THE GOUGE 第4回演奏会、いよいよ今日(18日)18時30分開演です。間違いなく北海道トップレベルの演奏が聴けるはずです。大いに期待して「ちえりあホール」に馳せ参じましょう!
今週(2月18日)は、畏友平田稔夫氏が指揮者、藤嶋美穂さんが代表を務める「THE GOUGE第4回演奏会」がある。なんと、結成15周年・指揮者還暦記念というおめでたい演奏会である。コロナ禍という難局を克服して、ますます意気盛んに活動を続けているガウジユ。演奏会の大成功を樹団員と共にたしかめたいと思っている。
札幌市合唱教育研究会主催の第36回中学校合唱演奏会「合唱の輪」が3年ぶりに開催された。まだマスクを着用しての演奏ではあるが、相変わらず良質な合唱を聞かせてくれた。コロナ禍の影響か、部員数の減少に悩む学校もあるようだが、新年度に向けて更なる前進が期待できる好演奏が多く、札幌市の中学校合唱界は健在なりを実感した。
指揮者は練習中、団員と振り(指揮)や言葉で対話している。団員の表現手段は音(メロデイー)や言葉(詩)である。もちろん、若干の対話も含まれる。指揮者は主として棒(振り)で音楽を表現し、合間(補助的)に言葉を使う(練習時)のが通例である。したがって、いかに指揮をするか、いかに言葉を発するか、指揮者にとっての重要な使命である。「指揮がわかりずらいとか見ずらい」といった言葉は、指揮者にとっての大いなる反省点であると同時に屈辱的な言葉である。一方指揮者側から見ると「わかりずらい、見づらい」という以前に、「あなたは肝心なところで、ほとんど指揮を見ていませんよ!」と言いたくなる場面もある。したがって、本稿は「指揮者は演奏者にわかりやすい指揮をし、演奏者は指揮をよく見ることが大切ですね!」が、何を今更の結論である。