合唱三昧

１０月最大のイヴェントが終わった。２０日（土）、２１日（日）の２日間にわたって札幌市民合唱祭が行われ、延べ１２７団体の演奏が繰り広げられた。８７０３は、２０日には混声合唱団「樹」の指揮者として参加し、２１日は、審査・講評者の一人として朝から夜まで、合計８３団体の演奏を聞かせてもらった。

２０日、「樹」の初ステージはまずまずの出来であったと思うが、全体的にやや緊張気味で（中には、合唱団員として初めてステージに立った人もいた）、少々伸びやかさに欠ける演奏になったように感じている。やはり、合計１０人での混声四部合唱は厳しいようである。しかし、創部から丁度２年半、細々ながら練習を重ねて初ステージを経験したことは貴重であった。

２１日は、朝９時３０分に教育文化会館集合、１０時演奏開始から夜２０時過ぎまで８７０３を含む３人の審査・講評担当者が各団体の演奏に講評を書き、最終的には「札幌市民芸術祭大賞・奨励賞」を受ける団体を決めるという重責を果たして会館を出たのは２０時３０分頃であった。朝早い出発であることと、プロ野球セリーグの巨人、中日戦のことも気になるので、久しぶりに自家用車で出かけていた。帰路の睡魔が懸念されたが、神経が高ぶっていたことと、ラジオ（巨人戦）に集中できたことで眠気は無かった。高速を飛ばして帰宅、最後のサヨナラの場面はテレビで確認することが出来た。合唱三昧の２日目を、めでたしめでたしで終えることが出来た。

2012.10.18 in SapporoDome

５回裏日ハムの攻撃～２アウト満塁で、打者は稲葉選手～残念ながら得点はならず
　

７回裏日ハムの攻撃～２アウトランナーに金子選手～打者糸井選手～第一球をライトスタンドへホームラン
　

ヒーローインタビュー糸井選手に続き、武田勝投手が招かれている
　

ヒーローインタビューが終わり、勝利を祝う花火が舞う
　

明日は札幌ドーム

今日からプロ野球クライマックスシリーズ第２弾が始まる。札幌ドームでは日本ハムファイターズとソフトバンクホークスの試合がある。今回はチケットも求めることなく、完全にテレビ観戦を覚悟していたのだが、先ほど岩東ＯＢのＵ君から電話があり「クライマックスシリーズのチケットがあります。今日から３日間大丈夫ですよ。」とのこと。丁度、明日が空いていたので札幌ドームへ行くことにした。楽しみである！

Ｂさんの提言

児童合唱団の指導をライフワークにされているＢさんが、次のようなコメントを寄せてくれた。いささか「頑なな思い込み」といった面も感じられるが、「合唱指導者への警鐘」と受け止めるべき内容も含んでいる。

私は合唱大好き人間であるが、今回は「ＮＨＫ全国学校音楽コンクール全国大会」の放送は一切見なかった（聞かなかった）。理由は、このコンクールが、子どもたちから合唱の喜びを取り上げていると思うからである。そこには、勝つために、指導者（先生）が高い評価を得るために必死に練習をし、本番に臨んでいる姿があり、子どもたちの表情には自然さは無く、作られた表情がある。コンクールで勝つためではなく、子どもたちに合唱を楽しませるための練習をして欲しいと思っている。
私が児童合唱団の指導を通して願っていることは、子どもたちにとって将来どのような大人になるか大切な時期、合唱を通して逞しくて優しい心を育てたい。そして、団員を増やし、歌声が溢れる明るい街にすることである。

スポーツの秋、芸術の秋

この数日はテレビに釘付けが続いた。朝はアメリカ大リーグ、ワールドシリーズへ向けての戦いが続き、ヤンキースの黒田、イチローの活躍に期待。午後、昨日までは男子プロゴルフの日本オープン、合わせてプロ野球クライマックスシリーズと、席をはずす暇も無いほど盛りだくさんであった。お陰で自分が運動不足気味になり、やや体重が増えている。

現在も、ヤンキースとタイガースの試合が続いている。しかし、日本オープンゴルフは昨日で終わり、今日のクライマックスシリーズはナイターなので、久しぶりに日中はテレビから開放されそうである。出来れば、打ちっぱなしにでも行きたいところだが、天候次第である。そして、週末からはコンサート、合唱祭等々、芸術の秋が待っている。