8703の部屋

「ハナマルサンの部屋」です。音楽、スポーツ 世相 等々 気ままに綴ります

随想録3

2015-02-28 06:43:24 | 日記
最近、何度かテレビで国会中継を見る機会があった。正直に言って、納得の出来ないことが多く、これでは見れば見るほど、聞けば聞くほど政治(家)不信に陥るのもやむなし、という思いを強くした。その例を幾つか上げてみる。

まずは、政治と金の問題である。これについては何十年も前から言われ続けていて、政治家個人への政治献金は禁止すると言うことで、多額の政党助成金が支払われるようになったはずだが、肝心の政治資金規正法がいわゆるザル法であって、抜け道だらけ。個人が駄目なら団体でとばかりに、各地に政党支部を乱造していったんはその支部へ集めるということで、何ら規制にはなっていない。したがって、政党助成金の趣旨は全く生かされていないというのが現実である。国民からすれば、「税金返せ!」の思いが強い。

また、最近数名の閣僚が問題になっていることとして、国の補助金を受けた団体からの献金がある。これも1年以内の献金は禁止されているのだが、なんと、「政治家本人が、その企業、団体が補助金を受けていることを知らない場合は違法ではない」ということで、まるで「知らないふりをしてもらいなさい。もし知られた場合は、知りませんでした、と言いなさい」と言わんばかりのザル法となっている。

極めつけは議員定数、歳費削減等のいわゆる議員自らが身を削るという国会改革の問題である。これは、与野党問わず、議員全体の怠慢であり、国民への裏切り行為である。忘れもしない数年前の党首討論で野田氏と安倍氏が「定数改革やりましょう!」と大見得を切って解散、総選挙に至ったはず。その後のことは言わずもがなで、何一つ前進していないと言って良い状態である。歳費にいたっては、「東北復興のためにと20パーセントの歳費献上」が、ほとんど消費税アップに合わせてなし崩しになっている。

さらには、「文書通信交通滞在費」の問題がある。昨年某県議会議員の号泣会見で話題になった件であるが、国会議員は月100万円、年にして1200万円という巨額なこの手当てを税金から得ているのだ。それを使途もなにも報告の義務が無いとは、全く理不尽としか言いようが無い。どこの社会、どこの団体であろうとも当然のことをやらずに放置している国会とは何なのか?と言いたい!しかも、日本の議員歳費は年間約2200万円(手当てを含めた総額は約4,200万円)と世界最高水準なのだ。ちなみに、アメリカは約1700万円、イギリス下院は約970万円である。本当に、「しっかりしてよ議員さん!」である。
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「札幌ヴォーカルアンサンブルコンテスト」を終えて

2015-02-23 15:01:40 | 合唱
2月22日(日)に第22回札幌ヴォーカルアンサンブルコンテストが行われた(偶然ながら2が5つも並んだことに気が付いた人がいたのか?)。全出場団体59の演奏を聞いた(聞かせられた~笑~)。朝から夕方18時過ぎまでの長丁場であったが、楽しく聞くことが出来た。各団体ごとに講評を書くという仕事もあるために、睡魔が忍び寄るという隙も無かった(笑)。全体を通して幾つかの特徴というか、近年の傾向を読み取ることが出来たので触れてみたい。

まず、出場団体数は例年60団体程度のエントリーが固定化されているようだ。一日日程で消化するには最大これくらいまでと思われるが、4人の審査員を見出すのが大変そうにも感じる(私にまでお呼びが掛かるのだから・・・)。審査方法としては順位を出すのではなく、各審査員がそれぞれの団体に金、銀、銅、奨励のいずれかを与えるという方式なので、さほど複雑ではない。しかし、睡魔撃退の切り札(笑)とはなっても、書くという作業が疲労を呼ぶようだ(特に目)。昨日、自分の審査傾向としては疲労が増した後半が何故か厳しい評価になったように感じている。ただし、よほど聞くに絶えない演奏でなければ、基本的に奨励は付けないという方針は最後まで保持したが、銅賞にした団体が多くなったように感じている。

出場団体の構成を見ると、高校生以下の部に30団体のエントリーがありほぼ半数を占めている。内訳は小学生が3、中学生が19、高校生が5、混合(中高、ジュニアなど)が3であった。そして、旭川や千歳、恵庭など、札幌市以外からの参加もあった(団体数に余裕がある場合は他地区からの参加も認めている)。なお、小学生チーム3団体が全て金賞という成績は立派であった。小中高生の参加が増え、演奏内容も向上していることは大変喜ばしいことである。

一方、当コンテストにおいて最も私が期待しているルネッサンス・バロック部門の参加団体が3とは誠に残念である。いつもこの部門への参加は少ないようだが、3団体というのは寂しい限りであり、ルネ・バロに挑戦する団体が少ないという北海道全体の特徴が現れているようだ。その他に特筆すべき傾向としては、参加者の年齢の偏りである。圧倒的に若者が多く、常設合唱団の参加が少ない。大学合唱団の有志とか、最近出来た若者中心の合唱団が多く、ベテランも加わっている一般合唱団の参加が少ない。素晴しい演奏をしている若い合唱団への期待も高いが、年齢構成が多様な一般合唱団の活動も大いに期待したいと強く感じた。
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第22回札幌ヴォーカルアンサンブルコンテスト

2015-02-22 05:12:07 | 合唱
本日は「第22回札幌ヴォーカルアンサンブルコンテスト」の審査に行きます。第1回から審査、実行委員等々、何らかの形でかかわってきたイヴェントであるが、宍戸理事長からスタートした思い出のコンテストである。

日 時:2月22日(日)10時00分開場 10時30分開演(18時50分頃終演予定)

会 場:札幌市生涯学習センター「ちえりあ」ホール
     (札幌市西区宮の沢1条1丁目 ℡ 011-671-2200)

部門別出場団体数&タイムテーブル

1高等学校以下A~16団体(10:35~12:03)

2高等学校以下B~14団体(12:23~13:40)

3ルネサンス・バロック~3団体(14:35~14:53)

4一般A~14団体(14:58~16:22)

5一般B~12団体(16:42~17:54)

審査発表~18:2418:49予定)
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「雪あかりの路交流コンサート」盛会!

2015-02-15 20:45:37 | 合唱
新千歳空港の降雪により福島男声合唱団が着陸が出来ずに引き返すという残念な事態になりながらも、参加団体、参加者一同の熱い思いが伝わる素晴しいコンサートであった。各団体が15分~20分間の演奏をし、それを参加者全員とほぼ満席の一般入場者が一同に会して鑑賞するという形態は、「交流コンサート」の回を重ねると共に定着し、熱心な合唱フアンを楽しませていると感じた。もちろん、私も全団体の演奏を聞くことが出来た。写真は最終ステージ、混声合同合唱 指揮者 中村 浩、ピアノ 佐々本朱希子
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2015雪あかりの路交流コンサート~聴き合い、認め合い、交流する~

2015-02-13 12:49:27 | 日記
と き:2015年2月14日(土)午後6:00開演

ところ:小樽市民センター・マリンホール

入場料:1,000円

主催:雪あかりの路交流コンサート実行委員会

後援:小樽市・小樽市教育委員会・全日本合唱連盟北海道支部
   日本男声合唱協会・21世紀の合唱を考える会 合唱人集団「音楽樹」

お問合せ:℡070-5558-4653(中村) http://naccam.jugem.jp/

 1.小樽市立西陵中学校音楽部・末広中学校合唱部(小樽)
  
  NHKコンクール課題曲集から 他  指揮:青木里紗 ピアノ:小崎ゆかり

 2.心奏(かなで)コーラス(小樽)

  コトダマ 他          指揮:浅原富希子 ピアノ:村上由希子

 3.小樽商科大学グリークラブOB会(札幌)

  「やさしい魚」から       指揮:佐野 衛 ピアノ:佐藤千春

 4.小樽市役所グリークラブ(小樽)

  「日本の舟歌」         指揮:村上 学

 5.合唱団ア・ラ・カルト&混声合唱団「樹」

  「水のいのち」からⅠ・Ⅲ・Ⅴ  指揮:横山直樹 ピアノ:佐藤千春

 6.Choeur Jeunesse(旭川)

  「とむらいのあとは」他     指揮:児玉かおり ピアノ:加地紗里亜

 7.Ensemble Morze(函館)

  「5つの祈り」から「鴎」・「44わのべにつばめ」

 8.福島男声合唱団(福島)

  「緑深い故郷の村で」      指揮:高橋裕之

 9.男声合同

  「雪明りの路・第二」      指揮:上田 哲

10.混声合同

  「ぜんぶ」・「あいたくて」   指揮:中村 浩 ピアノ:佐々本朱希子 

11.大交流会  花園遊人庵      
  
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