8703の部屋

「ハナマルサンの部屋」です。音楽、スポーツ 世相 等々 気ままに綴ります

第3回定期演奏会

2022-07-04 11:03:59 | 合唱演奏会

混声合唱団「樹」は第3回定期演奏会(2023/5/28)に向けて本格的な準備を開始した。2010年に自ら呼びかけをして10名程度のメンバーでスタートした「樹」が、ここまで活動が継続し、細々ながら成長していることを大変うれしく思っている。焦らず、急がず、をモットーにしてやって来たせいもあり、自主公演(定期演奏会)のスタートが2017年になってしまったが、昨年第2回演奏会(10周年記念)を終えることが出来た。そして第3回となるわけだが、この演奏会をもって筆者は常任指揮者を辞する予定である。

第1回から取り組んできた「ルネ・バロステージ」と「高田三郎ステージ」を指揮する予定である。これは、創団当初から掲げてきた路線の継続となる。ポリフォニー及び高田三郎作品を歌い続けることを柱としてやって来たのである。ポリフォニーに関しては、言うまでもなく合唱音楽の原点であり、「ここを通らずに合唱への道は無い」と考える筆者のこだわりである。しかし、現実にはほとんどの団員がポリフォニー合唱曲の未経験者であることからして、それほどレパートリーを広げることはできなかったが、既習曲と新曲を合わせて数曲演奏する予定である。

高田作品に関しては、筆者自身も学生時代から歌い、指揮者としても高校生、大学生と演奏をしてきたもので、日本の合唱史に輝く名曲と思っている。たまたま1990年11月25日、今は無き札幌厚生年金会館での全日本合唱コンクール全国大会の審査員の一人として高田三郎さんが来られた。その際、歓談の機会があり「水のいのち」の楽譜にサインをしていただき、「高田先生の作品を歌い続けます」と約束をした。その約束を果たしてきたつもりである。

さて、1回目は「水のいのち」、2回目は「心の四季」を歌ったが、今回は「わたしの願い」に挑戦する。そして、1,2回目同様に公募合唱団員とともに演奏したいと思っている。間もなく公募の要項、練習計画などが発表されるはずだが、前2曲に比して歌唱経験者が少ないようである。ぜひ、多くの人と共に常任指揮者としての最後のステージを終えたいと思っている。

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