メインブログでもチョイと綴ったが、ウォーキング以上ランニング以下、でもジョギングでもない自身の運動のため、本格的のシューズが欲しくなって購入した。
(それまで履いていたショボいジョギングシューズを履きつぶしたことも理由だけどね)
それまでは、動いた距離の分だけ足の裏は痛くなるし、動いている最中に膝が痛くなったりしていて、勝手に「まだまだオレは太りすぎだから、脚のアチコチに負担がかかっている」と思っていたためで、「シューズを変えたら、少しは改善するやも知れん」という発想から靴を新調した。
平日昼下がりのシューズショップ。
この店は大型ショッピングモール内にテナントがあるためもあって、客の出入りがある。
勿論、そんなことは関係なく、走るための靴が良いだろうと思って一回りするのだが、ひとたび「ランニング用シューズ」といっても様々でそんなに数も多くない。
しかも、その店はアディダスやバーンズなどのファッション性のあるシューズを推す店であるため、オレが学生時代に愛用していたアシックス製品は無かった。
アディダスがリーボックを吸収したためなのか、リーボックもちょっと売っていたが、ナイキも目立つ置き方をしていなかったし、やはりこの店はアディダス中心であることを再認識した。
で、パッと見ただけで、候補はアディダスとリーボックに絞られたのだが、オレの目的はあくまで「足裏と膝への負担軽減」であるため、厚底のものを選択することになり、消去法でリーボックのZIGTECHのみとなり、これをお買い上げすることになった。
時代がそうなのかも知れないが、ランニング用となるとタイム重視の超軽量で薄型タイプが多かった。
オレがこんなので走ったら、もっと足が痛くなりそうなシューズがホントに多かった。
もっとも、他のちゃんとしたショップに行けば、他にも選択肢があったんだろうけど、売り場スタッフの対応に負けて即決したということもあるし、最新モデルのアピールも良かったこともある。
外観はともかく実際はどうなのかといえば、重さは底が厚い分そこそこ感じるが、単純に走りやすいという印象だ。 速く歩いている分には、接地の吸収力もあり、「張り付いたら離すような感覚」。
軽く走る分には、スムーズに脚が前後に動くことが、以前のシューズと異なる点だった。
で、この靴をヒザ負担も少ないシューズだと言うことをジョギングする人に紹介しようと思ってネットで少し調べていたら、色々と面白いようなつまらないようなネタが出てきたので、脱線する。
オレもサーフィンしながら思いだしたんだけど、このシューズ「あるマラソン大会では使用禁止」になるほど、性能が高い商品だという売り込みをしていたんだよね。
まるで、いつかの競泳用水着で騒がれた「レーザーレーサー」みたいな扱いだ。
オレが実際にこのシューズを使った感想は、勿論、
「それは大袈裟。劇的に速くなるワケじゃないし、普通のランニングシューズと変わらん。」である。
おそらく購入者も同じ意見になると思うし、これは誇大な広告だろうと、すぐにバレることだ。
(それが狙いなんだろうけどさ)
さらに掘り下げて調べてみたら、その禁止された大会とは「2011荒川30k」というローカルマラソン大会だということが分かった。
ここで開催事務局がリーボックから、どのくらいのお金でこれを取り付けたか分からないが、リーボックのセールスとしてプラスの方向だったのか疑問である。
なお、その大会主催側の文句は以下のとおりである。
『海外でそのシューズ独自のテクノロジーは人気ということもあり、記録への影響を考慮して本大会ではテストケースとして禁止といたしました。事務局ではそのシューズが独自のテクノロジーで着地の衝撃を吸収し、前への跳躍力にすることを可能とし、足への負担を減らすことに成功したとうかがいました。』
こんなのオレから言わせれば、そのヘンの雑誌のウラにあるような、ウソくさいアクセサリーよりも「嘘くさい」文句だ。
丸々、メーカー側のメッセージと同じだし。
ちなみにメーカー側のメッセージ
『ジグザグのソールが、かかと着地時の衝撃を推進力に変換。あなたの足を軽やかに前へと送り出します。足の筋肉への負担が減ることでより長いトレーニングができ、スタミナが向上。さらなるパフォーマンスアップを可能に。アスリートのかかとが着地した際の衝撃エネルギーが、ソールのジグザグに沿ってうねるようにつま先側に走ります。一般的なクッショニングに比べて水平方向へとエネルギーが移動するため、軽快に足を送り出す推進力が生まれるのです。』
ここまでのやりとりがあって、最終的な大会側のコメントは
『なお、大会当日のシューズチェックは行いません。』
もはやこのとおり、バレバレとも言える対応であるからして、多少のバッシングは宣伝になることを想定しているのだ、メーカーもね。
でも、オレは普通に正面突破で良かったと思うけどなぁ。
オレは単純に、いいシューズだと思うもん。
膝への負担も少なくなったし、足裏も痛くなくなったし。
もっと売れたと思うよ、最近のジョギングブームもあるし。
あ、そういやこのシューズの最近の売り出し文句は、 反則テクノロジー「ZIGTECH ZIGACTIVATE」 だってさ。
売り込み方が反則であることを、そろそろ気づいた方が良いし、消費者もそんなにバカじゃないぜ。
★関連リンク★
・ メインブログにおける当該靴のコメント
・ 反則?テクノロジー「ZIGTECH ZIGACTIVATE」
・ 2011荒川30k 秋大会 リーボックシューズについて
リーボック Reebok ランニングシューズ メンズ ジグアクティベイト【Reebok】 リーボック ZIGAC... |