Y子の病がどのような症状として安定し、どのような後遺症が残るか?大切な数日間が経過し、何とか一段落し安定したことを確認して息子は東京へ帰った。症状としては意識はまあまあ確かであり、四肢に重大な障害がないことが確認できた。とりあえず、自らの脚で歩行が出来、用も足せて、食事も出来る。予想される最悪の事態(寝たきりとか車椅子生活)は避けられたことが確認できた安堵感は大きかった。
Y子の場合は左脳の一部が損傷したために、右手、右脚にやや不自由さがあった。しかし、歩いてトイレにも行け、食事もほとんど介護が無くても摂れる状態であった。当初は右手で食事をすること(スプーンで)に難儀していたが、1週間~10日後には不十分ながら箸を使うようになるまで回復していた。しかし、現状でも右手と右脚はまだ完全には回復はしていない。箸で物をつまむようなこは自由に出来ないために、食べ物をこぼしたり、食べ残しがあったりはする。右足はほとんど支障なく歩けるが、まだ少し引きずるところがり、ゆっくり大股で歩くことは長くは続かないようである。現在、本人が最も難儀していることは言葉の問題である。自分の意志を言葉として伝えられないもどかしさに悩んでいるようだ。しかし、快眠、快食が続き元気であることは嬉しい。
注:拙文を読んでいただいている方に言い訳をさせてもらいます。この「闘病記」を起稿してから未だ日も浅いのに、No5.とは?とお思いの方もおられると思います。その理由は、私が長文が不得手であるからです。また、お人かたの文を読んでいても、とても格調が高くて素晴しいと思われるものでも、あまり長いと途中で挫折することがあります(年齢のためか?)。したがって、さして読み応えも無い拙文を長々と書き連ねることに恥じらいを覚えるのです。と言うか、長文をものにするほどの文才がないということであります。ならば書くな!という声が飛んできそうなのでこのへんで。よろしくお願いします!