今更宣言するまでもなく、事実上はとっくに歌い手としての活動はしていなかったのだが、あえてここで宣言するのは自分自身の心にケジメをつけるためである。
5月に実施された混声合唱団「樹」第4回演奏会において私は、混声合唱とピアノための「樹の心」のステージだけテノールの一員として歌った。そのことを決意してからは自分なりに事前練習をし、合唱団練習にもほぼ参加した。結果、本番のステージにおいて自らが委嘱した新曲の初演を感動的に終えることができた。このステージを自分の歌い手としての最終ステージにしようと決めたのである。これから予定されている合唱祭や姫路でのコロフェスタは聴衆として楽しませてもらおうと思っている。
混声合唱団「樹」第4回演奏会(5月26日)に向けて、最後の強化練習が18日、19日の2日間行われた。各ステージごとの仕上げ練習を行ったが、特に委嘱初演曲については客演指揮者(18,19日),ピアニスト(18,19日)、作曲者(18日)を迎えて行った。
今日は混声合唱団「樹」の特別練習日であった。連休中ということで参加者は少なかったが充実した練習であった。私は前半はテナーの一員として委嘱新曲の練習に加わり 久しぶりに長時間歌った。後半では担当分2曲の指揮もやった。
既報のとおり、私が委嘱した混声合唱とピアノのための「樹の心」が5月26日(日)に混声合唱団「樹」第4回演奏会において全曲初演される。現在、関係者は演奏会に向けて努力を重ねているところであるが、最近、私がふっと思ったことがある。作曲者の藤嶋さんと「代表曲と言われるような曲にしたいね!」の言葉をかわしつつスタートし完成したこの曲が、はたしていつ頃に広く世の中に知れ渡るのだろうか?まずは初演で聴いていただける人が数百人として、次に楽譜が出版されるか否かは未知のことであり、等々考えていると結構長い道のりになりそうである。「自分の存命中にこの曲が広く歌われるのは難しいかな?」と思いつつあった昨今、全国的に聞いてもらえるチャンスが見つかったのである。このチャンスを逃す手はない!それは「一般社団法人 音楽樹」が主催する「コロ・フェスタ2024in姫路」(2024.11月9日~10日)へのエントリーである。
エントリーするか否かも含めてまだ何も決まっていない現状ではあるが、この私の~TUBUYAKI~は必ず実現させたいと思っている。