第64回北海道合唱コンクール 中学校・高等学校部門を聞いたが、中高ともに大変レベルの高い内容であった。「全国大会へ進む学校以外にも、全国のステージで歌って欲しいところがある」ということは前記したが、金賞、銀賞を受賞した学校の演奏は大変レベルが高く、「順位はあって無しが如し」が8703の実感である。特に、自由曲はそれぞれが個性的な選曲で、歌いこみ充分なので聞き応えがあった。高等学校は帯広、旭川、札幌と金賞団体に広がりはあるのだが、中学校は金賞受賞は全て札幌市立中学校となり、他にも代表校に匹敵するような実力校が目白押しという感じで、札幌地区中学校の演奏レベルは非常に高いと言えよう。
代表校の某先生曰く「ちょっと風が吹いただけです!」という言葉にはあながち謙遜だけではない、実感がこもっているようにも受け止めている。惜しくも全国大会への出場が成らなかった他校の仲間たちの思いもこめて全国大会のステージを楽しんで欲しいと思っている。高等学校代表の帯広三条高校と札幌旭丘高校は、昨年度日本一の実績を持って連続出場となるが、昨年にも増すほどの演奏内容である。安直に連続日本一を、などと言えるほど甘いものではないが、その可能性は充分と言っても過言ではない。
全国大会出場校の指揮者(ピアニスト)および自由曲
北海道帯広三条高等学校合唱部 指揮:豊田 端吾 ピアノ:波塚三恵子
女声合唱とピアノのための組曲 女に第1集より 血一腕
作詩:谷川俊太郎 作曲:鈴木輝昭
北海道札幌旭丘高等学校合唱部 指揮:大木 秀一
Anima Christi 作曲:Ryan Cayabyab
札幌市立琴似中学校合唱部 指揮:津田 尚 ピアノ:伊藤 千尋
混声合唱とピアノのための「四つの断章」より
苦しみの日々、哀しみの日々 作詩:茨木のり子 作曲:松下 耕
札幌市立上篠路中学校合唱部 指揮:田丸 基子 ピアノ:吉野 智子
混声3部合唱とピアノのための組曲 クレーの絵本 第1集から
あやつり人形劇場 作詩:谷川俊太郎 作曲:三善 晃
幻想喜歌劇「船乗り」から 格闘の場面
作詩:谷川俊太郎 作曲:三善 晃
黄色い鳥のいる風景 作詩:谷川俊太郎 作曲:三善 晃
札幌市立手稲東中学校合唱部 指揮:三澤真由美
無伴奏女声合唱のための万葉恋歌より
1.春の苑 作詩:大伴 家持(和歌) 作曲:信長 貴富
2.君待つと 作詩:額田王(和歌) 作曲:信長 貴富
3.天の火 作詩:狭野弟上娘子(和歌) 作曲:信長 貴富
代表校の某先生曰く「ちょっと風が吹いただけです!」という言葉にはあながち謙遜だけではない、実感がこもっているようにも受け止めている。惜しくも全国大会への出場が成らなかった他校の仲間たちの思いもこめて全国大会のステージを楽しんで欲しいと思っている。高等学校代表の帯広三条高校と札幌旭丘高校は、昨年度日本一の実績を持って連続出場となるが、昨年にも増すほどの演奏内容である。安直に連続日本一を、などと言えるほど甘いものではないが、その可能性は充分と言っても過言ではない。
全国大会出場校の指揮者(ピアニスト)および自由曲
北海道帯広三条高等学校合唱部 指揮:豊田 端吾 ピアノ:波塚三恵子
女声合唱とピアノのための組曲 女に第1集より 血一腕
作詩:谷川俊太郎 作曲:鈴木輝昭
北海道札幌旭丘高等学校合唱部 指揮:大木 秀一
Anima Christi 作曲:Ryan Cayabyab
札幌市立琴似中学校合唱部 指揮:津田 尚 ピアノ:伊藤 千尋
混声合唱とピアノのための「四つの断章」より
苦しみの日々、哀しみの日々 作詩:茨木のり子 作曲:松下 耕
札幌市立上篠路中学校合唱部 指揮:田丸 基子 ピアノ:吉野 智子
混声3部合唱とピアノのための組曲 クレーの絵本 第1集から
あやつり人形劇場 作詩:谷川俊太郎 作曲:三善 晃
幻想喜歌劇「船乗り」から 格闘の場面
作詩:谷川俊太郎 作曲:三善 晃
黄色い鳥のいる風景 作詩:谷川俊太郎 作曲:三善 晃
札幌市立手稲東中学校合唱部 指揮:三澤真由美
無伴奏女声合唱のための万葉恋歌より
1.春の苑 作詩:大伴 家持(和歌) 作曲:信長 貴富
2.君待つと 作詩:額田王(和歌) 作曲:信長 貴富
3.天の火 作詩:狭野弟上娘子(和歌) 作曲:信長 貴富