8703の部屋

「ハナマルサンの部屋」です。音楽、スポーツ 世相 等々 気ままに綴ります

訃報

2010-12-20 10:38:18 | インポート
一昨年の秋から大腸癌と戦っていた友、松井たかお君が今朝逝去した。悲しくて、残念でならない心境である。彼とは高校一年の時同じクラスで、出身中学は違っていたが近くの席になり知り合った。

その後、高校を卒業してからは全く会うことが無く、数十年が過ぎてしまった。彼は東京の大学を出て、東京で就職していた。そして、お互いに還暦を過ぎてから再会し旧交をを暖めることになった。

彼は年に1~2度は必ず滝川市の実家に帰省していたので、その都度会っていた。8703が「札幌mommy’sブラス」の指揮(本年10月で退任)をするようになってからは、何度も練習場まで来て沢山の写真を撮ってくれた。そして、「いずれは写真集にしたい」と語っていたのである。

しかし、一昨年秋に数度目の練習風景撮影の約束をしていたのだが、突然「大腸癌の手術のために行けない」の連絡が入りmommy’sの取材活動は中断していた。

レベル4という重篤な状況であったが、敢然と病に立ち向かい本年6月に小樽市で行なった恒例の「滝川会」にも出席していた。そして、帰りの列車の中で2011年は滝川市内の「でん助」にて同期会を行なうことを強く希望し、「俺も必ず出席するので、出来れば6月25日に決めて欲しい」と、彼が言って別れたのであった。

その後、10月2日に同期の有志8名が「でん助」に集い、2011年6月25日に同期会開催を決定し、そのことを彼にも伝えたのだが、丁度この頃から次第に病状が悪化して来たようであった。

そして、11月14日「奇跡は起こりませんでした」のタイトルで「医師から、治療の施しようがなくなったとの宣告を受け、死を覚悟した。これまで色々ありがとう」のメールが入り「みなさんにも、ありのままを伝えてください」と結んでいた。

今朝8時、東京在住の日沼君から「今朝5時に松井たかお君が息を引き取ったそうです」の訃報が入った。「何とか奇跡よ起これ!」と、仲間たちと祈っていたのだが彼の言うとおり「奇跡は起きなかった」。残念無念、悲しいことだが、松井君のご冥福をお祈りするのみである。合掌
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする