。)の適用対象地域になっている沖縄に行かなくてはならなかったのかの説明は割愛させていただく。


その理由は熱心な読者なら考えなくてもご理解いただけていると思うが、完全なるひとり旅かつ万全な感染予防対策を施したうえで飛行機旅に参加したことだけは断っておきたい。



【機内やラウンジでは】


具体的には、常にマスクは二重がけにして行動し、食事はホテルの部屋もしくは周りに誰もいないタイミングで行った。
機内のドリンクサービスは、自分の目の届く範囲の人が全員マスクをしている状況でのみ飲料を摂取した。


加えてマスク開放時間は最小限に努めたことも申し添えておきたい。
なお、機内のトイレは原則として使わなかった。



【正直直前まで迷ったが決行】


千葉でも東京寄りの各都市にはマンボウが適用されたが、自身の住む街は適用外。
加えて不要不急の外出自粛要請についても、県知事より4/24に発出されたというタイミングだった。


この4/24とは、自身が旅に出る前日のことであり、遠征先のホテル等で多額のキャンセル料が出るのだったら決行した方がいいだろうと判断した。

勿論、感染リスクはメチャクチャあるため、前述のとおり可能な限りの対策を行ったうえでの行動となった。



【去年の5月と比べたら異常だらけ】


都内らに発出された緊急事態宣言が旅行の当日日に発令されたのだけど、その羽田空港では去年の5月の時と比べたら10倍ではきかない量の人流で渦巻いていた。


空港内の店舗も特に自粛している様子もなく、ラウンジ内はいつも以上に混雑していて、普通に酒は提供されていた。

ラウンジは飲食店ではないかもしれないが、多くの人がビールサーバーから黄色い液体を注いでいる光景はチョット異様に見えたのは間違いない。


加えて機内も乗客率は、ほぼ100%の便も多数見受けられた。
個人的には6レグの乗船だったのだけど、日中便こそ混雑度合いが激しく、自身が利用した中で隣席が空いていたのは1回だけだった。


そう思うと去年5月は、隣席空席率100%だったことを振り返ると、やはり異常というか今の国民の意識はユルユルだったんだと感じざるを得ない。


(たしかに今のウィルスは感染力が強いのかもしれないが、多くの国民らの気のゆるみが感染拡大を招いている最大の要因だと思うんだけど?)



【沖縄も異常】


日曜日の夜に那覇市内のホテルへ向かったのだけどマスク率が高く、緊張感があったのは観光客やビジネス客が多かったモノレール内の乗客だけ。


高架駅から地上に降りたら、半袖姿の地元民のマスク率が異常に低くてびっくり。
関東と10度以上違う気温と湿度だから、マスクがしんどいのは理解できるが、これほどまでの事態に驚くしかなく、沖縄の感染率の高さに驚きはもはやなかった。



【国際通り周辺はもっと異常】


ある居酒屋で注文してあったテイクアウト品を受け取って、ホテルのある国際通り方面に向かうと、20時を過ぎても酒を提供しているであろうお店が数店舗確認できた。(しかも満席で店から客が溢れ出ていたしな)


マンボウ適用県なのに、どんちゃん騒ぎしている店の脇を通るのが、逆に緊張感があって怖かった。
さらに国際通りでも観光客がノーマスクで談笑しながら歩いている集団を何組か見受けられた。


こうなってくると怖さが強い恐怖でしかない。
当然、彼らと2m以上の距離を開けながら逃げるようにホテルのフロントへ駆け込んだ。



【翌朝は一転】


ノーマスクでジョギングや犬の散歩している人をやっぱり数多く見かけたけれど、逆にフェイスガードにマスク、両手袋といった井出達のオバアも2人見かけた。


また、かりゆしウェアで出勤する人たちは、役人なのかしっかりマスクをしていたから、きちんとしている人はいるものの夜になると気が緩む連中がわいてくるのだろうかと想像した。


なお、昨夜どんちゃん騒ぎを繰り広げていた2店舗の前を通ってみたら、ご立派に20時までの営業を守っていますよというあの紙をご丁寧にしっかり貼り付けてあったという。


オレが自粛警察だったら、どんな手を打っただろうな・・・とも考えたのは余談まで。
まあ、こんな様子だから沖縄では10万人当たりの感染拡大率も全国2位だったということが納得できたような気もした。


(沖縄那覇空港から宿泊先のホテルまでは、片道300円のモノレール駅が最寄りだった。それなのになぜ24時間のフリーきっぷを買ったのかは、次の記事で語ろうと思う。)



(↓どれかひとつで結構ですのでクリックしていただくとありがたいです!励みになります!!)

にほんブログ村 釣りブログへにほんブログ村 釣りブログ 千葉釣行記へにほんブログ村 資格ブログへにほんブログ村 資格ブログ 資格マニアへにほんブログ村 オヤジ日記ブログへにほんブログ村 オヤジ日記ブログ 40代オヤジへブログランキング・にほんブログ村へブログランキング・にほんブログ村へ

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近読んだ6作品を勝手に評価したい

2021年04月23日 23時59分59秒 | ハマった小説の話

【裾は狭く、根は深く】


本屋・・・とはいっても自分は新刊を手に取って買う場合、全国展開している書店の「くまざわ書店」にしか行かない。

これは、自分の行動範囲に多くの店舗が存在するからだ。チェーン店の強みもあるのだろうけれど、偶然にしては出来すぎているほどだ。


たとえば県内では柏、蘇我、八千代台といったところに多く出没している。
なお、古本のほとんどはブックオフで調達している。


昔からよく利用していたが最近は、店舗受け取りなら送料も無料なので全国展開している強みもあって、まず探したい本はここで見つけたり、ネット経由で発注することにしている。


つまり、気分的に飛び込んだ「くまざわ書店」でしか新しい本の出会いはほぼない現状なんだ。



【まずは本屋で見つけた一冊】


大きく脱線したが、本題に。
最近本屋で見つけたのは、タイトルだけで買ってしまった一冊(2冊)になる。


「駅に泊まろう!/駅に泊まろう! 2 コテージひらふの早春物語」
豊田 巧  75


こちらは、主人公のある場面を切り取ったシーンが描かれたもので、ミステリーものではなく「THE物語」だ。
特に感情など揺さぶられることなく読み物として物語を読み進んだが、嫌な感じもせず読み切ることが出来た。


腰を据えて読むよりは、旅行の移動中とかに読んだら旅情も重なっていいかもしれないと思った作品。
鉄道好きではなくても読めるけれど、鉄道好きならちょっと面白みが増すことだろう。



【ネットから得た情報によって購入してみた5作品】


「イニシエーション・ラブ」
乾 くるみ  65


どこかのだれかがオススメのミステリー作品だと書いてあったので、古本屋から入手して購入したのだけど、読んでみたらゴリゴリの物語だった。


主人公かつ主観対象の冴えない青年がひょんなことから自身の成長とともに様々な人生経験を積んでいくというストーリーになっていて、とても女流作家とは思えない書き筋は面白かったかな。


ただし完全に男目線で社会人たる行動、身勝手な行動など描写されている場面を切り取って表現しているものの、自身の経験と重なるところが一切ないので、主人公に感情移入できずモヤモヤッとしたまま物語は結局終わってしまった。


たしかに一行一文で手の平が返る転調になるものの、ミステリーではない。
作者が伝えたい意味はわかるが意図はイマイチ読み切れないというのが正直な気持ちだったかな。



「リラ荘殺人事件 改版」
鮎川 哲也  60


こちらも誰かのオススメミステリー作品だということで購入したが、昭和時代のストーリーかつ独特の言い回し、外国文学や絵画の知識を問う場面に読者が置いてけぼりになってしまう。


なおかつ登場人物があまりに多く、中盤以降も新規で参戦があるから超煩雑。
しかも新参者がガチでストーリーに絡んでくるから整理が難しくなる。


また、主観が定まらず作者側の誘導もあるから、読んでいてどこに読者の立ち位置を置いておけばいいかも疑問だった。
このストーリーがかつて評価されたのは、斬新なトリックと結末を迎えたからだけに過ぎない。


警察がこれだけの殺人が起きるのに第三者に救いを求めたりと非現実的な展開は、これだけのトリックがあったから最後まで読めたが、展開そのものには萎えたためこの評価とさせていただいた。


「火の粉」
雫井 脩介  78


この作品が素晴らしいのは、いつの時代で読んでもリアルな感覚があるということ。
そのうえ、本当に最小限の登場人物でストーリーを完結させ、結末があまりに衝撃的で見事な伏線回収までなされているなところも評価できる。


それなのになぜこの評価点にしたのかは、中盤で表現されている家庭のある生活場面を切り取った箇所があまりに長いからだ。


見る人が見ればそれは「丁寧」なのかもしれないが、自分にはそこがムチャクチャくどいように感じたため。
でも、ミステリー好きならこの作品は必ず通る必要があるだろう、名作だ。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

火の粉 (幻冬舎文庫) [ 雫井脩介 ]
価格:838円(税込、送料無料) (2021/5/2時点)


 



「アヒルと鴨のコインロッカー」
伊坂 幸太郎  83


冒頭の時間軸と主観軸をしっかり整理しておかないと、後半に入っていくところでゴチャついてしまうから注意。
それは一定の登場人物が出そろったところから、急にストーリーが加速するからだ。


でもこの作品の展開は、一般的なミステリーに全くないものなのに斬新かつ読みやすい。
それでいて期待を裏切るのだから面白い。これも名作だ。


 



【今回の最優秀作品を紹介】


「ハサミ男」
殊能 将之  92.5


ありがちなミステリーとして、最も近しい人が実は犯人でした的なものが散見されるが、この作品は、もっともっと近しい人が舞台となって作品を掻き回すから非常に面白い。


あまり語るとネタバレになってしまうので、ここらでやめるけれど登場人物が少なく、リアルな表現、主観側の行動や思想が事細かに表現されているのもいい。


また自然な流れで種が明かされるかと思いきや自分も「えっ?」と声を上げてしまうタイミングにも感服。
まさに完璧なミステリー作品といっていい。


じゃあなぜこの評価点なのか?
複数軸あるうちの1軸側の犯人が、自分は中盤で分かってしまったからだ。


ミステリーに敏感な人なら5分の2くらいの時点でそれが分かる犯人の言動が登場してしまうらしいので、その辺の箇所だけ気を使っていただいたら、超完璧なミステリー作品だったことだろう。


でも超名作であることは間違いない。
超おススメだ。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ハサミ男 (講談社文庫) [ 殊能 将之 ]
価格:968円(税込、送料無料) (2021/5/2時点)


 


(↓どれかひとつで結構ですのでクリックしていただくとありがたいです!励みになります!!)

にほんブログ村 釣りブログへにほんブログ村 釣りブログ 千葉釣行記へにほんブログ村 資格ブログへにほんブログ村 資格ブログ 資格マニアへにほんブログ村 オヤジ日記ブログへにほんブログ村 オヤジ日記ブログ 40代オヤジへブログランキング・にほんブログ村へブログランキング・にほんブログ村へ


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自分が好きな小説の定義とは?

2021年04月22日 23時59分59秒 | ハマった小説の話

【バックボーンを簡単にご紹介】


自分は、小学生のころ学校図書館にあった江戸川乱歩の「怪人二十面相シリーズ」にハマり、少年探偵の小林君(だっけ?)に感情移入しながら読み漁ったことをきっかけにミステリー小説に没入した。


中高生になるとロック音楽が好きな人間へとなっていくのだけど、一人旅に出れば「鉄チャン」が高じて西村京太郎氏の鉄道ミステリー作品を片手に出かけたりと、ミステリー作品をやっぱり多く読むようになる。


その後、森村誠一氏の本格ミステリー作品を軸に松本清張氏、その他歴史ミステリーなどの著書なども読み込んだが、偶然手に取った「ある作品」に出会ってから推理小説という見方が変わっていくことになった。



【星占術殺人事件】


島田荘司氏のこの作品に出会った時、そのトリックに言葉で表せないくらい衝撃を当時受けた。
これまでにあった人として想像できる事件ではない結末に、度肝を抜かれたのだ。


たしかに中盤までの前段で心が折れそうになる展開があるのだけど、それを終盤一気に取り返してくるのだから、作品内容を今でも忘れることができないほど。


勿論、今の時代ではDNA鑑定があるのでこのような小説内の事件は早い段階で流れが見えるから、現世で読んでも面白くないかもしれないというところも・・・ミソなんだよな。



【面白いと思う定義】


展開が面白いとか、トリックが面白いとか、人とによって好みが違うのは百も承知。
好きな味噌汁が人それぞれ違うように、小説だってそうなのだ。


だけど、これだけは言えることとして、登場人物が少なくてアッと驚く展開があり、それでいて臨場感も伝わってくるストーリーが誰もが面白いと思えるところが主軸にあると思う。


自分の場合は、第一にストーリー分かりやすく、そして感情移入できる程度や割合、伏線の(確実な)回収、情報の裏付け、主観の位置などの調味料が、その縦軸にどのように味付けされているかが面白いと思うキモだと考えている。



【そこで出会った2氏がSTDに】



散々こちらでもコメントしている青柳碧人氏および柚月裕子氏の作品は、全巻読破したうえで自分の読んだ小説の評価標準(スタンダード)にもなっている。


どちらも偶然、書店や古本屋で手に取った一冊からハマったのだけど、両氏の作品に共通しているのは「主観の位置づけが良く、情報の裏付けがしっかりしている」ということ。


加えて青柳碧人氏の作品なら「伏線回収の鬼」でもあるしSF的な展開でも流用できる器用さが好きなところだし、
また柚月裕子氏の作品なら「登場人物が最小限」かつ「臨場感がリアル」だというところだろう。



【やはりミステリーものもピンキリ】


今まで数多くの小説を読み込んできたが、この両氏の作品に出合ったことで、逆に今まで読んできた”ある”作家さんの作品が、とても薄っぺらくて裏付けも曖昧なものに感じるようになった。


たとえば最後にプロセスなく、突然新たな登場人物が現れて「実はその人が犯人でした~」とチャンチャンで終わる作品などに出会うと結末以上に悲しいものが混みあがってくるというようになった。


だから、今後読む作品は出来るだけハズレを引きたくないんだけど、なかなか運命的な出会いってないんだよなぁ。
だれか教えてくれないものかしら(笑)


いわた書店さんの一万円選書だけではなく、もっと身近で簡単に教えて下さる方・・・
ご連絡待ってますwww


(↓どれかひとつで結構ですのでクリックしていただくとありがたいです!励みになります!!)

にほんブログ村 釣りブログへにほんブログ村 釣りブログ 千葉釣行記へにほんブログ村 資格ブログへにほんブログ村 資格ブログ 資格マニアへにほんブログ村 オヤジ日記ブログへにほんブログ村 オヤジ日記ブログ 40代オヤジへブログランキング・にほんブログ村へブログランキング・にほんブログ村へ

 

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

摩天楼の怪人 (創元推理文庫) [ 島田荘司 ]価格:1320円(税込、送料無料) (2021/5/2時点)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熊本&高山ラーメン紀行(本編9/三日目/名古屋から自宅)

2021年04月10日 23時59分59秒 | Weblog

つづきから


【そもそも何故このルートを選択したのか】


高山から東京へ向かう場合、原則として時間優先なら自分が選択した名古屋回りの新幹線ルート。
値段優先なら高速バス一発ルートの二択しかない。


今回はそのどちらでもない狙いが自分にはあったため検証したかったのだ。
まあ、時間もお金も中途半端なところなんだけどね。



【名古屋からは“こだま”移動】


以前も過去ログでこだま旅について語ったり、概要でこちらで語ったが、1か月前に予約が出来るのなら新幹線利用に限って「こだまのグリーン車」が最安であると綴った。


もちろん、グリーン車を利用できることの裏返しで移動時間が名古屋から東京までのぞみだったら95分程度で行けるところ、こだまだったら普通に倍の2時間かかるということだ。


だけど、それを天秤にかけて快適なシート座席と居心地が、それらに見合うかを確かめたかったワケ。
(まあ検証を兼ねたグリーン車の座席を体験したかったというところかな。)



【その答えは?】


時間に関しては、実のところ、高山から名古屋回りで名古屋から“こだま”を使って東京へ向かうと、乗り継ぎがハマると直行バスよりも1時間くらい早着が期待できるものの、名古屋までのバスが遅延したり乗り継ぎが悪いと、高山からの直行バスと大差がない事態が生じる。


それを踏まえて結論を言うと『わざわざ名古屋回りにするならば“のぞみ”利用しかメリットはない』ということ。
なぜか?確かに座席シートは快適だし、お客さんもガラガラだから最高・・・


・・・なんだけれど、各駅に止まるということは各駅の停車前にアナウンスがあるということ。
このアナウンスが寝られないしうざいし、読書をしていても気が散るし、いいことなかった(笑)



【一長一短、帯に短し・・・】


いかに名古屋からの新幹線が最安で利用できたとして、東京までは最低でも高山からおよそ13000円かかる。
だったら、高山からの直行バスならその半額以下で行けるわけだから、値段だけの優位性で行ったら圧倒的にバスの勝ちだ。


つまり、高山から東京まで直行の高速バス以外を選択する場合は、時間のメリット無くして優位なしだということが強くわかったこと。


ただ、高速バスのデメリットは、本数が少ないということといい時間のバスが少ないということだ。
まあ結局、それぞれのルートに一長一短があるということ。


これまで散々高山を旅してきたが、海千山千的に移動するには、まだまだ経験が足りていなかった・・・
・・・というところだろうな。


今度、高山へ行くときは、片道は新宿からの直行バスを利用することになるだろうな。
あとは、JR東海のハイブリッド車両も待ち遠しいし・・・



【PS/この旅で食べたラーメンは・・・】



(1杯目は熊本の味千さんで”太平燕”を。調子に乗って丼つき。)


(2杯目も熊本の味千さんで”熊本ラーメン・チャーシュー麺”を。)


(3杯目は、高山の宮川伊吹さんで中華そばを。)


(4杯目は、同じく高山の麵屋ととさんで”中華そば”を)


(5杯目は、名古屋の味仙さんで台湾ラーメン玉子入りを。)



合計2日間でラーメン5杯かぁ・・・考えてみたら、最初の最初に牛丼をかけこんだことと高山の居酒屋で過ごした以外は、全てラーメンが食事だったのかと思うと、スーパーハイカロリーな旅行だったわ。


本編1へ戻る


(↓どれかひとつで結構ですのでクリックしていただくとありがたいです!励みになります!!)

にほんブログ村 釣りブログへにほんブログ村 釣りブログ 千葉釣行記へにほんブログ村 資格ブログへにほんブログ村 資格ブログ 資格マニアへにほんブログ村 オヤジ日記ブログへにほんブログ村 オヤジ日記ブログ 40代オヤジへブログランキング・にほんブログ村へブログランキング・にほんブログ村へ

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熊本&高山ラーメン紀行(本編8/三日目/高山からの帰り)

2021年04月09日 23時59分59秒 | Weblog

つづきから


過去も高山-名古屋の高速バスを利用した際の過去ログがあります。
(東海バス編)



【大日ヶ岳は雪模様】



高山から名古屋へ向かう高速バスは、途中1か所でトイレ休憩がある。
それは「ひるがの高原SA」なのだが、実は日本一標高が高いサービスエリアで860mの位置にある。


当然、3月ともなれば、まだ外気は寒くバスを降りる頃でも両肩を抱きたくなるほどだ。

なお、晴天で気持ちのいい日差しはあるため、ひるがの高原SAから見えるスキー場などでのレジャーは抜群のタイミングだったろう。



(大日ヶ岳は3月下旬でも雪化粧をまとっていて、SAから見ていて眩しいくらいキラキラしていた。)



【3月の平日】


名古屋行のバスは、名鉄バスの最新型だったことに加え、乗客が5~6名ほどという数だったこと(マナーが悪かったり頭のおかしい客もゼロ)でとても快適な移動となった。


道路も名古屋市内は平日らしい混雑は見受けられたものの10分弱ほど早着するほどの状況だった。


(新型の名鉄バス車内は、シートがフカフカでスマホポケットまで完備していて良かったなぁ。)


【名駅は”やっぱり”迷駅】


これまで15回以上は名古屋駅での乗降や乗換を行っているが、いまだ本当に慣れなくて、この時も大変難儀した。

理由は、観光客に全く優しくない駅であるということで、近鉄や名鉄への乗り換えもそうだけど、狙った料理店へ“まず確実に行けない”ということだ。


かつて「エスカ」地下街にあるという料理屋を探し、エスカそのものを見つけるのに25分かかった記憶もまだ新しいが、今回は「うまいもん通り」が見つからなくて大事な時間をロスしてしまったのだ。


案内板には当該店が「うまいもん通り」にあるというだけで、名古屋駅の中央コンコースに沿うよう縦長にあるそのストリートにはいくら探しても見つからない。(うまいもん通りはうまいもん通りでもその区画にはないのよ。)


頼みのグーグルマップも相変わらずの「アンドロイドのGPSがクソ状態」で全くアテにならず。
やみくもに太閤口と桜通口の両出口を4往復して30分。


もう次の列車まで40分というところでヘトヘトになってしまった。


もう狙った店では食べずに新幹線のホームできしめんでも食って諦める覚悟で新幹線コンコース付近を歩いていると遠くの方に「うまいもん通り“太閤通口”」と見えるではないか。


勿論メインコンコースを縦にしか見ていなかった自分が悪いけれど、もっと我々のような観光客にも優しい案内を期待しますですよ。


(コンセントが全席完備。窓側は道路側にステップがあるのでいくらか狭く感じるかもしれない。)


【目的は達したが】


狙ったお店が、近鉄や名鉄と真逆の太閤通り南側で見つけたことよりも「もうのんびり食べている時間がない」ということだった。


正直「きしめん」を食べたら余る時間だったし、それなりの繁盛店だったら時間ギリギリのおそれがあったため、ちょっと悩んだが平日の午後3時過ぎということもあってガラガラの様相から入店した。


しかし、噂通りのむせる辛さでテーブルに口腔内容物を吹き出してしまう失態を犯した。


たまたま奥の目立たない4人掛けのテーブルに一人で座っていたので、大惨事にはならなかったが激しく咳き込んだり苦しくなりながらも、それでもくせになる旨味の方が食欲として上回るため箸が止まらなかった。


(足置きマット。こちらもシートと同じ素材なのかフカフカ。ちゃんと土禁のマークが示してあり衛生的。)


【大汗かきながら】


涙目かつ咳き込みながら新幹線コンコースへ戻ったころには、目的の列車の発車3分前。
そんな状態のまま、もう二度と経験することのない経験をするために狙った列車の旅がまたここから始まる。


つづく



(↓どれかひとつで結構ですのでクリックしていただくとありがたいです!励みになります!!)

にほんブログ村 釣りブログへにほんブログ村 釣りブログ 千葉釣行記へにほんブログ村 資格ブログへにほんブログ村 資格ブログ 資格マニアへにほんブログ村 オヤジ日記ブログへにほんブログ村 オヤジ日記ブログ 40代オヤジへブログランキング・にほんブログ村へブログランキング・にほんブログ村へ

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熊本&高山ラーメン紀行(本編7/三日目/高山にて)

2021年04月08日 23時59分59秒 | Weblog

つづきから

 

【温泉宿で英気を養ったあとは】


三日目の朝は、目覚ましが鳴るよりもだいぶ早く起きた。
昨夜は少しだけ酔った状態で温泉に浸かったため、気持ちよくすぐ就寝できたのも影響しているのだろう。


改めて朝風呂のため温泉に向かい、お湯へしっかり浸かった後、ホテルでの朝食は採らずにチェックアウトする。
これは、他のどこかで朝食を採り、12時発のバスに間に合うように昼食を採るのが今回高山での使命だったからである。


本音は、ホテルであまり食べたくもない料理や無断に高い料金の朝食を回避したかったのもある。
まあいつも同じホテルしか使っていないこともあって単純に飽きているのかもしれないけどね。


そこで高山バスセンターまで行って荷物をコインロッカーに預けた後、朝10時からやっているというラーメン屋さんに新規で飛び込む。


勿論狙って行ったお店である。
なお、この時間からやっているラーメン屋さんは、この日の旅程を考えても大変ありがたい存在だった。


宮川伊吹さんは、メインの通りから一本だけ中に入った通り沿いにあるこのお店。店の外観は新しいが、街に溶け込んでいるので案外スルーしちゃうかも。)


【素直に美味しいといえる店に巡り合う】


訪れたそのラーメン屋さんは、別ログでキチンと語るがお店の屋号を「宮川伊吹」という。


とても物腰の柔らかいご主人が作るラーメンは、関東人にも合う醤油ベースであって、高山においては珍しいゆるふわ縮れ麺となっていた。


一口目に一瞬で「これはウマイぞ?」とわかるポテンシャルを感じて、一度店内を見回した後、おそらくその後一気に一度も顔を上げることなく食べきってしまったと思う。


オレの中では、高山駅周辺なら1,2を争う店だと評価したい店となった。


(見た目ほど醤油の塩気がなく、それでいて醤油ラーメンらしいところが自分にはハマった。高山ラーメンの基本的なスタンスを保ちながら、一見の観光客でさえ本当に美味しくいただける。)


【いつものラーメン屋で高山をシメる】


「宮川伊吹」のラーメンにすっかり魅了されてしまった当方としては、なんならもう一杯食べたい衝動になったことを抑え、腹ごなしを兼ねて宮川朝市まで歩いて散策する。


この朝市に来るたび、雰囲気が少しづつ近代化されている変化にモヤモヤしながら、本日2杯目となる行きつけのラーメン屋へ向かった。


もちろん、高山でのこの日最後のラーメンである。
そして、この食事がこの日の昼食となった。


(高山に来たら必ず来るラーメン屋さん。ラーメン一本勝負のお店。今回初めて開店前から並んでみた。)



【高山を後にするときはいつも】


そんな行きつけのラーメン屋には開店と同時に入店したため、その店のご主人とは、次の客が来るまでの間の15分くらい雑談することができた。


今年の春の高山祭りは練り歩かず山車の公開だけとなるようだというという話をメインにコロナ禍による今後や未来を聞いて店を後にした。


この店には9,10回は来ているはずだが、ここのご主人、いつも一見の観光客と思ってオレに話し始めるのが面白いんだよね(笑)


その後、しばらく話が進んでオレが普通の観光客ではないことを思い出したように察すると、まあまあの回数来ている人として扱ってくれるところも面白くて愛嬌がある(大笑)


そんな高山祭絡みの話や他愛のない話を食事をしながら続けていたところ11:25くらいには、次のまとまった客が訪店してきたため、店主にはいつもの挨拶をして退店した。


毎度のことだけど、高山バスセンターへ到着すると「ああ、これで高山を後にするんだなぁ」と感慨深い気持ちになる。
寂しいとは似ているようで、また違うやつなんだけど・・・言葉で表現するのはちょっと難しい。



(旅立つ日は気持ちよく晴れていた高山。本来なら高山祭の開催をひかえていたところだったが、今年は大幅縮小というか開催しないに等しいというから参加しないとはいえ寂しいことだ。なんとなく駅前も寂しい雰囲気だった。)


【オレの高山ラーメン評価】


もう一回くらいしっかり食べてから判定したいのだけど、宮川伊吹さんはオレの高山ラーメンランキングだと、1位に近い2位もしくは1位タイという評価になるかな。


食べ終わってからすぐ「もう一杯食べたい」という衝動にかられたのはホント久々だったんでね。
(こうして綴っていても食べたくなるww中毒性もあったりして。)


まあ、また行きます!



(高山駅に停車中だったJR東海の特急型新型車両”HC85系”。勿論デビューはまだしておらず、試運転のようだったが先日も高山へ向かう道中ですれ違っていた。そんな車両をフェンス越しに見つけてしまったので、思わずシャッターを切った次第。)



(特急ひだに導入されることが決まっているこの新型の85系は、気動車ではなくハイブリッド車になるため、なんとモーター搭載の電動車扱い。でも電動走行ではない場合のエンジン音は、なかなかの気動車的音量だったけど・・・)


つづく



(↓どれかひとつで結構ですのでクリックしていただくとありがたいです!励みになります!!)

にほんブログ村 釣りブログへにほんブログ村 釣りブログ 千葉釣行記へにほんブログ村 資格ブログへにほんブログ村 資格ブログ 資格マニアへにほんブログ村 オヤジ日記ブログへにほんブログ村 オヤジ日記ブログ 40代オヤジへブログランキング・にほんブログ村へブログランキング・にほんブログ村へ


 


 


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熊本&高山ラーメン紀行(本編6/二日目/夜の高山にて)

2021年04月07日 23時59分59秒 | Weblog

つづき


【初春の高山はまだ寒い】



夜9時前に高山駅東口のロータリーに降り立つと、小雨程度だったが冷たい雨が降っていた。

たしかに太多線に乗車したころ、グッと気温が下がったのを感じていたが、さすがの飛騨高山もそれ以上に寒いといところを感じた。


傘をさしコートの襟を立てながら、かつて行き慣れた居酒屋へ向かってみると、年中無休のはずなのに営業終了なのか扉は固く閉じられていた。


その居酒屋とは、かつて知人が働いていた場所であって、すでにその場所に在籍していないのだが、偵察を兼ねて訪店することも、今回の旅の目的の一つだった。


やっていないなら仕方がないので駅前まで戻って、中堅の居酒屋チェーン店の暖簾をくぐることにした。
(もちろん予定が狂ったのでヤキモキしながら・・・って感じだったけどね)



【出会いは一期一会】


その店について高山では初めて入店したが、本来ならド深夜まで営業している店舗。
地元の人が主に二次会利用で使う店らしいが、時短要請のため夜11時がラストオーダーだという。


現在21時だとは言え、さすがにここで2時間もいるつもりはなかったが、カウンターにて富山湾で採れたという刺身料理や高山の郷土料理に舌鼓を打つことにした。


そんな地酒や地の料理にやや割高感はあったが、高山の地酒やウイスキーで舌を湿らせながらひとり酒を傾けていると、だいぶリラックスしたのか酔いと軽い眠気がやって来た。


そこでご飯もので軽くシメて退店しようと巻物単品と味噌汁を最終オーダー
まもなくして、ラストオーダー品が運ばれてきたのだけど、目の前には巻物ではなくて寿司10カン盛り合わせと味噌汁が並んでいた。


「巻物が寿司と間違えちゃいましたぁ」


と、ニコニコしながら運んできた店員さんがいうのだけど、その店員さんはさっきまでカウンター越しに忙しそうにしていた職人さんだった。


今までは全てホールの人がオレに料理等を提供していたのだけど、それだけはその職人さんが運んできたんだよ。
こちらも明らかにそれがテイのいい嘘だとすぐにわかったので、戸惑いながら「えっ?」と声を出しながら目を丸くする。


「出会いは一期一会ですよ」


そう言いながら、さっきまで厳しい顔をしながら仕事をしていた職人さんが笑顔で話しかけてきた。
それがきっかけでカウンター越しにちょっと話してみることになるのだけど・・・。


オレのオーダーの口ぶりから明らかに一見の観光客だと判断したらしく、オレのラストオーダーをその職人さんが勝手にアップグレードしてくれたみたい。


話をすればするほど、話を聞けば聞くほど、その職人さんにそんな権限(勝手なアップグレード)はなさそうだったが、お互いの出身地を中心とした話題でまあまあ盛り上がったという(笑)


ここでは、一期一会という言葉と出来事、その対応に感謝しながら店を後にするのだけど、義理堅い自分としては、またその店に顔を出す必要が生じてしまったなぁと振り返りながら傘を開いたという。



(高山へ向かう数時間前に食べた熊本ラーメンを高山で過ごした居酒屋で締める時にふと思い出したんだよね。この2杯目として食べた熊本のラーメン、高山まで持ってきてくれないかなぁ~。なんてね。)


つづき



(↓どれかひとつで結構ですのでクリックしていただくとありがたいです!励みになります!!)

にほんブログ村 釣りブログへにほんブログ村 釣りブログ 千葉釣行記へにほんブログ村 資格ブログへにほんブログ村 資格ブログ 資格マニアへにほんブログ村 オヤジ日記ブログへにほんブログ村 オヤジ日記ブログ 40代オヤジへブログランキング・にほんブログ村へブログランキング・にほんブログ村へ

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熊本&高山ラーメン紀行(本編5/二日目/名古屋から高山へ)

2021年04月06日 23時59分59秒 | Weblog

つづきから


【名古屋空港から名古屋駅へ】



この日の朝の名古屋空港までの移動は、JR勝川駅からの直通バスによって行ったのは過去ログのとおり。
今回の帰りは、名古屋市内から高山へ向かうわけだから、正直なところ往路同様に勝川駅へ空港からは向かいたかった。


これは、概要編でも語ったとおり、今回の旅行の目的の一つにもなっていた多治見から太多線経由で美濃太田を通って高山へ向かう計画が縦軸にあったためだ。


ここで名古屋まで戻ってしまうと千種-勝川間を重複移動するという悔しさがあることも大きい。
何より、時間的な都合で高山へ向かう鉄道の折り合いが悪いことが最も大きなポイントとなっていた。


要は、時間的に名古屋まで戻ろうが勝川から向かおうが、高山への到着時間が変わらないというのが、名古屋へ戻る決定的な選択となったんだけどね。



【ミッドランドスクエア前ってどこ?】


名古屋空港を利用する際、お値段的には名古屋駅前とを行き来している直行バスを使った方が便数も多いし、他のルートと比較していくらかお安い。


ところが、名古屋駅周辺について自分は新幹線口の周辺くらいしか知らないので、ミッドランドスクエア前からバスが出ているといっても確実にそこへたどり着ける自信はなかった。


そのため、あえて名古屋駅前まで運行するバスを利用して、そのバス停を今後のために把握しておこうという背景も自分にはあった。


なぜなら、高山へ定期的に今後も向かうことを鑑みれば、名古屋空港や中部空港は重要な基点となるからだ。
(つまりは、次回は名古屋駅から名古屋空港行きのバスにスムーズな乗車ができることを期待したかった。)



【名古屋市内は大雨】


名古屋空港からの直行バスは、途中高速道路を通って名古屋駅付近の一角に到着した。
どうやらここがミッドランドスクエア前のようだったが、ただビルが立ち並んでいる駅の近くといった様相。


ここらというところが特に特徴もなく呆然とする。
加えて雨がひどいので、慌てて傘を広げ、前かがみで駅へ向かう。


周りの景色なんか眺める余裕もなく、コロナ過での人の多さに感心しながら駅方面へ歩いていくと名駅の桜通口に5分も歩かずに到着した。


ただ、週末の夕方だっただけに、東海地区ナンバーワンのターミナル駅は、ものすごい混雑状況だったのはいうまでもない。



【セルフサービス??】


自分が名古屋駅の改札を通ったころには、ちょうどよく目当ての“快速“中津川行に乗車でき、かつ運よく着席できた。
ところが周囲の客は、バタンバタンと座席を上下方向入れ替えてから座り始めた。


その光景を見て、自分は進行方向と逆向きに座っていたことにようやく気付いたのだけど、すでに時遅し。
自分が本来なら座席を逆にしてから着席すべきだったワケよ。


オレがそうしたせいでオレより後に来た人はオレの座ったその一角だけ進行方向と逆向きのまま過ごすことになってしまったようだ。


そんな暗黙ルールなど今日日の客にはわからん。
(今後、気を付けますが・笑)


なお、自分が乗った列車は、鶴舞で座席使用率90%ほどになったものの高蔵寺では4割になり、自分が下車した多治見では乗客率が1割となっていた。



【太多線完乗へ】


多治見からは対面ホームに停車中だった太多線に乗り込む。
独特の振動とエンジン音を言わせながら、岐阜行きのキハ75系が北上していく。


夕暮れのワンマン列車は、乗客率が3割ほどで多治見を出ていき、そのほとんどの客は可児市にある可児駅で降りてしまったんだ。


まあ、名古屋方面から多治見回りでわざわざJRを使って可児や太田へ行く人は、何か都合のある人か、もしくは鉄チャンや自分のようなお気楽な方くらいだろうと思いながら、すっかり気温の下がった美濃太田駅にて下車。


関東の温かさとは全く異なる春の寒さに自分の両肩を抱きながら階段を昇ることになった。
(言い遅れましたが、これで太多線を完乗しましたとさ。)


(まさか美濃太田の駅でトランジットする日が来るとはね。中学時代のオレだったら、この駅標を見てなんて思うだろうか。)



【すでに乗り慣れた”ひだ“でさらに北上】


美濃太田からは、ワイドビューひだ号で高山を目指す。
週末の遅い便だったので自由席で十分かと思っていたら、地元利用の方が多くみられ6割くらいの乗客率だった。


なんとか座席を見つけ、北上する列車の車窓をひたすら眺めていたが、この日ようやく最後のレグとなったからなのか、いつもの移動時間以上に時間が感じられた。


旅行気分であるはずなのに眠れもしないため、きっと疲れているというよりは、気が張っていたのかも知れない。



つづく



(↓どれかひとつで結構ですのでクリックしていただくとありがたいです!励みになります!!)

にほんブログ村 釣りブログへにほんブログ村 釣りブログ 千葉釣行記へにほんブログ村 資格ブログへにほんブログ村 資格ブログ 資格マニアへにほんブログ村 オヤジ日記ブログへにほんブログ村 オヤジ日記ブログ 40代オヤジへブログランキング・にほんブログ村へブログランキング・にほんブログ村へ


 


 


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熊本&高山ラーメン紀行(本編4/二日目/熊本から名古屋へ)

2021年04月05日 23時59分59秒 | Weblog

つづきから


ラウンジASOの利用を整理】



熊本空港から名古屋空港までのフライトは、往路と同様にFDAによるコードシェア便を利用した。
ここで気になるのが、共有ラウンジが使えるのかっていうことだよね。


JALのHPではコードシェア便についてズバリと記載されていないが、JALのラウンジが今現在空港に存在しないため、JAL便等では共有ラウンジが使えるような説明がある。


なおこのことについては、ほかの親切なブロガーさんの記事によって、コードシェア便であってもJGC会員であればラウンジを使用できるとレポートがあったので、保安検査を抜けてすぐの場所にあるラウンジへ突入した。


すると、オレの持っていた搭乗券を見るなりススっと中へ案内され、持っていた不安は杞憂に終わった。
その種明かしは、以下の画像からくみ取っていただきたい。


それというのもチェックイン時にFDAのスタッフから一筆頂いた搭乗券がポイントになっている。
でも、それを知っている人だったら悪用利用が可能っぽいのが気になるところ(笑)


(たしかにJGCではあるけれど「一応プレミアなんです」とワタクシは思ったものの、ステイタスによる差別は一切ないのが共通ラウンジの宿命ww)


【地上の空港にまだ慣れず】


熊本空港は、2023年まで国内線旅客ターミナルの建て替え工事が行われている関係のためかは不明だが、名古屋小牧空港同様に地上階でチェックインし、タラップによって搭乗が行われる。


しかもほとんどの便がバス移動で空港敷地内の搭乗場所まで移動する。
かつて大きい空港にて大手航空会社ではない便の場合にバス移動という経験があり、バス移動にあたるたびに都度嫌な思いをしてきた。


自分がJAL専属利用になってからは、バス移動って一度もなかったので熊本空港でのバス移動は久々に面食らった。
参考までに熊本空港到着時は、FDA便であっても地上に降りることなく、直接ターミナルビルへステップできるボーディング・ブリッジを経由して地上階へ降りるシステムであったことを申し添えておこう。



【相変わらず天候悪く】


熊本市内での外での行動時は、運よく降雨に出くわさなかったがクルマ移動時は結構降られた。
なお、熊本空港から飛び立つ時には雨が上がっていたものの、結構ガスが立ち込めていて視界は良くなさそうだった。


そのまま名古屋空港上空に辿り着いたのだけど、こちらは小雨模様で、深い霧が立ち込めていた。
今回初めての経験をこの後するのだけど、着陸態勢に入り車輪を出す音まで感じていたが、周りの景色が霧のままで全く見えなかった。


どうやって着陸するのか腕の見せ所だと外観を眺めていたら、まもなく着陸の雰囲気のところ急に機首を上げたのでビックリ。


すぐさま機長からのアナウンスが入り
「着陸態勢に入っていましたが、気流が不安定になったので着陸のための降機をやめ、再着陸を目指します。」


そのアナウンスのあと、大きく旋回したのち無事に名古屋空港へ着陸した。
個人的には気流うんぬんより、個人的あんなに霧がひどくて視界がゼロに近い状況だったのに、よく着陸したなぁと深く感心した。


ちなみに当便は、定刻に名古屋小牧空港に到着したのは余談まで。


(勿論帰りもERJ機だった。揺れよりも視界不良の中、無事に着陸したことに感心しきりだった。)


つづく



(↓どれかひとつで結構ですのでクリックしていただくとありがたいです!励みになります!!)

にほんブログ村 釣りブログへにほんブログ村 釣りブログ 千葉釣行記へにほんブログ村 資格ブログへにほんブログ村 資格ブログ 資格マニアへにほんブログ村 オヤジ日記ブログへにほんブログ村 オヤジ日記ブログ 40代オヤジへブログランキング・にほんブログ村へブログランキング・にほんブログ村へ


 

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

パレートの誤算 [ 柚月 裕子 ]
価格:803円(税込、送料無料) (2021/4/12時点)


 

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

朽ちないサクラ (徳間文庫) [ 柚月裕子 ]
価格:748円(税込、送料無料) (2021/4/12時点)


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熊本&高山ラーメン紀行(本編3/二日目/熊本市内)

2021年04月04日 23時59分59秒 | Weblog

つづきから


【熊本に到着してからがキモ】



今回の旅で最大のポイントは、ここ名古屋空港からの熊本行の飛行機だったと思う。
まさかの遅延、もしかしたら行先変更というリスクを持ったまま熊本空港へ向かうも、結果無事に到着。


結果25分の遅延で到着できた。
しかし、遅延のせいで熊本でのメイン活動である昼食行動が制限されるおそれが生じた。


まあうまく立ち回れば目的達成できる自信が(この時は)あったけどね。
ところが、土地勘がなくナビ一本で動く必要があったという想定外のリスクには勝てなかったんだわ。



【それを“水道町交差点の悲劇”という】


ナビの示す通り、熊本市内を進み、熊本城方面へ車を進めるのだけど、オレが進むメインストリートである県道28号線が白川を渡るだけでも15分、水道町を横断しようとするだけでも20分以上、自然渋滞による足止めを喰らってしまった。


そのため、熊本城エリアにある護国神社に参詣した後に、本来昼食を採ろうと思っていた下通地区内にある2店舗の往訪を断念することになった。


非常に綿密な予定を組み立てていただけに、まさかの大渋滞に呆然とするしかなかったワケだ。
ホント実に悔しい展開よ。



【その渋滞の原因がクソだった】


県道28号線を西に向かう渋滞を通り抜ける正解は、当然様々あったと思う。
だけど、ここを我慢して通り抜ける場合の正解は・・・


一番右にある直線車線を進むことだったと、その場所を通り抜けた際に分かったことだった。
これを知っていれば、足止め時間はもっと少なくて済んだんだけどな。


この水道町交差点における渋滞のクソポイントは、一番左の左折専用レーンから、強引に交差点を使って直線車線に割り込んでくる車両が多数いることと、安政町通り周辺にある駐車場へ向かう自家用車両が左折待ち(鶴屋駐車場)の渋滞がいることだった。


そんなのレンタカーで観光気分の県外者にしてみれば、予想なんか出来っこなかったからねぇ。
不可抗力に近い出来事だけど、その後の展開には影響が出るってもんで・・・



【その渋滞の二次被害】


その渋滞の現状を知っていれば、早めに国道3号線へ逃げて下通エリアに駐車して昼食を先に採る作戦が選択出来ていたのだが、地の利がない自分は相当のタイムロスとなった。


重ねて想定外だったのが、市電を横切っての道路横断右折は、原則禁止だったということ。
熊本城方面から空港に向かう際、ナビでは右折できる案内だったのだけどね。


ナビも完璧じゃないわけで、実際には右折禁止で結局まちなかの駐車場に向かうことが出来ず、やっぱり目標とした昼食を断念することになった。



【次点候補を緊急検索】


自分の舌は、目標としていた麺料理2店舗の準備になっていたので、空港に向かう途中の適当なところで車を止めて、次候補となる店はないかと検索した。


下通地区を断念したショックは大きかったが、臨機に見つけたラーメン屋が美味しそうだったので飛び込んでみた。
これは別ログでレポートすることになっております。


なお、前述のとおり時間が無くなったことでラーメン2杯を同じ店で平らげるという愚行を敢行する羽目になるも、胃袋自体は満足する(自己嫌悪も同時発生ww)。


恥を忍んで2杯を食べきったが、入った店が外に行列が出来るほどのなかなかの人気店だったことを店から出たタイミングで気づき、一層恥ずかしくなったのは言うまでもない。


(THE熊本のご当地麺料理「太平燕」を生まれて初めて”味千の本店”で食したんだった。だけど申し訳ないがオレの舌は予想や想像の域を越えなかったんだよなぁ。もう一杯の熊本ラーメンはメッチャ美味かったけどw)



【空港が中心部まで遠いのが難】


熊本空港を今回初めて利用したのだけど、山間部の益城に空港がある時点で相当遠いということを強く感じた。
ゆえに、初めての往訪であるならば今回レンタカーで移動したのはある意味正解だったと振り返る。


これは、シャトルバスの運行も不安定であり、熊本城周辺も思いのほか公共機関が少なくて、移動の選択手段の範囲が限られてしまうからだ。


でも、本当の正解は、あの渋滞があることを鑑みると鉄路が最も時間が読める選択だったのかもしれない。
なお、肥後大津駅まで無料のシャトルバスがあるんだよね。


熊本駅まで出る列車に乗れれば40分くらいの移動時間かつ480円の負担で済む。
だけどネックは、空港からの接続と駅からの本数が、それぞれ1時間に2本程度しかないというところか。



【まとめ】


熊本へ行った本命の目的は護国神社の訪問であるため、とりあえず最低限の目標は達成している状況。
今後、もし熊本空港を使った旅をまた行うことがあるなら・・・


鉄路での移動を原則とした旅程を組みたいし、組むべきだろうと思った次第。
(ちょっと書いていてまだ悔しさが残っているからね、次回は鉄路でリベンジ必至!)



【PS】


余談だが
レンタカー屋の方に帰りの送迎の際、あまりに悔しかったので尋ねてみたんだ。


「街ナカにある水道町交差点って、あんなにいつもひどい渋滞なんでしょうか?」

「今日は特にイベントはないはずだから、自然発生かと思うけどね。そんなにひどかったんだ?」

「おかげさまでやりたいことが出来ずに帰ってきちゃいました。でもまた懲りずに熊本へ来たならこちらを利用させていただきます。」


そういいながら、送迎者を後にして空港ロビーへ向かったというやり取りがあったのは余談まで。
(くどいようだがレンタカーでも良かったが、次回は鉄路確定ですよww)


(最低限の目標地だった護国神社には辿りつけたけどね、天気も展開もモヤっとしたなぁwww)


つづく


(↓どれかひとつで結構ですのでクリックしていただくとありがたいです!励みになります!!)

にほんブログ村 釣りブログへにほんブログ村 釣りブログ 千葉釣行記へにほんブログ村 資格ブログへにほんブログ村 資格ブログ 資格マニアへにほんブログ村 オヤジ日記ブログへにほんブログ村 オヤジ日記ブログ 40代オヤジへブログランキング・にほんブログ村へブログランキング・にほんブログ村へ

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熊本&高山ラーメン紀行(本編2/二日目/名古屋空港)

2021年04月03日 23時59分59秒 | Weblog

つづきから

 

【雨の名古屋市】


乗ってきた夜行高速バスは、名古屋の手前の千種駅前で降りたのだけど、多少弱まったとはいえ降雨が本降りのまま。
初めて降り立った場所であるにもかかわらず、旅行気分の気持ちを削ぐ1stレグになったのは間違いなかった。


その後、千種駅前の牛丼屋で(半ば無理やり)早い朝食を採り、JRで勝川駅へ向かう。
これは、勝川駅前から空港まで直通バスがあるからであり、初めての利用であったが問題なく名古屋小牧空港まで移動できた。


なお、勝川からあおい交通のバス乗車を含めて実にスムーズだったことを申し添えたい。
(ペイペイも読み込みタイプで普通に簡単に使えたぞ。)



【予定外のことが次々に】


直通バスで名古屋空港に降り立った際、思わずガクッと膝が落ちた。
それは事前情報で、空港には朝早くやっている食堂やフードコートが存在しないということだったのに、行ってみたらすべての店がオープンしていたからだ。


空港で朝食が採れないから無理やり千種駅前で食べたくもない牛丼を流し込んだのに・・・と、楽しみの大きな一つでもあるはずの食事機会を失ったに等しい出来事は大変ショックだったわけだ。


恨めしそうに食堂の隣を通り抜け、出発案内ボードがある場所へ向かうのだけど・・・続けざまの予定外の出来事に、もう絶句ですよ。


「25分遅延。かつ条件付き。」





とりあえず時間はだいぶ早いが、FDAのJALコードシェア便専用窓口でチェックインがてら、なぜ遅延見込みなのかその事情を聴いてみた。


「熊本空港周辺が霧深く、天候の回復を期待して出発を25分遅らせます。なお、着陸困難と判断された場合は行先を福岡空港へ変更します。」


とFDAの受付担当さんから回答。
もし福岡になったら、自分は本日中に熊本空港から帰ってくる必要があるため、この場合はどういうことになるのか続けて質問してみた。


「もちろん熊本空港までの旅費はFDAが負担します。」


いやいやそういうことじゃなくて、熊本空港からの折り返しの便に乗れなくなったらどうするのか?
とか現地のレンタカー代金まで見てくれるのかとか?


そういったことが知りたかったんだけどな・・・とクチから出かかったが止めた。
もしそうなったら現地で話を聞けばいいやとその場は離れた。



【飛行機は予告された時間に正確出航】


名古屋小牧空港からは、25分遅延の出発で熊本へ飛び立った。

当初の予定では、到着時刻も25分遅くなるという案内だったのだが、出発直前になって到着時刻は定刻どおりになる見込みと案内される。


(たしかに出発前のJALアプリでも、遅発はするけど最終的には定刻に到着するという期待のある表示がなされていた。しかし現実は??)


自分の様々な不安も杞憂だったかと胸をなでおろしたのまでは良かったが、フライト後しばらくしたら機長から定刻から25分遅れで熊本に着くとアナウンス。


・・・まあ、そうなるよなぁと思いながら、窓の外を見る。
機体が降下してから窓の外を初めてみたが、分厚い雲しか見えなかった。


逆によくこの状況で熊本空港に着陸しようと思ったなぁと感心するほど天候が不安定だった。
本当にパイロットはすごいよなぁと思うしかなかったなぁ、とにかく深い霧のままだったからね。


(機内ではクロワッサンのサービスあり。帰りの便は小さなチョコレートだったから、レアケースというより朝の便だったからと考えるのが普通かな?でも大手の航空会社でも普通席へのサービスでクロワッサンは体験したことがなかった。)



【ちなみに。】


もしも間違って行先が福岡に変更されていたら、熊本市内をレンタカーで巡ったのち空港に帰ってくるという目算は立ち消えていたと思う。


単純に、福岡空港から熊本空港までは、新幹線を使ったとしても2時間は見ておく必要があるワケだから、チェックインを含めて3時間は欲しい。


そこへ、自分の計画では熊本空港に到着して次の飛行機までの時間は4時間ちょっとしかなかったから、3時間削られると空港で1時間の余裕しかないので正直何もできない。


仮に福岡まで変更フライトしていたら、熊本空港着がそもそも25分の遅延であるわけだから、福岡へ変更したら30分程度の遅延じゃすまされないことを鑑みると、熊本空港に到着した時点で名古屋へ戻る便の搭乗手続きする時間になっていることは間違いなかっただろうな。



(84席を有するERJ175の機体。FDAが保有する機体ではやや大きいほうらしいが。)


つづく


(↓どれかひとつで結構ですのでクリックしていただくとありがたいです!励みになります!!

にほんブログ村 釣りブログへにほんブログ村 釣りブログ 千葉釣行記へにほんブログ村 資格ブログへにほんブログ村 資格ブログ 資格マニアへにほんブログ村 オヤジ日記ブログへにほんブログ村 オヤジ日記ブログ 40代オヤジへブログランキング・にほんブログ村へブログランキング・にほんブログ村へ


 

 


 

 


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熊本&高山ラーメン紀行(本編1/初日/夜行バス)

2021年04月02日 23時59分59秒 | Weblog

概要版からの続き


【天候や天災がキモ】



1Stレグとなる都内から名古屋までの移動は、久々にJR東海バスの夜行便を予定しており、そのように手配済みであった。
便名や編成は、コロナ対策でだいぶ正規の予定から組み換えされたようでだいぶ縮便してしまった。


そして、最近あらたに再編成されて設定したと思われる「23:30発ドリームなごや7号」を利用することにした。
これは、もっとも名古屋付近に朝早く到着する便でかつ独立シートの便をまず探したことがまず候補になった。


加えて次の移動となる名古屋空港への最寄り駅である千種駅前を経由するため、このバスで最終決定した。
(厳密には空港へは勝川駅が近い。今回は、時間とシートの関係から中央道回りではく東海道回りのバスで移動するため、狙いの勝川での降車は不可能となり、そのような選択となった。)


ところが当夜、東北地方で大きな地震が生じ、関東地方も少なからず影響を受けるという事態になった。
高速バスだから、鉄道よりは運行自体に大きな影響はなさそうだが、案の定、東京駅までの鉄路移動については遅延が発生していた。


そのため、予定より45分くらい早く家を出る必要が出てきたため、慌てて準備に取り掛かった。
のんびり家で構えていたところだったところだったし、なにひとつ準備をしてなかったので結構焦ったものの、準備リストは用意してあったので大きなロスなく準備できたことは幸いだった。



【遅延の回復も予定外】


最大1時間程度の遅延もあると見込んで家を出たが、駅に着いたら列車の遅延はせいぜい10分そこそこ。
東京駅についた頃には、新幹線を除くほとんどの鉄道が定刻運行になっていた。


つまり、まだ夜行バスの出発時間90分以上も前に東京駅についてしまった。
あまりにもアテが外れてガッカリ。(遅れるよりずっといいけどな。)


こうなってくると緊急事態宣言下において、当然、夜の10時では飲食店など開いていないし待合室も解放されていないから、ほぼ立ったままで長時間を待つ必要が生じた。


幸いにして八重洲口のマクドナルドがテイクアウトだけやっていたので、満腹状態に近い状況だったが暇つぶしにオーダーしてみたりするのだけど、こんなときって時間が進まないものなんだよな。


(ちょうど二年ぶりにやってきた八重洲南口のバス乗り場。運休便もあってか二年前よりもだいぶ人は少ない。)


(二年前と異なるのは、大分減便しているのにほとんどの便には座席の余裕があるということ。)


いつかのドリームとよた号よりもだいぶ新しそうだし豪華な印象が外観からわかる。躯体がきれいだ。)



【バスは定刻発車したが】


その後、待ちに待ったバスに乗車したはいいが、実際の乗車率は5割程度だった。
当初の予約率は7割以上あったことを確認していただけに意外な少なさの出発となった。


なお、東京駅を出ると名古屋市内までは直行なので、出発の時点が乗客率となる。
ところが・・・だ。


笑えるくらい「なんでそうなるの?」っていう展開がこの後に待っていた。


(一番乗り場の出発ボード。結局空席ありのままの出発になった。)



【隣がガチの迷惑客】



出発前から怪しいと思っていたが、片側にはカーテンの仕切りがある「クレイドルシート」ではあるものの、隣が見えなくても隣からは危険な香りがプンプンしていた。


チラッと見えたところでの風貌は「50代半ばほど、ボロボロのネルシャツにヨレヨレのジーパン、靴はスウェード製のようだったが履き潰されて可哀想なくらいペタペタ、ビニール付きでガサガサの紙袋を持参」という身なりだった。


そんな彼の行動とは、携帯電話の音量は結構耳障りなボリュームに設定され、電話こそしていなかったがメールの着信回数が半端なく多く、どういうわけか10分と間隔を置かずに鳴りまくっている。


これが車内の消灯に関係なくピコピコなっているものだから耳障りで寝るところではない。
周りの客も迷惑そうにはしてたが、(俺と同様に)我慢してダンマリを決め込んでいた。


さらに最初の休憩地である足柄SAで買ってきたであろう缶ビールをつまみで1杯始めたと思ったら、次の休憩地の浜名湖SAまで容赦なくガサゴソ&クチャクチャしてゲップを繰り返すという愚業が遠慮なく続いた。


ようやく大人しくなったのは4:00を過ぎたくらいだっただろうか。
きっちり様々記憶していることを振り返れるということは、ほとんど寝られずで最悪な出だしになったということだよな。


救いだったのは定刻よりも早い運行だったことかな、他の客で迷惑客もいなかったし。
雨音も凄かったし、最悪に近い環境だった1Stレグになってしまった。


以下、写真集など。





(クレイドルシートは新しそうで清潔感あり。幅は普通だが、デブには前後と足元にチョット圧迫感がある。)


(ヘッドレストも上下に稼働できてフカフカ。カーテンはあるが片側だけ。無いよりいいというほどでもない。)


使い捨てスリッパもあるけれど、前後の間隔は狭くて足の置き場を考えると靴を脱いでいたほうが足元のスペースを確保できる気がする。



(休憩はこの足柄SAと浜名湖SAの2か所にて。ちなみに浜名湖SAでは、バケツをひっくり返したほどの強い雨で外へ出る気になれなかった。)


(千種駅前での様子。雨はやや小ぶりになったが傘は必要なほど。なお、このすぐ近くに吉野家があることをリサーチ済みだったので、次の名古屋空港で朝食が取れないことを踏まえて、吉野家へ飛び込んで朝ごはんを胃袋へ押し込んだことをハッキリと今でも記憶しているなぁ。)


本編2へ続く



(↓どれかひとつで結構ですのでクリックしていただくとありがたいです!励みになります!!)

にほんブログ村 釣りブログへにほんブログ村 釣りブログ 千葉釣行記へにほんブログ村 資格ブログへにほんブログ村 資格ブログ 資格マニアへにほんブログ村 オヤジ日記ブログへにほんブログ村 オヤジ日記ブログ 40代オヤジへブログランキング・にほんブログ村へブログランキング・にほんブログ村へ


 

 


 

 


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熊本&高山ラーメン紀行(概要編)

2021年04月01日 23時59分59秒 | Weblog

【旅のテーマ】


今回は事前予告および表題のとおり、今回の目的をラーメンした移動を縦軸とした旅行とした。
「おいおい、それっていつもじゃねーのか?」


と、ヘビーな読者さんからはツッコまれそうだが、地域の味の特性が最も評価しやすいのがラーメンではなかろうかと思うわけで。


逆に地域固有のラーメンがない都道府県なんかないワケだし…
と、開き直り記事にしてみたのでよろしく付き合ってください。



【旅の概要の概要】


今旅は、一泊三日の移動メインの旅。
初日は夜出発で名古屋まで夜行バスの利用とした。


その後、名古屋を起点として熊本まで飛行機で往復し、鉄路でいつもの高山へ向かって一泊。
早い昼メシののち、名古屋経由で千葉に戻るといったところが大筋の行程である。



【メインは熊本、泊まりは高山】


熊本での行動目的は、護国神社の参詣および有名な麺料理2店で舌鼓をうつこと。
加えて、名古屋から高山への移動に際しては、わざわざJR太多線を使って美濃太田経由で高山入りするということ。


まあ“鉄チャン”でもなければ絶対に選択しないルートを通ってみようということかな。
さらに高山では、当日に本来会いたい人はその日不在なのだけど、偵察目的で過去行きつけだった居酒屋に顔を出すこと。


そして翌朝からは高山ラーメンについて新規開拓1店を加えた2店で食べること。
さいごに名古屋へ戻り、新幹線で初めてグリーン車を利用して帰ることが出来れば完璧な段取り・・・


なのだけど果たして計画どおりコトは進んだのか?
そのあたりを本編にて記事にしていきたいのでよかったら・・・。



【果たしてどうだったか】


これから本編として複数の記事を連作で綴っていくのだけど、天候や天災、土地勘の不利、予想外の出来事など、ポイントとなるイベントは当然いくつか生じた。


もちろん、そういった出来事が生じるということこそ旅の醍醐味ではあるけれど、それらがあっても自分のやりたかったと思う最低限やりたかったことが今旅で行われたのかどうかを本編で語っていこうと思う。



(初めてやってきた名古屋小牧空港からFDA機を利用。今後も利用必至な飛行場だけど、まさか地上の空港だと思ってみなかったのは余談まで。)




(↓どれかひとつで結構ですのでクリックしていただくとありがたいです!励みになります!!)

にほんブログ村 釣りブログへにほんブログ村 釣りブログ 千葉釣行記へにほんブログ村 資格ブログへにほんブログ村 資格ブログ 資格マニアへにほんブログ村 オヤジ日記ブログへにほんブログ村 オヤジ日記ブログ 40代オヤジへブログランキング・にほんブログ村へブログランキング・にほんブログ村へ

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする